再販されたグローハイパーX2を使ってみた感想!持ち手が熱くならないアップデートで使い勝手が向上【違いを解説】

グローハイパーX2の再販モデルをレビュー!

こんにちは、加熱式たばこブロガーのアイコスさん(@iqossan)です。

BATの販売する加熱式たばこデバイス「glo hyper X2(グローハイパーX2)」。実は発売して間もなく販売停止となり、リニューアルして販売が開始していたことをご存じでしたか。

今回は発売当初と再販版のグローハイパーX2の違い、また再販版のグローハイパーX2を使ってみた、感想をお伝えしたいと思います。初期版からなにが変わったのか?様々な角度から違いを解説していきたいと思います。

再販モデルは何が違うのか?メーカーであるBATジャパンに直接聞いてみたところ、以下2点が大きく改良されたそうです。それぞれを詳しく解説していきます。
①:断熱性能がアップ
②:連続吸いがしやすくなった
アイコスさん

監修者

Twitter:@iqossan
2016年より運営している加熱式たばこメディア「アイコスさん」代表。IQOS歴は7年。gloとPloom歴は6年。加熱式たばこデバイス所持数は100台を超える。
JT本社に取材、IQOSストア銀座店のオープン初日に取材など、加熱式たばこをはじめとした「新型たばこ」の情報を、正しくわかりやすく伝えることを心がける。月間最高PV数は400万。

再販版で変わったところ①:持ち手が熱くならないアップデート!

グローハイパーX2を吸ってみた

再販版では断熱性能が高まりました。つまり、持ち手が熱くなりづらくなりました。

グローハイパーX2は、非常にスタイリッシュなデバイスではあるのですが、たばこスティックを加熱し利用している際にデバイスのメタル部分が熱くなってしまい、場合によっては持てないほどになってしまった良くない点がありました。

再販版では、この持ち手が熱を持ってしまう点が解消されました。

初期版グローハイパーX2では、持ち手(画像では人差し指の方)が必要以上に熱くなってしまっていた。
初期版グローハイパーX2では、持ち手(画像では人差し指の方)が必要以上に熱くなってしまっていた。

正確には、「解消された」と言い切るほどではなく、少し熱くはなります。ただ、直接比較すると圧倒的に熱の高さは再販モデルのほうが少なかったです。

「持ち手が熱くなる」というbadポイントは、正直なところ加熱式タバコという製品性質上、非常に重いbadポイントです。なぜならたばこは持って利用するので、熱かったらそもそも利用できないですからね。この点のアップデートが早急に行われたのはとても良かったと思います。

再販版を使った直後に、初期版を使ってみたがやはり「持ち手の熱さ」が1段階上だった。初期版はやはり持ちたくなくなる熱さだ。
再販版を使った直後に、初期版を使ってみたがやはり「持ち手の熱さ」が1段階上だった。初期版はやはり持ちたくなくなる熱さだ。

再販版で変わったところ②:連続吸い性能がアップ

BATジャパンによれば、販売初期段階においてユーザーから「連続吸いが思うようにいかない」という意見が出ていたそうです。

関連記事

2022年10月より本格的に販売が開始された、BATジャパンの新型加熱式たばこ「グローハイパーX2」。10月3日より1,000円割引キャンペーンも開始し、コンビニ展開も積極的に行っていることで、多くのユーザーの目に触れています。しか[…]

グローハイパーX2の違いをBATジャパンに聞いてみた

具体的には、デバイス自体が熱くなってしまった影響で連続で吸えないという側面と、単純に20回吸えないという側面などで、連続吸いができない結果になってしまいますが、この問題に対して加熱システムの設定を調整したそうです。

これによって、グローハイパーX2は使用感が向上しています。

再販モデルは見た目もスペックも変わらない

さて、再販モデルについて「見た目」についての結論を言うと、箱からデバイス本体まで、見た目は何も変わっていませんでした。サイズなどのスペックも同様で、外見からはほとんど違いがわかりません

左が初期版グローハイパーX2、右が再販版グローハイパーX2。違いはなにもない。
左が初期版グローハイパーX2、右が再販版グローハイパーX2。違いはなにもない。
デバイスを比較しても、初期版と再販版の違いはパッと見全くわからない。
デバイスを比較しても、初期版と再販版の違いはパッと見全くわからない。

初めて再販版を見たとき、はたして何が変わったのか?本当に何かがアップデートされたのか?不安になりましたが、前述の通り使ってみて初めて「熱さが軽減されている」という改善点がわかりました。

再販したくらいなのでもう少しなにかアップデート内容を伝えても良いのでは?とも思いましたが、「熱さを軽減させた」という完全なるデメリットを解消されても伝え方が難しいのもありそうですね。

グローハイパーX2の初期版と再販版を、外見で区別する方法

グローハイパーX2は、再販モデルと初期モデルとでほとんど見た目は一緒ですが、外見で区別する方法が二つあります。

バージョンの見分け方
  1. 箱の裏面に記載されているバージョンで見分ける
  2. デバイスに記載されている文字で見分ける

1:箱の裏面に記載されているバージョンで見分ける

左が初期版グローハイパーX2、右が再販版グローハイパーX2。型番が少し違っている。
左が初期版グローハイパーX2、右が再販版グローハイパーX2。型番が少し違っている。

箱の裏面に書かれてるバージョンで、グローハイパーX2を見分けることができます。

初期ロット版のグローハイパーX2はデバイスキットの箱裏面に「2022-06-12」との記載がありますが、一方で再販ロット版のグローハイパーX2は裏面に「2022-08-31」と記載されています。

製造時期の違いがここで明記されているようですが、この表記の違いでバージョン違いを把握することができます。

2:デバイスに記載されている文字で見分ける

上が初期版グローハイパーX2、下が再販版グローハイパーX2。印字されている文字が少し違っている。
上が初期版グローハイパーX2、下が再販版グローハイパーX2。印字されている文字が少し違っている。

グローハイパーX2のデバイス本体には、ブランド表記などの文字が印字されている部分があります。実は、初期版と再販版では微妙に記載されている文言が違います。

  • 初期版:X2 G500 Nicoventures Trading Ltg. Globe House, 1 Water Street, London, WC2R 3LA, United Lingdom.
  • 再販版:G500 Nicoventures Trading Ltg. Globe House, 1 Water Street, London, WC2R 3LA, United Lingdom.

冒頭の「X2」の文字がある方が初期版、「X2」の文字がない方が再販版になります。ちなみにこの文字列はイギリスロンドンにある企業と住所を示しています。

グローハイパーX2は改良されて再スタート!

グローハイパーX2でグローハイパー専用スティックを吸ってみた

グローハイパーX2が、ついに再スタートを切りました!持ち手が熱くなるというのは、不具合・・・とまではいきませんが、致命的な問題だったかと思います。しかし、発売直後に再販決定をするというのは大変に思い切った判断をしたものだと思います。

製品発表会までした上で、一気にグローハイパーを加速させるぞ!と意思表明を語った上での販売ストップだったので、相当な覚悟をもって臨んだと思います。

実際に再販モデルを使ってみると、全く初期版と同じじゃんとパッと見は思いましたが、熱くならないので当然使っていて違和感がありません。実際のところ再販版グローハイパーX2も少し持ち手が熱いです。というか温かいです。でもこのくらいなら気になりません。

スタイリッシュなデザインのまま、使い勝手が向上したグローハイパーX2の販売はすでにglo公式ホームページやgloストアで開始されており、コンビニでの販売は9月30日から開始される予定です。はたして新型モデルでユーザーの人気を勝ち取れるか、注目していきたいと思います。