BATジャパンの加熱式たばこ「glo」シリーズにおいて、値上げされるか値上げされないか注目が集まっていましたが、最終決定が出たようです。
結果的に値上げ対象となるのは、「glo pro(グロー・プロ)」シリーズ対応の”細いたばこスティック”銘柄である「ネオ」と「ケント・ネオスティック」、そして「glo hyper(グロー・ハイパー)」シリーズ対応の”太いたばこスティック”銘柄である「クール・エックス・ネオ」のみとなりました。
加熱たばこ「glo」の改定後価格一覧
現行定価 | 改定後定価 | 改定適用日 | |
---|---|---|---|
ネオ | 560円 | 580円 | 11月1日 |
ケント・ネオスティック | 500円 | 530円 | |
クール・エックス・ネオ(glo hyper用) | 520円 | 540円 |
「ネオ」と「ケント・ネオスティック」には、グロープロ専用の細いスティックタイプのものと、グローハイパー専用の太いスティックタイプのものがありますが、値上げ対象なのはグロープロ専用のスティックのみです。
つまり、グローハイパー専用の「ネオ」は540円でお値段据え置き、グローハイパー専用の「ケント・ネオスティック」は500円でお値段据え置きとなります。
同銘柄で11月からの1箱あたりの価格を比較すると、グローハイパーのほうが圧倒的にお得に感じますね。
2022年11月からの同銘柄の価格を比較
グロープロ用 | グローハイパー用 | |
---|---|---|
ネオ | 580円 | 540円 |
ケント・ネオスティック | 530円 | 500円 |
グローハイパー用スティックの方が、40円 or 30円安く買うことができるようになります。デバイスは違えど同じメーカーのものなのに、ここまで差があると既存グロープロユーザーはグローハイパーに移ろうかと思うのではないでしょうか。
値上げ価格の適用は2022年11月1日から
BATジャパンの加熱式たばこ「glo」のたばこ値上げについては、価格変更タイミングについて注意しなければなりません。今回の値上げはいずれも11月からの価格適用となります。
フィリップ・モリス・ジャパンの「IQOS」やJTの「Ploom」専用たばこは、10月からの価格改定予定となっていますが、「glo」だけは11月からの価格改定となりました。ユーザーにとってみればその分迷う時間が増えた・・・かもしれませんが、店舗運営の方は段階追って対応に追われる形になるので大変ですね。
ちなみに、gloシリーズには様々な銘柄がラインナップされていますが、全てをリストアップすると以下のとおりの価格ラインナップになります。
11月1日からのglo専用たばこ価格一覧
対応機種 | 銘柄名 | 価格 |
---|---|---|
グローハイパー用 | ネオ | 540円 |
グローハイパー用 | ケント・ネオスティック | 500円 |
グローハイパー用 | クール・エックス・ネオ | 540円 |
グローハイパー用 | ラッキーストライク | 290円(メンソールは300円) |
グロープロ用 | ネオ | 580円 |
グロープロ用 | ケント・ネオスティック | 530円 |
※定期便専用銘柄は除いています
BATジャパンはグローハイパーX2を再販したばかり
BATジャパンの最新デバイス「グローハイパーX2」が2022年9月20日より、glo公式ストアなどにて販売が再開されました。
このグローハイパーの新型モデルは、「ユーザー満足度を高めるアップデートのため」全国販売を目前にして販売が中止され、やっと2ヶ月ぶりの販売へと繋がったばかりのものです。
グローハイパーX2は9月30日からコンビニ販売が開始される予定で、さらにそこに他グローのたばこ製品まで値上げとなると調整が間に合わなかった可能性があります。
逆に…グローハイパーX2が発売するタイミングでグローハイパー用たばこの値上げはなくて良かったとも考えられます。
11月からの値上げはグロープロの銘柄ばかりです。グローハイパーX2に乗り換えを検討する方も多くなるかと思います。グローハイパーX2はサイズも小さくなってスタイリッシュになった新型モデル。再販モデルでは”とある嫌な部分”も解消され、使い勝手が向上しています。気になる方はぜひレビュー記事をご覧になってくださいね。