自宅で過ごすストレス、発散方法第1位は「たばこ」だった【喫煙者と非喫煙者の声】

自宅で過ごすストレスの発散方法1位は喫煙?たばこを考える

こんにちわ。アイコスさんです。

リモートワークや 新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で、自宅で過ごす時間が増えている方、多いと思います。

アイコスさんも、近頃は家で仕事することが多くなっておりzoom会議ばかりしています。

家で仕事とプライベートが完結する…のも、新しい働き方として良いのですが、やっぱりストレス、貯まりませんか?

実は、マーケティング支援事業、SOLPANEL(ソルパネ)の企画・運営・販売を行なうパイルアップが実施した調査結果によると、自宅で過ごす時間が増えた方の中で、実に86%もの方がストレスを感じているという調査結果が出たそうです。

ストレスに感じているのは私だけじゃなかった!

アイコスさんアイコスさん

と思ったのもつかの間、そのストレスの発散方法の上位に「○○」がありました。なかなか表に出ない声が詰まった調査結果だと思ったので、この記事でまとめます。

アイコスさん

監修者

Twitter:@iqossan
2016年より運営している加熱式たばこメディア「アイコスさん」代表。IQOS歴は7年。gloとPloom歴は6年。加熱式たばこデバイス所持数は100台を超える。
JT本社に取材、IQOSストア銀座店のオープン初日に取材など、加熱式たばこをはじめとした「新型たばこ」の情報を、正しくわかりやすく伝えることを心がける。月間最高PV数は400万。

パートナーとの在宅時間が増えた現実

こういうアンケートで大切なのは、その対象者です。今回のアンケートは、「自宅で過ごす時間が増えた全国の20~59歳のパートナーと暮らす方を対象に実施」しています。

つまり、結婚していたり、同棲していたり、誰かと一緒に過ごす時間が増えた方が対象です。

アンケート対象者

1600人からの有効回答数を得ており、内訳は以下の通り。

  • 本人<非喫煙者> かつ パートナー<紙巻きユーザー>:400人
  • 本人<非喫煙者> かつ パートナー<加熱式ユーザー>:400人
  • 本人<紙巻きユーザー> かつ パートナー<非喫煙者>:400人
  • 本人<加熱式ユーザー> かつ パートナー<非喫煙者>:400人

主に、「喫煙者」と「非喫煙者」のパートナーを対象にしていて、紙巻たばこと加熱式たばこで大きく分かれています。

2人とも在宅時間が増えた

そんな対象者に対して、まず在宅時間について聞いたところ以下の回答となっています。

2人とも在宅時間が増えた方が約半数に。
2人とも在宅時間が増えた方が約半数に。

この1カ月間で「2人とも在宅時間が増えた」と回答したのは45.6%となりました。そして、全体の75%以上でどちらかの在宅時間が増えた結果となっています。

意外と面白いのが、家で何をやっている時間が増えた?という項目。

女性は家事が、男性は仕事が、在宅時間で増えている。
女性は家事が、男性は仕事が、在宅時間で増えている。

性別で比較をすると、女性は「家事」や「食事」、「料理」などが男性より高く、男性は「仕事」、「飲酒」、「喫煙」が女性より高い結果となってることがわかります。

実に86%の方がストレスを感じている:原因は・・?

そんな家庭環境で、ストレスはどう変化するのでしょうか?

自宅で過ごす時間が増えたことでストレスを感じていますか?という質問の結果が、なかなか世知辛いものになっています。

在宅時間が増えたことが「ストレスを感じている」のが全体の86%に。
在宅時間が増えたことが「ストレスを感じている」のが全体の86%に。

実に全体の86%もの方が、現状にストレスを感じていました。性別で比較すると、男性は82.7%、女性は89.5%と女性が男性よりもストレスを感じていることがわかりました。女性の方がストレスを抱えているのは…。

その原因はなんでしょう?

ストレスの原因は?

