こんにちは、加熱式たばこブロガーのアイコスさん(@iqossan)です。
「アイコスイルマ」が発表されました。発売前から判明していた通り、「アイコスイルマ」の専用たばこスティック「テリア」の中には、金属製の誘熱体が入っていることが確認されました。
”金属が入っている”と聞くと少し怖い気がしますが、どのような仕組みなのか、実際に「テリア」を分解してみた画像とともに解説します。
「アイコスイルマ」と「テリア」の仕組み
「テリア」は「アイコスイルマ」のためだけに作られた、アイコスイルマ専用たばこスティックです。それ以外の加熱式たばこデバイスには利用できません。もちろん、「アイコス3デュオ」などの従来のアイコスにさえ利用できません。
それではまず、この2つの新製品の内側、仕組みを見ていきましょう。
アイコスイルマの内側
「アイコスイルマ」は従来のアイコスと異なり、ブレードがない新構造”スマートコア・インダクション・システム”が採用されており、文字通り加熱ブレードがありません。
従来のアイコスのホルダーには、ホルダー内部に加熱ブレードがあったのですが、なくなってしまいました。
しかし、加熱ブレードがない・・・のにも関わらず、これまでのアイコスと同じく内側加熱することが可能です。それを可能にしているのが、テリアに内包されている金属体です。
テリアの内側
「テリア」のたばこ葉の中心には”誘熱体”と呼ばれる金属体が内包されています。
この金属が「テリア」に存在するおかげで、「アイコスイルマ」大きな独自性を発揮します。
イルマとテリアの組み合わせで独自性を発揮する
実は、「アイコスイルマ」は加熱ブレードがなくなったため、単純に捉えると”コイルモジュール”というものでたばこ葉を外側加熱する仕組みになっています。
上図のように、コイルモジュールでたばこスティックを外側加熱するのは他加熱式たばこと変わりません。
しかし、「テリア」の中に金属性の誘熱体があることで、たばこ葉を外側から加熱しながらも内側から同時に加熱されることになるのです。
つまり、「アイコスイルマ」は「テリア」を利用することで、外側と内側どちらからも加熱されているということになります。だからこそ、よりリッチで味わい深いテイストを楽しめるわけです。
テリアの内部構造 実際の金属体
それでは、「テリア」の内部構造を見てみましょう。実際に「テリア」のスティックを分解します。
少々粗いので少し拡大します。
実際に「テリア」のスティック内部には金属体が入っていることが確認できました。なおこちらの画像はアイコスさんTwitterのフォロワーである、ゆい様より頂きました。いつも大変感謝です。
まとめ
さて、「アイコスイルマ」専用たばこスティック「テリア」の内部構造まで、実際に分解して確認してきました。わかったことをまとめます。
- 「アイコスイルマ」は従来のアイコスのように加熱ブレードがない
- 専用たばこスティック「テリア」には金属体が内包されている
- 「イルマ」と「テリア」を組み合わせて使うことで外側も内側も加熱される
- この仕組みの名称は「スマートコア・インダクション・システム™」
「アイコスイルマ」の内部構造を知ることで、その独自性をより認識することができました。この「スマートコア・インダクション・システム™」により、アイコスならではのたばこの満足感はそのままに、お手入れも不要になるという大きな進化を遂げたのが、「アイコスイルマ」ということですね。