12月1日に発表された函館空港ターミナルの喫煙所が加熱式タバコ専用になったニュースをご存知ですか?
函館空港ターミナル内のすべての喫煙所が加熱式たばこ専用になりました。
国内線のある空港では日本で初めてのことだそうです!加熱式たばこユーザーからすると「おっ」と思うニュースですが、もしかしたら紙巻たばこを愛する人からしたら、とても悲しいニュースかもしれません。
なぜ函館空港ターミナル内で紙巻たばこは吸えなくなってしまったのか?
本記事ではその背景を徹底解説していきます。
またその他にも受動喫煙とはなにか?副流煙の危険性や加熱式たばこ専用喫煙所のある場所、加熱式たばこの魅力についてもご紹介します。
さらに函館空港で紙巻たばこが吸える場所もご紹介!
最新の”たばこ事情”を是非ご一読ください。
函館空港ターミナル内のすべての喫煙所が加熱式たばこ専用になったのはなぜ?!
画像元:NHKニュース
早速ですがなぜ函館空港ターミナル内のすべての喫煙所が加熱式たばこ専用になったのかを解説させていただきます。
結論から先に言ってしまうと、「苦情」です。
「紙巻きたばこの煙が喫煙所のドア開閉時に漏れている」、「紙巻きたばこの煙が出てきた喫煙者の衣服から漂ってきたりする」などの苦情がこれまでに複数回、函館空港に寄せられていました。
そのことから空港ビルを管理・運営する函館空港ビルデングが、大手たばこ販売会社と協力して、たばこの煙のない空港を目指し、喫煙所すべてを加熱式たばこ専用に変更しました。
函館空港ビルデングの八島聡代表取締役社長は「たばこの煙のないターミナルビルになったので、安心して空港を利用して頂きたいです」と話していたそうです。
たしかに非喫煙者からしたら、たばこの煙は不快になってしまいすよね。
多くの子供からお年寄りまでが訪れる空港だからこそ、みんなが過ごしやすい環境であることはとても大切なこと。
ですが紙巻たばこを吸っている方で函館空港を利用される方はとても困ってしまいますよね。
これから同じような空港が増えるのかもしれない…そんな中で加熱式たばこの存在は、たばこ業界の最後の砦といってもいいのではないでしょうか?
筆者はそう強く感じています。
もちろん筆者も紙巻たばこから喫煙歴が始まっているので紙巻たばこがやめられない気持ちは、痛いほどにわかります。
本記事では紙巻たばこをやめましょう!ということは一切言うつもりはありませんので安心してください。
ただ、一つの選択肢として、本記事の最後には加熱式たばこをご紹介しています。
吸わない人も、吸う人も気持ちよく生活できる社会が1番ですよね。
そんな社会になるように、吸わない人への配慮を忘れないように暮らしていけたらいいなと考えています。
受動喫煙って?
ここでは度々話題に上がる、問題視されている受動喫煙とはなんなのか?を簡単に説明させていただきます。
【受動喫煙のリスク】
- 他人のたばこの煙を吸うだけで、喫煙者と同じ病気のリスクがある
- たばこの煙は70種類以上の発がん性物質を含んでいる
- 分煙してもたばこの臭いを嗅いだだけで健康被害を受けることも
以上のことから受動喫煙は非喫煙者にとってあってはならないものです。
「国民の8割が非喫煙者」
ということから厚生労働省は受動喫煙をなくす取り組みを始めています。
副流煙による非喫煙者の方の体の害を考えて、私達喫煙者は配慮しながら、また自分の健康も少し気にかけながら、ニコチンライフを楽しみましょう。
厚生労働省の受動喫煙に関するページはこちら⇒厚生労働省ホームページ
函館空港で紙巻たばこが吸える場所
画像引用:日本経済新聞記事
函館空港の室内では紙巻たばこを吸うことはできません!
しかし、屋外に新設した喫煙室1カ所のみ紙巻たばこを吸うことが可能です!
完璧に吸える場所が無くなってしまったのではないので紙巻きたばこユーザーの皆さん!安心してください。
函館空港を利用する際には加熱式たばこ専用喫煙所と、紙巻たばこを利用できる喫煙所が分かれていますので、間違えないようにしましょう。
加熱式タバコ専用喫煙所とは?
画像引用:日本経済新聞記事
加熱式たばこ専用喫煙所とはその名の通り、「加熱式たばこに限定した喫煙所」です。
もちろん知っている方がほとんどだと思いますが、少しだけ説明させてください。
加熱式たばこ専用喫煙所は以下の基準を満たした上でのみ設置されています。
- 出入口において、加熱式たばこ専用喫煙室内に流入する空気の風速を毎秒0.2m以上確保すること
- たばこの煙が漏れないように壁、天井等によって区画されていること
- たばこの煙を屋外に排気すること等
また加熱式たばこ専用喫煙所と普通の喫煙所では少し違いがあります。
2020年4月に施行された法令、「改正健康増進法」、これにより室内での喫煙は原則禁止となりました。
これまでタバコが吸えていた飲食店やパチンコ店なども、一斉に喫煙できなくなってしまいましたよね。
筆者もびっくりしたのを覚えています。そんな中、加熱式タバコ専用喫煙室内では飲食物の提供が認められています!