2人で過ごす時間が増えたこともストレスの原因に。
2人で過ごす時間が増えたこともストレスの原因に。

ストレスの原因はどのようなことなのでしょうか。在宅時間が増えたことで困ったことを聞いた結果の順位は以下のとおりです。

  • 第1位:光熱費や食費など生活費用の増加(38.5%)
  • 第2位:家事の増加(27.0%)
  • 第3位:2人でいる時間が増えすぎた(17.3%)

金銭面の問題と、家にいるパートナー同士のコミュニケーションによるストレスが大きく影響していることがわかります。

『コロナ離婚』という言葉も生まれていますが、2人でいる時間が増加することでストレスを感じている、困っているという方が多いことが調査から判明しました。また、性別で比較をするとTOP3は女性が多く回答しています。『Stay Home』期間で女性はストレスを感じているのかもしれません。

ストレス発散方法の男性1位が「喫煙」

在宅時間が増えたことにより、ストレスが増えたりその原因について、なんとなく読者の皆さんも「わかる」と思うところがあるかもしれません。

更に、ストレスを感じていると回答した方に対し、ストレスの発散方法を聞いた結果が以下のものとなります。

ストレス発散方法で、男性は「喫煙」が1位になった
ストレス発散方法で、男性は「喫煙」が1位になった

ストレス発散方法の順位は…全体で見ると以下のとおり。

  • 第1位:動画視聴(配信)・音楽鑑賞(配信)(35.4%)
  • 第2位:たくさん寝る(32.1%)
  • 第3位:運動する(27.9%)
私もYouTubeやNetflixなど見る時間とても増えました!

アイコスさんアイコスさん

Netflixの動画が多すぎて沼…と思っていたものの、見すぎるのもそれはそれでストレス…となってきているくらいなのですが、この【ストレスの原因】を男女で分けてみると、それぞれの1位は違うものになります。

  • 男性第1位:喫煙する:36.3%
  • 女性第1位:たくさん寝る:37.0%

男性の1位は、なんと「喫煙する」でした。

というか、男性のストレス原因ランキングをつけると…

  • 男性第1位:喫煙する:36.3%
  • 男性第2位:お酒を飲む:34.3%
  • 男性第3位:動画視聴・音楽鑑賞:33.8%

となり、タバコ吸って、お酒を飲んで、動画見て…というなかなかの怠惰感がある結果になります(笑)

でも、これが幸せに感じるんだよね・・・。わかる・・、わかるよ・・・。

アイコスさんアイコスさん

ストレス発散としてのタバコ。でも…

やっぱり、ストレス発散方法として「たばこ」を利用している方は多いのですね。もちろん、全員がそうしているというわけではありませんが、少なくとも今回のアンケート結果ではそのような結果となりました。

もちろん、喫煙者が含まれる上でのアンケートなのでこのような結果になっており、非喫煙者メインのアンケートではまた違う結果になるでしょう。

しかし、昨今のいわゆる「禁煙ブーム」の中での、「見えない声」というか「見えない実際」がこのアンケートからは感じられました。あらためて、喫煙者はストレス発散のためにたばこを利用している。

ルールとマナーは守って

でも、ここで注意しなければいけないことがあります。このアンケートからわかることは、

  • ①:2人でいる時間が増えすぎたから、ストレスが溜まっている
  • ②:喫煙がストレス発散の手段になっている

この2つです。

ここから考えられるのは、①ストレス発散の手段が、②のストレスを加速させている可能性があるということです。

2020年4月から、受動喫煙防止条例が正式にルール化されました。喫煙者は、受動喫煙を防ぐ義務があります。例えば、野外で歩きタバコするのは当然だめですが、家の中でもしっかりと家族のことをケアするようにしましょう。

もしくは、ニオイがケムリが少ないものを選んだりするのも手です。パートナーが気になることを回避することが重要そうですね。

次回の記事では、加熱式たばこと紙巻きたばこに対して、非喫煙者が気になっていることをフューチャーしてお伝えします。