加熱式たばこ「glo」の値上げは11月から。ネオは580円、ケントは530円、クールは540円に価格改定

値上げされるグロー3銘柄「ネオ」「ケント・ネオスティック」「クール・エックス・ネオ」

BATジャパンの加熱式たばこ「glo」シリーズにおいて、値上げされるか値上げされないか注目が集まっていましたが、最終決定が出たようです。

結果的に値上げ対象となるのは、「glo pro(グロー・プロ)」シリーズ対応の”細いたばこスティック”銘柄である「ネオ」「ケント・ネオスティック」、そして「glo hyper(グロー・ハイパー)」シリーズ対応の”太いたばこスティック”銘柄である「クール・エックス・ネオ」のみとなりました。

アイコスさん

監修者

Twitter:@iqossan
2016年より運営している加熱式たばこメディア「アイコスさん」代表。IQOS歴は7年。gloとPloom歴は6年。加熱式たばこデバイス所持数は100台を超える。
JT本社に取材、IQOSストア銀座店のオープン初日に取材など、加熱式たばこをはじめとした「新型たばこ」の情報を、正しくわかりやすく伝えることを心がける。月間最高PV数は400万。

加熱たばこ「glo」の改定後価格一覧

現行定価改定後定価改定適用日
ネオ560円580円11月1日
ケント・ネオスティック500円530円
クール・エックス・ネオ(glo hyper用)520円540円

「ネオ」と「ケント・ネオスティック」には、グロープロ専用の細いスティックタイプのものと、グローハイパー専用の太いスティックタイプのものがありますが、値上げ対象なのはグロープロ専用のスティックのみです。

つまり、グローハイパー専用の「ネオ」は540円でお値段据え置き、グローハイパー専用の「ケント・ネオスティック」は500円でお値段据え置きとなります。

同銘柄で11月からの1箱あたりの価格を比較すると、グローハイパーのほうが圧倒的にお得に感じますね。

2022年11月からの同銘柄の価格を比較

グロープロ用グローハイパー用
ネオ 580円540円
ケント・ネオスティック 530円500円

グローハイパー用スティックの方が、40円 or 30円安く買うことができるようになります。デバイスは違えど同じメーカーのものなのに、ここまで差があると既存グロープロユーザーはグローハイパーに移ろうかと思うのではないでしょうか。

ほぼ同じ銘柄でも、グローハイパー専用銘柄は値上げされず、グロープロ専用銘柄のみ値上げという形になっている。
ほぼ同じ銘柄でも、グローハイパー専用銘柄は値上げされず、グロープロ専用銘柄のみ値上げという形になっている。

値上げ価格の適用は2022年11月1日から

財務省から認可された、2022年11月から値上げされるグロー専用たばこスティック一覧。
財務省から認可された、2022年11月から値上げされるグロー専用たばこスティック一覧。

BATジャパンの加熱式たばこ「glo」のたばこ値上げについては、価格変更タイミングについて注意しなければなりません。今回の値上げはいずれも11月からの価格適用となります。

フィリップ・モリス・ジャパンの「IQOS」やJTの「Ploom」専用たばこは、10月からの価格改定予定となっていますが、「glo」だけは11月からの価格改定となりました。ユーザーにとってみればその分迷う時間が増えた・・・かもしれませんが、店舗運営の方は段階追って対応に追われる形になるので大変ですね。

ちなみに、gloシリーズには様々な銘柄がラインナップされていますが、全てをリストアップすると以下のとおりの価格ラインナップになります。

11月1日からのglo専用たばこ価格一覧

対応機種銘柄名価格
グローハイパー用ネオ540円
グローハイパー用ケント・ネオスティック500円
グローハイパー用クール・エックス・ネオ540円
グローハイパー用ラッキーストライク290円(メンソールは300円)
グロープロ用ネオ580円
グロープロ用ケント・ネオスティック530円

※定期便専用銘柄は除いています

製造たばこ小売定価(令和4年9月27日変更認可)

BATジャパンはグローハイパーX2を再販したばかり

再販されたグローハイパーX2

BATジャパンの最新デバイス「グローハイパーX2」が2022年9月20日より、glo公式ストアなどにて販売が再開されました。

このグローハイパーの新型モデルは、「ユーザー満足度を高めるアップデートのため」全国販売を目前にして販売が中止され、やっと2ヶ月ぶりの販売へと繋がったばかりのものです。

グローハイパーX2は9月30日からコンビニ販売が開始される予定で、さらにそこに他グローのたばこ製品まで値上げとなると調整が間に合わなかった可能性があります。

逆に…グローハイパーX2が発売するタイミングでグローハイパー用たばこの値上げはなくて良かったとも考えられます。

11月からの値上げはグロープロの銘柄ばかりです。グローハイパーX2に乗り換えを検討する方も多くなるかと思います。グローハイパーX2はサイズも小さくなってスタイリッシュになった新型モデル。再販モデルでは”とある嫌な部分”も解消され、使い勝手が向上しています。気になる方はぜひレビュー記事をご覧になってくださいね。

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