フィリップモリスジャパンが、【異例】となるたばこ小売価格改定の再申請を財務省に提出しました。
フィリップ モリス ジャパン合同会社(PMJ)は、2022年8月23日に財務省より小売定価改定の認可を受けたフィリップ モリス社製の加熱式たばこ製品の一部について、同年10月1日以降も現在の小売定価を維持するため、再申請を行いました。
再申請の対象となっているのは、IQOS ILUMA 専用たばこスティック「テリア ファミリー」および「センティア ファミリー」となっており、「マールボロ・ヒートスティック ファミリー」と「ヒーツ ファミリー」は再申請せず、当初の予定どおり値上げする予定となっています。
目次
価格改定を再申請する「テリア」15銘柄と「センティア」11銘柄
再申請が無事通った際には、テリアの価格は現状とお値段据え置きとなる580円に、センティアの価格は530円となる予定です。
これらはどちらもIQOSイルマ専用のたばこスティックとなっています。
旧型アイコス用銘柄はいずれも再申請なし
IQOS3デュオや、IQOS2.4プラスなどで利用できる「マールボロ・ヒートスティック」と「ヒーツ」はどちらも値上げ予定のままとなっています。
現在PMJは再申請を行っているところであり、まだ財務省からの認可は得られていません。
競合であるJTの高温加熱式たばこ「プルームエックス」専用たばこは値上げ予定なし、BATの「グローハイパー」シリーズも一部の銘柄を除き価格が現行と据え置きとなっています。