「IQOSは紙巻たばことは根本的に異なる」米国でアイコスが曝露低減たばこ製品として販売許可

アイコス3デュオの画像

アイコスは世界で1060万人のユーザーに利用されています。名実ともに世界で一番有名で、利用されている、加熱式たばこと言えます。

すでにアメリカでも発売されていますが、このたびそんなIQOSがアメリカで「曝露低減たばこ製品」として販売することを許可されました。

「ばくろ ていげん たばこせいひん」

とは、果たしてどういうことなのか?この記事でまとめます。

「IQOS」は「曝露低減たばこ製品」

米食品医薬品局(U.S. Food & Drug Administration; 以下FDA)は2020年7月7日付で加熱式たばこ製品である「IQOS」を、「曝露低減たばこ製品」として販売することを許可しました。

つまりFDA(≒アメリカ)は、

IQOSについて「曝露低減」のコミュニケーションを付して販売することは、公衆衛生を促進するために妥当である

と判断したわけです。

これについて、フィリップ・モリス・インターナショナルのCEOアンドレ氏は以下のように語っています。

FDAの決定は、公衆衛生において歴史的マイルストーンです。米国の、数千万人の成人喫煙者の多くは喫煙をやめるかもしれません。でも多くはやめないでしょう。今回の決定によって、こうした喫煙をやめない成人喫煙者に対して、IQOSに完全に切替えることは紙巻たばこの喫煙を続けるよりも、よりよい選択肢であるということを伝えることが可能となります。FDAは、従来の紙巻たばこからIQOSに完全に切替えることで、有害および有害性成分への曝露を低減させることが科学的研究で示されていることを確認しました。

この許可の本当の意味

「ばくろていげんたばこ」とは日本語にすると非常に難しい印象を持ちます。この許可の意味をフィリップモリスは以下のように説明しています。

  • 今回の決定は、IQOSは、紙巻たばことは根本的に異なるたばこ製品であり、喫煙を続ける成人喫煙者にとってより良い選択肢であることを示しています。
  • IQOSは、FDAのMRTP申請を通じて、曝露低減たばこ製品として販売が許可された、最初で唯一の電気加熱式たばこ製品です。

実は長い間、IQOSの米国内での販売は認められていませんでした。

日本では2016年頃から消費者の中でも話題になってきた『IQOS』ですが、アメリカでは発売されたのが2019年だったりします。

【速報】アイコスがアメリカで夏発売|FDAが加熱式タバコIQOSの販売を許可 【速報】アイコスがアメリカで夏発売|FDAが加熱式タバコIQOSの販売を許可

その上で、今回のFDAの許可は「IQOSがどのような商品か正式にアメリカが認めたもの」となるわけです。そして有害性成分の大幅削減などがあらためて認められたことを意味しています。

  • FDAは、以下のコミュニケーションを付した形でIQOSを販売することを許可しました。
    • IQOSはたばこ葉を燃やさず加熱する
    • これにより、発生する有害および有害性成分の量が大幅に低減する
    • 科学的研究の結果、従来の紙巻たばこからIQOSに完全に切替えることで、成人喫煙者の体内での有害および有害性成分への曝露が低減する
  • FDAは、成人喫煙者と現在たばこ製品を使用していない人たちを含め、社会全体の健康にとってIQOSが有益であると考えられることが、これまでの科学的検証データによって示されていると結論付けました。

「IQOSは、発生する有害および有害性成分の量が大幅に低減する」

アメリカは、アイコスの販売においてこの表記を問題なしと判断したのです。

日本ではフィリップモリスが上記のようにIQOSを「宣伝」していますが、あらためてこの「宣伝」方法が正式にアメリカでも認められた形になります。

  • FDAの決定はさらに、IQOSは紙巻たばこの喫煙を続けるよりもより良い選択肢であるという、第三者による独立した国際的・科学的コンセンサスに基づいており、米国におけるIQOS販売の許可に関する2019年4月のFDAの決定も踏まえています。
  • 今回の決定は、政府や公衆衛生当局が公衆衛生を保護および促進していくために、煙の出ない代替製品と紙巻たばこを区別し、どう規制するかについて、重要な例を示すものです。

その上で、今回の決定はフィリップモリスだけの研究によるものではなく、

第三者による独立した国際的・科学的コンセンサスに基づいて

研究されたものであり、公平性があることを強調しています。

つまり、この許可は「IQOSは燃焼を伴う紙巻たばことは根本的に異なる製品である」ことを示しており、

フィリップモリスいわく「喫煙をやめない成人喫煙者にとっては、科学的に実証された煙の出ない製品(≒IQOS)に切替えることが最善」という結論を提示しています。

アメリカでもIQOS利用が加速する?

今回のプレスリリースは、フィリップモリス米本サイトで確認することができます。

FDA Authorizes Marketing of IQOS as a Modified Risk Tobacco Product

フィリップモリスはこの決定を非常に重く捉えており、この決定が米国内のIQOS切り替えを更に促進させるだろうと述べています。

PMIの推定によれば、2020年3月31日時点で、世界で約1,060万人もの成人喫煙者が、喫煙をやめ、IQOSに切替えています。私たちは、今回の決定によって、米国の成人喫煙者の紙巻たばこ離れをさらに加速するだろうと考えています。

コロナの影響で海外渡航が制限される前2019年末にアメリカに行ったのですが、まだアイコスを利用している人はほとんどいませんでした。多いのはやはり紙巻きたばこやVAPE。

アメリカ出張してきたので、米国のアイコス・VAPE・タバコ事情をまとめる アメリカ出張してきたので、米国のアイコス・VAPE・タバコ事情をまとめる

今回のこの決定によりIQOSの利用が促進されることになり、米国内における喫煙スペースでの光景も変わってくるかもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

×