1位は「煙とニオイ」 IQOSなど加熱式タバコに切り替えた理由ランキング|喫煙者の意識変革が起きている?

アイコスに切り替えた理由ランキング

こんにちわ、アイコスさんです。

段々と利用者が増えている「IQOS」「glo」などの加熱式タバコ。利用者でなくても最近コンビニで見かけたかもしれないという方も増えてきたと思います。

実際、セブンイレブンやローソンなど様々なコンビニエンスストアで、加熱式タバコ製品が大きくピックアップされ販売されています。

コンビニの店頭に置かれていたIQOSの割引展示。レジ前などに大きく展示されるようになってきました。
コンビニの店頭に置かれていたIQOSの割引ポップ。最近レジ前などに大きく展示されるようになってきました。

なぜ、ここまで人気が出ているのでしょうか?

今回紹介するのは、「IQOS」など加熱式タバコに切り替えた理由ランキングです。

特に、加熱式タバコをこの1年で使い始めた人の割合をメインでお届けします。「そろそろ切り替えようか?」と思っている方も注目です。*1

アイコスさん

監修者

Twitter:@iqossan
2016年より運営している加熱式たばこメディア「アイコスさん」代表。IQOS歴は7年。gloとPloom歴は6年。加熱式たばこデバイス所持数は100台を超える。
JT本社に取材、IQOSストア銀座店のオープン初日に取材など、加熱式たばこをはじめとした「新型たばこ」の情報を、正しくわかりやすく伝えることを心がける。月間最高PV数は400万。

25%のユーザーが、加熱式タバコをこの1年で使い始めた

まず、下の図表を見ていただきたい。

調査によると、1031人の加熱式タバコ利用者のうち、この1年で加熱式タバコを利用し始めた「新規ユーザー」の割合は24.1%。同じ加熱式タバコのブランドの「継続ユーザー」では69.0%。別の加熱式タバコのブランドに変えた「スイッチユーザー」の割合は7.0%という結果となりました。*2

加熱式タバコを始めた人の割合は25%

つまり、約25%の人が新しく加熱式タバコを利用し始めたということがわかりました。

アイコスさんアイコスさん

加熱式タバコの人気、IQOSが人気No.1

加熱式タバコの主利用ブランドについて、ユーザー全体、継続ユーザー、直近1年で利用を開始した新規ユーザー、スイッチユーザーの割合すべてにおいて「iQOS」がトップを占めるという結果になりました。「iQOS」のユーザー全体の割合は59.4%で、「glo」、「Ploom」を大きく引き離しています。

加熱式たばこの利用ユーザーランキング

つまり、現在加熱式タバコユーザーのメイン使用ブランドはiQOSがダントツトップで約6割を占めることになります。

アイコスさんアイコスさん

加熱式タバコを始めた理由トップは「ニオイ」

この1年で加熱式タバコの利用を始めた理由は、「加熱式タバコのほうが煙やニオイが気にならないから」(35.9%)、「灰が出ない /灰皿がいらないから」(29.4%)、「健康がきになり始めたから」(25.0%)など。

上位の傾向をみると、紙巻タバコの煙やニオイ、灰を気にする意識や、紙巻きタバコが吸いにくくなった環境要因、健康への気づかいなどが加熱式を始めた主な理由となっています。

同時に、「無料で試してみて(イベントやレンタルなど)」が20.2%を占めており、加熱式タバコを吸ってみたトライアル体験が、加熱式を始めるきっかけとなっていることがわかりました。

加熱式たばこを始めた理由ランキング

加熱式タバコを始めた理由トップ5

1位:煙・ニオイが気にならない
2位:灰が出ない
3位:健康が気になり始めた
4位:紙巻きたばこNGの場所が増えた
5位:無料で試してみて

喫煙者の意識変革が起きている?

今回の調査結果で「なるほど」と思ったのは、切り替え理由の1位が「ニオイ」だったという点です。

もはやそれは当たり前だと思うかもしれませんが、紙巻きタバコユーザーもニオイが気になっているんだなと。特に昨今の健康増進法によるタバコルールの改定や、コロナ禍における利用者ニーズの変化の影響で、喫煙者に大きな意識変革を起こっているしれません。

これまで、タバコというのは臭うのが当たり前でした。

くさいんですよね。

特に、非喫煙者からしたら尚更のことです。

しかし昨今の在宅ワークの浸透などで、家でのリラックス喫煙タイムが増えてきたという調査結果が出ています。だからこそ、周囲へのニオイの影響が喫煙者としては気になるようになってきた。

これまでは仮になるべく家で吸わない人も、会社の喫煙所だったりレストランの喫煙席だったりでタバコを吸えていたのですが、上述の通りタバコルールの改定やコロナ禍の影響でそういったことができなくなってきたのです。

だからこそ、環境が喫煙者の心理を変えてきていると感じました。

加熱式タバコといえどニオイには注意

しかし、ここで一点注意点があります。

「IQOS」や「glo」、「Ploom」といえど、ニオイは気になるということです。

最近、Twitterで「iQOS」がトレンドに上がりました。その時のツイート内容は「IQOSだって臭いんだよ!」というものです。

これにはIQOS利用ユーザーである私も同意します。どうあったって、ニオイが完全遮断できるわけではないのです。加熱式たばこユーザーはここに気遣う必要があります。

特に、掃除やメンテナンスを怠ったりするとニオイや健康被害も増幅する可能性も示唆されています。先日こんなツイートをしました。

加熱式たばこの良いところは、既存の紙巻きたばこより周囲に迷惑をかけ【づらい】ところだと思う。

つまり、「健康被害は完全に排他されておらず、ニオイはまだ残ってる」ことを認識するのが重要。
あくまで、迷惑をかける度が低減してるだけ。大人として、ルールとマナーを守る必要がありますね。

IQOSだろうと、タバコはタバコ。リスクと周囲への配慮をしっかりと把握して、大人の嗜好品として利用する必要がありますね。

※本調査は株式会社スパコロが実施した「加熱式タバコに関する調査」資料を利用しています
※調査対象は1031人の加熱式タバコを利用している全国のユーザー