いまや空前のニコチン0たばこブーム!!
というキャッチーな言葉を使いましたが、タールだけでなくニコチンも入っていないIQOS互換たばこが結構流行っています。Amazonでは売り切れが続き、色々な銘柄も増えてきました。
当サイトでは「ニコレス」、「ニコノン」と紹介してきましたが、ここにニューカマーの登場です。今回の記事で紹介するのは「ccobato(コバト)」という新銘柄。
ニコチン0というと、「ニコチンも入っていないので味わいしょぼめ」とかそういうイメージがありますが、なんとカプセルメンソールが搭載されています。ニコチン0たばこでは初めてでは?
様々な銘柄が出てきたので、分解までしてめちゃくちゃにレビューしてみました。この記事では「ccobato(コバト)」を文字通り丸裸にしていきます。
ニコチン0のコバトを手に入れた
じゃん!こちらがコバト本体になります。
0%ニコチン
と大きく書かれていますが、「ccobato -コバト-」というタイトル以外にも「グリーンカプセルメンソール」という記載があります。このカプセルがどのような味わいを出すのか・・・楽しみなところですが、その前に。
コバトは現在通販で購入することができますが、3パック形式と1カートン形式で購入することができます。カートンの価格は執筆時点で4180円。ということは、1箱あたり418円。あれ?アイコスのたばこ価格は値上げされてるからやたらと安く感じる。というところから始まるコバトさんです。
※ちなみに、コバトはAmazonで登場してすぐにランキング1位になり売り切れ状態が続いていましたが、問い合わせたところ今は入荷して買えるようになっているようです(とか言って買えなくなってたらすみません)
アイコス3デュオで、コバトをレビュー
ということで、早速開封です!
コバトを開封
見た目は普通のアイコスと一緒…と思いきや、少し紙とかがしっかりしています。硬い?
それに、外側から見た限りたばこ葉…ではなく、茶葉がなんとなく緑色で練り物っぽい?ペースト状なものになっていました。
コバトの味わいは
今回試してみる機体は、新型のアイコス3デュオさん。
なんとなくですが、アイコスホルダーに入れる時に硬いような印象をうけました。確実に通常のアイコスのたばことは挿入感が異なります。はたしてどんな味なのか。。。吸ってみました!
アイコスさん
思ったより、、、すっきりしている。
よくいうと透き通っている?悪く言うとスカスカ?「ちょっと味気ない」と表現しても良いかもしれませんね。
アイコスさん
吸いごたえはほどほど。メンソールもほどほどに感じる。
お茶の味わいはほどほど…でしょうか。お茶感もありますが、わるくいうと土感も感じます。自然の味わいなのか・・?
紙巻きたばこでいう、「タール1mgの弱いやつ」みたいな感じでしょうか。
ただし、「加熱式たばこ」というものはたいてい味わいが紙巻きたばこと比較すると薄いものになりがちです。そう考えると、タールもニコチンも0で、このたばこのような味わいを表現できているのってすごいのかもしれない。
アイコスさん
そしてついにコバトの目玉である「カプセルメンソール」を潰してみました。すると…
シトラス!?の香りがすごい!
…と、思ったらこれはあれか、メロンか。そういえばコバトはメロン味ということを忘れていました。メロン味のタバコを初めて味わったw
そのまま何回か吸っていると、甘い香りがある中での、クールなメンソールを結構愉しめました。メロンの香りすごい。
純粋に思ったのは、「これ本当にニコチンないの?」ということです。
なかなかに香り高い風味を楽しめるから、満足度高い。
アイコスの銘柄の中でこのようなシトラス…ではなくメロン味ってないので、普通に新しい味わいとして楽しめるかも。
そして、喉につくいがらっぽさはほほなかった。流石は茶葉といったところでしょうか。
ニコレスやヒートスティックと比較してみる
コバト、ニコチン0銘柄にしてはなかなかよくできています。
そこで気になるのが、ニコチン0アイコスの代名詞「ニコレス」との違いです。
味わいの違い
ざっくりとした感想を伝えると、ニコレスの方が茶葉の苦味が強いような気がしました。
ニコレスには独特の(お茶を起因にした)渋みのようなありますが、コバトにはその渋みが薄いです。なので、コバトのほうが吸いやすいという人もいるでしょう。
一方で、土臭さが気になるという人も、やはりいるようです。私はそんなに気になりませんでしたが、そこが気になる人は気になってしょうがないと思うので、向いてない可能性がありますね。
構造の違い
また、ちゃんと見比べると同じスティックでも種類によって構造や利用されている紙の質などが全然違いました。
コバトに利用されている紙が一番厚く、ヒートスティックに使われている紙が一番薄い感じ。その分やっぱりコバトの方がギュッとしています。ニコレスはそのちょうど中間といったぐあいでしょうか。
ということで、たばこスティックを分解してみます。
コバトを分解してみた
わかりやすいように、ニコレスと比較しながら分解してみましょう。
アイコスさん
茶葉部分を分解
やはり、コバトの方が茶葉がペースト状になっています。アップで見てみましょう。
コバトの方がネリネリな感じ。かなりペースト状になっていることがわかるかと思います。そして紙も厚めなのでかなりみっちり感。これがアイコスホルダーの加熱ブレードがぎゅっと刺さりづらい要因のようですね。よく言うと安定する理由でもあります。
また、茶葉単独のニオイとしては、コバトはそれ単体では「茶葉のニオイ」が強かったですが、ニコレスは少し茶葉自体にメンソール…というか柑橘系のニオイが含まれているような気がしました。
フィルターからカプセルまで分解
フィルター部分含めて全部解剖してみましょう〜〜。まずコバトから。
カプセルを潰す前はこんな感じのグリーンカプセルが内蔵されています。このカプセルは他のカプセルメンソールのものと近いですね。グロー銘柄「neo」にあるカプセルメンソールより少し大きめ?
グロー(glo)のカプセルメンソール型「neo」をレビュー!味の感想とおすすめ度茶葉の下にある筒状の紙には、カプセルメンソールを潰した液を含ませる機能があるようです。
続いてニコレスを見てみます。
もちろん…なのですが、カプセルメンソールは入っていません。一方でフィルターとして入っているシリコンがより大きいですね。
ニコチンフリーといえば、このシリコンが入っている…という印象があります。
ニコチン0だが悪くない
ここまで、コバトを丸裸に!しながらも、比較レビューを行ってきました。カプセルメンソールは確実に新しく、メロンフレーバーは気にいる人は気にいると思う代物です。
一方で、絶対に無理!!!!という人もいるんだろうなぁと思います。これはコバトに限らずニコレスや、ニコチンゼロたばこ全体に言えることですが、やはり薄いしキック感を求めるとどうしても弱いなぁと思ってしまう部分はあります。
逆に、プルームテックなどの弱めな加熱式たばこに慣れていて、むしろライトな方が好きという人には、そこまでハードルは高くないと思います。
カプセルメンソールを搭載したのは実に面白いですね。茶葉ベースの味わいに満足できない課題を解決する機能に仕上がっているからです。
今後もニコチン0の加熱式たばこ銘柄は増えていくでしょう。アイコスさんでは引き続き新フレーバーの味わいなどお伝えしていきます。