デバイスの販売終了や新製品発売、価格改定など様々な変化が巻き起こる加熱式デバイス業界は常に変化がつきものです。
BATジャパンから、『glo hyper air(グローハイパーエアー)』が発売となり、注目を集めています。
この記事では、グローハイパーエアーと『IQOSILUMA(アイコスイルマ)』を徹底比較してみました。
グローハイパーエアーとアイコスイルマを比較して、それぞれのメリット・デメリットを伝えていきます。
加熱式たばこユーザーの人や紙巻きたばこから加熱式たばこへの乗り換えを考えている人は、デバイス購入の参考にしてくださいね。
超計量モデル・グローハイパーエアーとは?
グローハイパーエアーの特徴を紹介します。
グローハイパーエアーは、2023年6月に発売されたグローハイパーシリーズ最軽量モデルです。
デバイスは薄く平たいデザインで、軽くて持ち運びやすいことが特徴の一つです。
カラーも空の色をイメージした幻想的な色味を採用しており、スタイリッシュな印象を与えます。
軽量、省スペースを実現しながらも、ノーマルモードとブーストモードの2種類の加熱モードを搭載し、吸いやすさも兼ね備えています。
今後、加熱式たばこ界でグローの位置づけを向上させる可能性を秘めたモデルです。
加熱式たばこの老舗・アイコスイルマとは?
アイコスイルマは、言わずと知れた加熱式デバイスの先駆者、アイコスシリーズの最新モデルです。
加熱式デバイス業界ではトップの地位を保ち続ける最大の特徴は、紙巻きたばこに近い吸いごたえを実現していることと言えるでしょう。
強いキック感を得られる吸い心地は、紙巻きたばこから加熱式たばこへ多くの喫煙者を導いた実績があります。
アイコスシリーズ最新モデルとなったアイコスイルマは、メンテナンスも不要となり、使い勝手の良さも特徴の一つです。
また、多彩なアクセサリーが用意されており、自分好みにデバイスをカスタマイズできることもアイコスユーザーにとっては嬉しいところ。
加熱式デバイスの先駆者でもあるアイコスブランドが与える安心感もあり、根強い人気を誇っています。
グローハイパーエアーとアイコスイルマの価格を比較
グローハイパーエアーとアイコスイルマの価格を比較しました。
グローハイパーエアー | アイコスイルマ | |
---|---|---|
本体価格 | 1,980円 | 6,980円 |
たばこスティック価格 | 400円~540円※ | 480円〜580円 |
保証期間 | 6ヶ月(製品登録で1年に延長) | 6ヶ月(製品登録で1年に延長) |
※2024年1月18日現在
本体価格、たばこスティック価格ともにグローハイパーエアーの方が圧倒的にお得です。
本体価格の安さはもちろん、継続的な支出となるたばこスティックが安いことは大きなメリットですね。
ネオとクール・エックス・ネオが500円、ケント・ネオスティックは450円、そして加熱式たばこ業界最安値のラッキーストライクはなんと価格破壊の400円となっています。
グローハイパーエアーは、加熱式タバコを使用するハードルを下げてくれそうですね。
グローハイパーエアーとアイコスイルマのデバイス仕様を比較
グローハイパーエアーとアイコスイルマのデバイスの仕様を比較してみましょう。
グローハイパーエアー | アイコスイルマ | |
---|---|---|
デバイス寸法 | 高さ:97mm 横幅:47mm 奥行き:13mm 重量:75g |
高さ:121.5mm 幅:47mm 奥行:23.4mm 重さ:116.5g |
ホルダー寸法 | 高さ:101mm 幅:14.5mm 奥行:- 重さ:30.5g |
|
カラーバリエーション | 全5種類 | 全5種類 |
外観特徴 | 薄型・軽量で持ち運びやすいスタイリッシュなデザイン | 初代IQOSから進化しているものの、サイズ感には変わりはなく都会的かつシンプルなデザイン |
注目すべきは、グローハイパーエアーの軽さとコンパクトさです。
小さい、軽い加熱式デバイスを求める人にはグローハイパーエアーが良いでしょう。
ただし、アイコスイルマは充電用デバイスとたばこを吸う時のホルダーが分かれており、喫煙時の軽さで言えばアイコスイルマの方がお手軽です。
デバイス仕様による使い勝手という意味では、どちらが良いかはその人次第で変わってきますね。
また、外観デザインも重厚感を感じさせるアイコスイルマと薄くてスタイリッシュなグローハイパーエアとでは、どちらが好みか個人差がありそうです。
グローハイパーエアーとアイコスイルマの機能を比較
グローハイパーエアとアイコスイルマの機能を比較してみました。
グローハイパーエアー | アイコスイルマ | |
---|---|---|
加熱時間 | スタンダード:30秒 ブースト:20秒 |
20秒 |
喫煙時間 | スタンダード:4分 ブースト:3分 |
6分間(最大14パフ) |
充電時間 | 約120分 | デバイス本体:135分 ホルダー:たばこ1本分で1分50秒の充電 |
メンテナンス | 20本ごとにブラシでの掃除、5本ごとに水分の拭き取り | 不要 |
連続使用 | 最大20回 | 2回 |
加熱方式 | スティックを360度全方位で直接加熱 | スマートコア・インダクション・システムでたばこを芯から加熱 |
加熱温度 | スタンダード:240℃~250℃ ブースト:260℃~280℃ |
