こんにちわ、アイコスさんです。
BATの加熱式たばこ「glo hyper +(グローハイパープラス)」を手に入れることができたので、実機レビューをお送りしたいと思います!
まさかの980円の新型加熱式タバコとして話題になっている当デバイスですが、通常の「グローハイパー」からどのような違いがあるのか?画像たっぷりで比較しました。また、購入時とても重要になるデザインの参考もまとめています。
「グローハイパー」と「グローハイパープラス」の違いは?
「グローハイパープラス」は、2021年1月12日に発売されたBATの加熱式タバコ。もともと「グローハイパー」というBATの人気デバイスがあり、それがアップグレードされたバージョンと捉えることができます。様々な角度から「グローハイパープラス」を見てみましょう。
メタリックな素材が、機体全体を非常にスタイリッシュに魅せており、高級感があります。
内容物も確認すると、本体と充電機、クリーニングスティックと、基本的にはこれまでの「グロー」と同じものとなっていました。
通常グローハイパーと比較する
実機同士を比較すると、見た目の印象が結構変わっていることがわかります。
「グローハイパー」では、正面に「glo」のロゴがあったが、「グローハイパープラス」では側面にロゴが移動しています。また、充電ステータスを表す部分が、「グローハイパー」は点々で区切られていたが、「グローハイパープラス」では区切りはなくなり、以前のグローシリーズのような見た目になりました。
上部のカバーは、「グローハイパー」の方がグリップが効いていたが、「グローハイパープラス」では滑らかな形状に変わっています。この点は以前のバージョンの方が良かった気もする。
基本的に「グローハイパー」と「グローハイパープラス」の構造は同一のようです。下部のクリーニングのための形状も同じ。他社だとアップグレードされるたびにこういう形状が変わったりするイメージがあるが、「グローハイパー」では基本的に同じ設計でアップグレードを果たしたようです。
「グローハイパー」と「グローハイパープラス」の3つの違い
では、「グローハイパー」と「グローハイパープラス」は、何が違うのか。大きく3つの変更点があります。
- デザインカスタマイズ性アップ
- 加熱温度が10℃アップ
- 価格が200円アップ
①:24種類からデザインを選べる
「グローハイパープラス」は、メインボディとサイドパネルを選ぶことで、合計24種類ものデザインを選択することができます。
24種類とは結構な数ですが、この選択は購入時しか行うことができません。買った後にパーツを差し替えることはできないので、慎重に選ぶ必要があります。
②:ブーストモードの加熱温度が10℃アップ
「glo hyper+」は従来の「glo hyper」に比べ、ブーストモードの最高加熱温度が10℃高くなっています。たかが10℃、されど10℃。吸い応えや味わいに大きな変動はない…と思いつつも、しっかりと喫味を楽しむことができた気がします。
③:値段が200円高い
「グローハイパープラス」は980円、「グローハイパー」は780円と、「プラス」の方が値段が200円違います。しかし、結局1,000円以内に収まっているので、安すぎるようにも感じますよね。
グローハイパーシリーズのスペック一覧表
加熱温度など含めて、スペックを確認しましょう。「グローハイパープラス」と「グローハイパー」は、上記の3つの違いを除きほぼ同一のものということがわかるかと思います。
グローハイパープラス | グローハイパー | |
---|---|---|
加熱温度 | 通常:250℃ ブースト:270℃ |
通常:250℃ ブースト:260℃ |
加熱時間 | 通常:20秒 ブースト:15秒 |
通常:20秒 ブースト:15秒 |
使用時間 | 通常:4分 ブースト:3分 |
通常:4分 ブースト:3分 |
充電時間 | 約90分 | 約90分 |
連続使用回数 | 約20回 | 約20回 |
重量 | 約111g | 約106g |
サイズ | 高さ:83mm 横幅:46mm 奥行き:22mm |
