コンビニ販売も開始されたBATジャパンの加熱式たばこデバイス「glo hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー)」には、2種類のボタンが搭載されています。
これまでの「グローハイパー」シリーズには、ボタンが1つしかありませんでしたが、2つになったのはグローハイパーX2からとなります。
だからこそ、上下ボタンで何が違うのか迷われる方が続出しています。
この記事では、グローハイパーX2の上下のボタン差を画像付きで解説していきたいと思います。
グローハイパーX2には上下のボタンがある
グローハイパーX2はスタイリッシュでコンパクトな加熱式たばこデバイスです。これまでのグローハイパーシリーズは、正面に加熱ボタンがありましたが、グローハイパーX2より側面に加熱ボタンが移動しています。
そして、グローハイパーX2には加熱ボタンが2つ存在します。
2つのボタンがあるからこそ使いやすくなったーーと、BATジャパンは説明していますが、慣れるまではどちらのボタンがどのような機能なのか、わからない方の方が多いでしょう。
正解を言うと、上のボタンがブーストモードの加熱ボタンで、下のボタンが通常モードの加熱ボタンとなっています。
下の大きいボタンは「通常モードボタン」
グローハイパーX2の下の大きなボタンは、「通常モード用ボタン」です。このボタンを3秒間長押しして加熱を行うと、バランスの良い吸いごたえを楽しむ通常モードでたばこスティックが加熱されます。
通常モードはブーストモードと何が違うのか?
通常モードを利用すると、使用開始までの加熱時間が20秒になり、使用時間が4分となります。また、加熱温度はブーストモードよりも弱まり、その代わりに長く利用することが可能になります。
通常モードで起動した際は、本体が1回振動したら加熱が開始され、5秒かけて4分の1ずつLEDが点灯していきます。
実際に通常モードを利用すると、グローハイパーならではのバランスの良い吸いごたえを、体感時間的に長く楽しむことができます。
バランスの良い”普通の加熱方法”が通常モードといえますね。
上の小さいボタンは「ブーストモード用ボタン」
グローハイパーX2の上の小さなボタンは、「ブーストモード用ボタン」です。このボタンを3秒間長押しして加熱を行うと、通常モードよりも高い温度でたばこスティックが加熱されます。
ブーストモードは通常モードと何が違うのか?
ブーストモードを利用すると、使用開始までの加熱時間が15秒に短縮され、使用時間が3分になります。また、加熱温度が高まり通常モードよりも力強い味わいを楽しめるようにもなります。
ブーストモードで起動した際は、本体が2回振動したら加熱が開始され3.2秒かけて4分の1ずつLEDが点灯していきます。
実際に通常モードのあとにブーストモードを利用してみると、ずいぶんクイックに素早く加熱が完了し利用できるようになる印象があります。
また、加熱温度が高いからか少し煙(正確には”たばこベイパー”の蒸気)が多いようにも感じます。
一方で、使用時間が短いのでササッと吸い終わりたいといった時におすすめのモードといえますね!
グローハイパーX2のブーストモード、通常モード、充電が長持ちするのはどっち?
ボタンによる機能差をまとめると以下のとおりとなります。
通常モード | ブーストモード | |
---|---|---|
使用時間 | 4分 | 3分 |
加熱時間 | 20秒 | 15秒 |
加熱温度 | 低い | 高い |
これはグローハイパーX2の公式サイトでも述べられていることですが、これ以外の違いは基本的にありません。
しかしながら気になったので、どちらのモードの方が充電が長持ちするか検証してみました。
グローハイパーX2の連続使用回数は20回と定められていますが、フル充電した状態で20回、ブーストモードと通常モード交互に確かめてみました。
結果的に、どちらのモードでも20回吸えました。
ただ、正直なところ同時にブーストモードの方がなんか利用した回数が少なかった体感を覚えました。ブーストモードは3分しか吸えないので、逆にいえば通常モードの方が「長く吸えるな〜」という感想を持つ感じでした。
※20吸えたのは新品状態で、長い待機時間がなかったことも要因とも考えられます。吸ってなくとも電池は減っていくので環境によっては20回吸えないこともあると思います
グローハイパーX2の加熱モードの選び方!ブーストモードと通常モードどっちがおすすめ?
加熱モードの機能差を確かめた上で、ここから思うボタンのおすすめの選び方は・・・
充電を気にしてモードを選ぶ・・・などはせず、タイミングとニーズに合わせてモードを選ぶのが一番良いと思いました。
例えばこんな感じ。
- これから予定があるからサラッと吸ってしまいたい! → ブーストモード
- 今は時間があるからゆったりしたい → 通常モード
- ガツンとたばこを味わいたい → ブーストモード
- そこまで強い味わいは求めない → 通常モード
時と場合に応じて、加熱モードを選んでいけると良いですね。
そしてその際は間違わず、上のボタンがブーストモード、下のボタンが通常モードと覚えておくようにしましょう!
私の加熱モードボタンの覚え方
超参考程度に、私の加熱モードボタンの覚え方を紹介します。
正直、はじめは迷いました。というか、どっちがどっちのモードか、全然わからんかった!
それで結局わからないまま使っていましたw
そんな中でボタンの違いを明確な理解につながったのは、振動回数の違いでした。
通常モードは加熱開始時に振動が1回、ブーストモードは加熱開始時に振動が2回ってことだけ覚えていて、それ続けていたら、、
アイコスさん
みたいな感じで理解していきました。遠い道のり感がありますが、実際に利用していくとそういった振動のフィードバックって大事なんだなぁと思った次第。
とまぁ、皆様はそんな回りくどいことはせず、素直に上のボタンはブーストモード、下のボタンは通常モード、と覚えておいて、もし忘れてしまったらぜひこの記事にお戻りくださいませ。
グローハイパーX2の最新モデルではボタン配置が少しわかりやすい
今回紹介したように、「グローハイパーX2のボタンはどっちがブーストモード?」と迷われる方が実際多かったことから、BATジャパンはすぐさま対策を打ちました。
その方法がこちらです↓
2022年末頃販売のデバイスから、側面ボタンの箇所に「STANDARD」と「BOOST」とボタンの意味がわかりやすくなるようにシールが貼られるようになりました。
なんともアナログな解決手段ですが、実際利用してみるとめちゃくちゃわかりやすくなっていました。
グローは以前からすぐに対応をすることが強みでしたが、今回のボタンについてもコストが比較的安く抑えられる、良いソリューションかと思いました。