300~350℃ |
グローハイパーエアーとアイコスイルマの機能には色々な差があります。
グローハイパーエアは20本ごとにメンテナンスを行う必要がありますが、一日の終わりに習慣にできればさほど苦痛ではないでしょう。
グローハイパーエアのその他の機能の特色として、低めの温度で加熱するスタンダードモードと、高温で加熱するブーストモードの2種類が搭載されています。
ブーストモードの方がより強いキック感が味わえ、グローハイパーシリーズの特徴とも言える機能です。
連続使用についても、一回の充電につき最大20回でき、たばこスティック1箱ごとに充電するという目安はわかりやすいですね。
一方、アイコスイルマの最大の利点は、メンテナンスが不要なことです。
また、充電用デバイスを充電中でも、ホルダーで喫煙できる機能は使いやすいですね。
そして、高温で加熱することで強いキック感が味わえることがアイコスイルマの魅力の一つです。
メンテナンス・充電時間・加熱方式など様々な要素をチェックして、どちらが良いか判断してくださいね。
グローハイパーエアーとアイコスイルマの味わい・匂いを比較
グローハイパーエアーとアイコスイルマの味わいや喫煙後の匂い残りを比較しました。
グローハイパーエアー | アイコスイルマ | |
---|---|---|
フレーバーの種類 | 全25種類 ・クール・ネオ:12種類 ・ケント:7種類 ・ラッキーストライク:6種類 |
全33種類 ・テリア:20種類 ・センティア:13種類 |
味わい | 3ブランドそれぞれの良さがあり、加熱式たばこならではの強メンソールや味変カプセルを楽しめる | 紙巻きたばこに近い強いキック感と重厚感を楽しめる |
匂い残り | ほぼないがフレーバーによっては周囲に匂い残りがある | 高温加熱による焦げたような匂いがやや残る |
フレーバーの数で言えばアイコスイルマに軍配が上がりました。
ただし、センティアはテリアの廉価版という位置づけで、「ポップコーン臭がするから嫌い」という声も少なくありません。
グローハイパーエアー用のたばこスティック全25種とテリア20種類の比較、という意味ではグローハイパーエアーの方が種類が多いとも言えます。
また、強いキック感は譲れないという人には、アイコスイルマがおすすめです。
味わいや匂い残りについては、個人の好みに分かれる所が大きいですね。
また、些細なことではありますがたばこスティックをデバイスに挿したとき、グローハイパーエアーの方が吸い口が少し短くなります。
アイコスイルマユーザーの人がグローハイパーエアーを吸うと、慣れるまでは吸うときに唇がデバイスに触れるかも知れません。
デバイスを衛生的に保つためにも、唇が触れたらティッシュで拭くなど対策をしてください。
グローハイパーエアーとアイコスイルマどっちがおすすめ?
グローハイパーエアーとアイコスイルマどっちがおすすめかというと、それぞれにメリットがあるので一概には言えません。
メーカーが違うため、対応しているたばこスティックの銘柄で選ぶという方法もあります。
しかし、ここでは、それぞれのデバイスの特徴をまとめ、グローハイパーエアー・アイコスイルマがおすすめの人を紹介します!
どちらが良いか選ぶときの参考にしてください。
グローハイパーエアーがおすすめの人
グローハイパーエアーは、こんな人におすすめです。
- コスパの良い加熱式たばこが欲しい
- 色々なブランドの銘柄のたばこを吸いたい
- 軽くて持ち運びやすい方が良い
グローハイパーエアーは、デバイス価格・たばこスティック価格ともにアイコスイルマに比べて安い価格設定になっています。
また、たばこの銘柄もラッキーストライク・ケント・クール・ネオシリーズと幅広く、ブランドごとに微妙な味わいの違いを楽しめます。
スリムで軽く、スタイリッシュなデバイスのデザインも魅力の一つです。
外出時に手荷物をコンパクトにしたい、という人にもおすすめです。
グローハイパーエアーを購入したい!と思った人は、当サイト別記事で購入方法を紹介しています。
ぜひ、そちらも参考にしてください。
アイコスイルマがおすすめの人
アイコスイルマは、こんな人におすすめです。
- 紙巻きたばこに近い味わいの加熱式たばこが欲しい
- 強いキック感に魅力を感じる
- 面倒なメンテナンスをしたくない
アイコスシリーズが発売当初から人気を集め、紙巻きたばこからアイコスへ乗り換えた人が多いのは、味わいが紙巻きたばこに近いという魅力があるからです。
強いキック感やメンテナンス不要という点でも、アイコスイルマは喫煙者がたばこに求めるポイントを押えていると言えます。
今でも加熱式たばこ市場で頭一つ抜け出しているアイコスイルマ。
紙巻きたばこからの乗り換えを考えている人もその吸いごたえに十分満足することができますよ!
アイコスイルマの購入を検討している人は、無料で試せてお得に買える14日間レンタルプログラムの利用をおすすめします。
当サイト別記事で、レンタルプログラムの詳細を解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
グローハイパーエアーとアイコスイルマを徹底比較して、違いについて解説しました!
それぞれのメリット・デメリットを把握して自分に合ったデバイスを選んでください。