こんにちわ、アイコスさんです。
たばこの困り事といえば「ニオイ」ですよね。さらに言えば「口臭」は喫煙者として気になるものです。何が気になるって、往々にして自分では自分の口臭を感じられないことにあります。
アイコスさん
と思っても、たいてい臭っています。それがタバコというもの。
そんな課題に対するため、JTから画期的な商品を作り出しました。それは「口臭低減たばこ」というもの。
アイコスさん
と正直疑わしいですが、実際吸ってみてどんなものなのか、試してみました。
Less Breath Smell(口臭低減)タバコ
そんな口臭低減たばこである「メビウス・エルビーエス・イエロー・5」という名のたばこがこちらです。
「LBS」という名がついていますが、これがこれからJTがシリーズ化させるたばこのジャンル名になります。とある文字の頭文字をとった名前です。
Less(レス = 低減)
Breath(ブレス = 息)
Smell(スメル = 臭い)
ということで、「Less Breath Smellたばこ」。つまり「口臭低減たばこ」ということになります。
テクノロジーの説明
では、どのようなテクノロジーの上で成り立っているかというと、ざっくり言えばカプセルたばこと同じ仕組みです。
カプセルを潰すと、潰さずに吸った時と比べて、吸った直後の息のタバコ臭が気にならなくなります。
カプセルを潰すとフルーツの風味が増したり、メンソールの冷涼感が増したりする銘柄はこれまでいくつもありましたが、カプセルを潰すと口臭が減るというのは初めてのものですね。
メビウスの「LBSたばこ」を実際に吸ってみた
ということで、仕組みはわかったところで実際に吸ってみましょう!本当に臭わないのかは吸ってみないとわかりません。そして周囲の人に確認してみないとわかりません。
普通に吸ってみた
まず、カプセルを潰さず普通に吸ってみます。
アイコスさん
というより、実は「加熱式たばこ」ではない「たばこ」を久々に吸いました。
レギュラーテイストのいたって普通のメビウスたばこ…なんですが、臭い!副流煙が気になる。
カプセルを潰して吸ってみた
続いて、カプセルを潰して吸ってみます。
アイコスさん
おいしいメンソールフレーバーになりました。レギュラーテイストだったのに、カプセルを潰すとメンソールになるのは新しい。「おおっ」ってなります。
ただ、ぶっちゃけ副流煙は普通にたばこなので「たばこ臭」が立ち込めます。ちょっと期待しすぎたかな?
口臭をを確かめてみた
アイコスさん
ということで、LBSでたばこを吸ったすぐ後にマスクを付けてみました。
それで少し生活してみます・・・。
・・・。
結果
アイコスさん
正直、たばこを吸った後にマスクを付けると、「なんか嫌なニオイがするな〜〜」は毎度のことなんですが、普通の状態で吸ったあとと比べると、カプセルを潰した方がたばこのニオイが気にならなくなっています。
周囲の人に臭いを確かめてもらった
最後、妻に口臭やニオイが気になるか、息を吐いてみました。
結果
アイコスさん
だよね。もはやわかってた。
たばこを吸っている本人にしてみれば、ニオイが低減されていることは確かなんだけど、たばこはたばこ。もちろん非喫煙者からすれば臭いに決まっています。
あくまでLBSたばこは、口臭が低減されているだけで、口臭が消滅しているわけではないということに注意しましょう。
LBSたばこを分解してみた
このエルビーエスたばこ、仕組みはどうなってるのか気になったので、とりあえず分解してみました。
たばこ葉は細かめ
まずたばこ葉のほうはけっこう細かめになっていました。というのも、加熱式たばこは結構しっかり詰まっているのですが、紙巻きたばこはこんな具合のものが多いですね。
香るとメビウスらしい香ばしいたばこ葉の深みが感じられます。5mgのレギュラーなので、まぁ普通にメビウスですね。
カプセルの正体
エルビーエスカプセル自体は、青い球体となっていました。それが綿状のフィルターに包まれています。
それを潰すと、中に入っているのは黄色い液体でした。なるほど、これが「メビウス・エルビーエス・イエロー・5」のイエローの部分ですね。
この部分のニオイを嗅ぐと、強烈にレモン臭がしました。このレモンの強い香りが、たばこの香りを消しつつも、爽快感を喫煙者に与えているんですね。
加熱式たばこだけでない、ニオイ低減テクノロジー
LBSカプセルを潰した後の口臭だけでいうと、通常の紙巻きたばこと比べるとニオイが少なくなっています。
ただし、「加熱式たばこと同じくらいか…?」と問われると、やっぱりまだ加熱式たばこの方がニオイ問題は解決していますね。
「口臭低減たばこ」といえど、普通の「紙巻きたばこ」なことに変わりはないので、副流煙はもちろんあります。なので、断然ニオイが強い。
なので、加熱式たばこと比べたらそりゃニオイはするという結論に至りました。
しかしながら、冒頭あるとおりニオイ問題というのは喫煙者につきまとう問題です。それを、紙巻きたばこでさえ解決しようという意義は非常に強いものを感じました。
たばことしての味わいを評価すると、★3.5といったところ。可もなく不可もなしな味わいなのですが、カプセルを割った途端にメンソールに切り替わり、レモンの爽やかな風味が楽しめるのは、一石二鳥感があって美味しいものでした。
しかし、「ニオイ低減!」に対しての期待が強すぎたのものあって、少し減点です。
なお、私は紙巻きたばこをもはや卒業している加熱式たばこユーザーです。なので、紙巻きたばこを常に利用している人が試したら全く違う感想になる可能性があります。かなりスッキリした!と感じるかもしれません。
たばこの息を変えていく。
JTはこのLBSたばこをもって「たばこの息を変えていく」と述べています。
そもそも加熱式たばこでもJTの「PloomTECH(プルーム・テック)」という製品は、最もニオイが少ない製品です。つまり、そのくらいJTは喫煙者のニオイ問題にシビアに向き合っているということ。
この「メビウス・LBS」は喫煙者も非喫煙者も満足できる社会を作ることを目指しているJTだからこそ、作り出したたばこだと思いました。
この商品は2021年4月より、静岡県及びCLUB JTオンラインショップ限定で新発売となります。
今後、実際のユーザーの声を汲み取りつつより改良されていくことでしょう。ますますJTの製品開発が楽しみになりました!