現在、喫煙専用室では飲食物などの提供ができませんのでこれだけでも私は加熱式たばこを試す価値があるのでないか?と思っています。
居酒屋などに行ったときに、たばこを吸いながらお酒を飲みたい!と思う方も多いですよね?
加熱式たばこなら飲食しながら喫煙可能なお店も増えています。これはとても嬉しいポイントです!
他にもある?加熱式タバコ専用喫煙所
ここでは函館空港以外にも電子タバコ専用喫煙所や、専用喫煙室があるところをご紹介します。
かなり調べましたが現在は普通の「喫煙所」のほうが圧倒的に多いです。
しかし加熱式たばこ専用喫煙室はこれから、どんどん増えてくると予想されています。
また私は紙巻きたばこの煙があまり気になる方ではないですが、加熱式たばこユーザーでも紙巻たばこの煙が気になる、という人が多いのも現実です。
そんなときにありがたい、加熱式たばこ専用喫煙室。
全国展開されているチェーン店でも導入されていますので、自分の家や職場の近くにあるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
カラオケ ビックエコー
大手カラオケチェーン店、「ビックエコー」で加熱式たばこOKなルームがある店舗があります。
現在ほとんどのカラオケ店舗ではカラオケルームでの喫煙はNGになっています。
そんな中、加熱式たばこOKなのは嬉しいですよね!
筆者もカラオケでタバコが吸えなくなってしまってとても悲しかったです。
これは嬉しい人が多いのではないでしょうか?
詳しくはこちら⇒カラオケビックエコー
東京都中野駅近く 加熱式たばこ専用喫煙所
中野駅の近くにも加熱式たばこ専用の喫煙所が設置されています。
中野駅周辺は路上喫煙禁止地区ですので喫煙所があるのはありがたいですね。
加熱式たばこ専用の喫煙所と、普通の喫煙所がありますので間違えないように気をつけましょう。
詳しくはこちら⇒中野区ホームページ
カフェ プロントグループ
全国展開を行い、カフェを経営するプロントグループでも分煙を行っています。
店舗によって加熱式たばこ専用の席が設置されています。
席で飲食を楽しみながら加熱式たばこを楽しめる店舗もありますのでぜひチェックしてみてください。
詳しくはこちら⇒プロントグループ公式ホームページ
ドトール
日本全国に1000店舗以上を展開する大手コーヒーショップ「ドトール」でも加熱式タバコ専用喫煙所が設置されている店舗があります。
また一部店舗では加熱式たばこ専用喫煙席もあり、タバコを吸いながら飲食を楽しむことも可能です。
これはとても嬉しいですよね!コーヒーとたばこ、セットで考えてしまう方もたくさんいるのではないでしょうか?
筆者もその1人です。コーヒーとたばこは合うんですよね。一息付きたいときにはぴったり!
詳しくはこちら⇒ドトール公式ホームページ
加熱式たばこの魅力
最後に加熱式たばこの魅力についてご紹介させてください!
悲しいですがこれから先も喫煙できる場所は減ってしまっていくことが予想されます。
たばこは決して「悪」ではありませんが、「善」でもありません。
しかしストレス社会において喫煙者にとってたばこはなくてはならない、相棒のような存在です。
非喫煙者の方への副流煙のリスクを考え、ぜひ一度加熱式たばこも検討してみてはいかかでしょうか?
加熱式たばこ専用の喫煙所しかない場所に備えて紙巻たばこと使い分けるのもおすすめです。
加熱式たばこのメリットは
- 煙に含まれる発がん性物が、紙巻たばこに比べ少ない
- 室内におけるニコチン濃度が、紙巻たばこに比べ低い
- 火をつけないため引火するための有害物質タールがはいっていない
- 紙巻たばこに比べて煙がすくない
等があります。
もちろん充電しないといけなかったり、加熱式たばこ本体を定期的に掃除しないといけなかったりとデメリットもあります。
筆者も最初、紙巻たばこから加熱式たばこに変えるのは簡単ではありませんでした。吸いごたえの物足りなさや、充電を忘れてしう煩わしさで完全移行には時間がかかりました。
ですが今筆者は、加熱式たばこにとても満足できています。
どんどん改良され新しい吸いごたえ抜群の加熱式たばこが年々発売されています。
またフレーバーの種類も数多くでていますので、ぜひ一度試してみてください。
最後に
いかかでしたか?
本記事では以下のことをご紹介しました。
- 函館空港ターミナルが加熱式たばこ専用喫煙所のみになったこと
- 受動喫煙について
- その他の加熱式たばこ専用喫煙所
- 電子タバコの魅力
見ていただけた通り、受動喫煙の危険性などを考え紙巻たばこから加熱式たばこへの動きは進んでいます。
慣れ親しんだ紙巻たばこから加熱式たばこへ乗り換えるのは簡単ではありませんが、2つをシーンに合わせて使い分けることもおすすめだと筆者は考えています。
また当メディア、アイコスさんでは加熱式たばこの魅力から、お得情報までたくさんご紹介しています。
気になった方はまずこちらの記事を覗いてみてください。⇒アイコスさんおすすめ加熱式たばこ
また、筆者が愛用している加熱式タバコの記事はこちらのページです。
ぜひみんなで楽しいニコチンライフを送りましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。