高さ:83mm 横幅:43mm 奥行き:21mm |
価格 | 980円(税込) | 780円(税込) |
24種類のデザインカラーを選べる
さて、ここからは「グローハイパープラス」のデザインの話をしたいと思います。この新型機は、デザインを選べるということを最大限にアピールしており、「グローハイパープラス」を買うのであれば、ここが最も重要な項目です。
【重要】購入時のみ選択が可能
そしてこれは私も当初勘違いしていたのですが、「グローハイパープラス」は、デザインを途中で変えることができません。
例えば、「アイコス3デュオ」のように、ドアカバーを差し替えることでデザインを変える・・・といった機能は「グローハイパープラス」にはなく、買ったら最後、そのデザインのままとなります。
よって、「グローハイパープラス」における購入時のデザイン選択は非常に重要です。
今回特別にBATから、全24種類の色の見本をいただくことができたので、「なるほどこんな感じね」ということを確認いただけたらと思います。
青(ブルー)ベースのグローハイパープラス
はじめに青メインの「グローハイパープラス」を見てみましょう。ベースの青が結構強めなので、軽やかなサイドパネルが合いそうです。
また、やはりメインボディの色が印象を強く作用します。
例えば、サイドパネルが「クロームブラック(グレー)」を選んだとしても、メインボディがブラックのセットとでは全然印象が違うことがわかります。
金(ゴールド)ベースのグローハイパープラス
続いてメインボディが金色の「グローハイパープラス」を見てみます。この金色はかなり「アイコス」シリーズの金色に近く淡めで、スタイリッシュな中に高級感が溢れています。
サイドパネルの金色は「ミラーゴールド」という名前で、メインボディより濃い金色なので、金+金も割と良さそう。ゴールドカラーはどんなサイドパネルカラーでも合いそうですね。
黒(ブラック)ベースのグローハイパープラス
続いてメインボディが黒色の「グローハイパープラス」を見てみます。ネイビー色の入った黒とかではなく、純粋に黒(#222くらい)。更に、準備されているサイドパネルカラーも暗めなカラーが多いので渋い印象になりますね。
私が持っているのは「黒×グレー」ですが、オレンジを合わせるのも良さそう。
白(ホワイト)ベースのグローハイパープラス
最後にメインボディが白の「グローハイパープラス」を見てみます。最もオープンなカラーリングなので、どんなサイドパネルも、サイドパネルの色合いに目がいきます。
「パウダーブルー」を合わせることで、クリーンな「グローハイパープラス」(画像右下)を作ることもできて良いですね。
メインボディのカラーは、4種類。サイドパネルのカラーは、11種類あり、メインボディに対して選択できるサイドパネルカラーは6種類に限定されています。
上記の24パターンの内どれかを選択することになるので、是非参考にしてみてくださいね。
彩りがプラスされた安すぎる加熱式たばこデバイス
今回、BATの加熱式たばこ「グローハイパープラス」を見てきましたが、文字通り彩りが”プラス”された新型機だと思いました。
もちろん、「アイコス」シリーズもデザインのカスタマイズ豊富性を大きくアピールしています。それでいうと「グロー」にはこれまでそういった”遊び”は少なく、純粋にたばこデバイス!として展開を続けてきた印象がある。
しかしここにきてBATは「グローハイパープラス」のカスタマイズ性をもってして、980円というあまりに安すぎる価格設定のデバイスを発売。「アイコス」に大きな勝負に挑んできた感があります。
「アイコス」の最新モデルは9,980円。「グロー」の最新モデルは980円。定価時点で実に9,000円もの価格差があります。これは大きすぎる。今回の「グローハイパープラス」の登場で、「アイコス」も何かしらの動きを出してくる可能性があります。加熱式たばこユーザーとしては楽しみな企業間競争ですね。
「グローハイパープラス」は自分色を選べる色鮮やかな加熱式たばこデバイスでした。この安さなら、加熱式たばこへの切り替えを考えている人にとっても気になる存在となりそうです。