グローハイパーX2の再販モデルは何が変わった?BATジャパンに違いを聞いてみた

グローハイパーX2の違いをBATジャパンに聞いてみた

2022年10月より本格的に販売が開始された、BATジャパンの新型加熱式たばこ「グローハイパーX2」。10月3日より1,000円割引キャンペーンも開始し、コンビニ展開も積極的に行っていることで、多くのユーザーの目に触れています。

しかし本来、グローハイパーX2はもっと早い時期に全国販売が行われる予定でした。

2022年7月に新製品発表会を終え、同年8月15日からコンビニ全国販売を直前にしていた矢先…急遽販売を中止を発表。8月9日に発表されたプレスリリース「「glo™ hyper X2(グロー・ハイパー・エックス・ツー)」の発売日変更および販売再開時期についてのお知らせ 」では、販売中止理由を「デバイスのアップデートを実施するため」としていましたが、具体的なアップデート内容については再販開始されるまで明らかにされていませんでした。

今回、アイコスさんでは再販モデルを実際に使ってみた上で、BATジャパンに果たして何が変わったのか、具体的なアップデート内容を質問し、その回答を得ることができました。

①再販モデルの具体的なアップデート内容は?

②なぜデバイスアップデートを、製品発表会直後のタイミングで行ったのか?

以上二点についての回答を紹介します。

再販版「グローハイパーX2」の具体的なアップデート内容は?

左が初期版グローハイパーX2、右が再販版グローハイパーX2。違いはなにもない。
左が初期版グローハイパーX2、右が再販版グローハイパーX2。パッケージで違いの判別はほぼできない。

はじめの質問は、グローハイパーX2の具体的な改善内容について。実際に使った上で、どのような変化があったのか伺ってみました。

グローハイパーX2を実際に利用させて頂きましたが、利用中の持ち手の熱さが軽減されたように感じております。

アイコスさんアイコスさん

具体的に、どの点がアップデートされたのか、変更点をお伝え頂けますか?

アイコスさんアイコスさん

BATジャパンBATジャパン

加熱部分の断熱性を高めたことと、加熱システムの設定を調整したことで、使用感を向上させました。

アップデートポイントは「断熱性」と「加熱システムの設定」

BATジャパンからの回答は「断熱性」を高めたことと「加熱システムの設定」を調整したことで、使用感を向上させたというものでした。

確かに再販版モデルを使って真っ先に思ったことが、持ち手が熱くならないということでしたが、やはり初期版は持ち手が熱くなること…つまり断熱性能が低かったということが伺えます。

加熱式たばこ利用中は数百度でたばこスティックが熱されるわけですから、熱の遮断力が非常に重要なものです。当たり前ですが、体験において非常に重要な側面ですね。

なぜ「デバイスアップデート」を、発表直後のタイミングで行ったのか?

持ち手が熱くなくなった再販版グローハイパーX2
断熱性が高まった再販版グローハイパーX2

続いての質問は、アップデートのタイミングについて。全国販売直前にデバイスアップデートを行うというのは、非常にビジネス的なリスクを伴うものだったかと思いますが、なぜこのタイミングでBATジャパンは販売中止の決断をしたのでしょうか?

なぜこのようなアップデートを、製品発表会直後のタイミングで行ったのでしょうか?

アイコスさんアイコスさん

例えば、グローハイパーX2の次期モデルの改良ポイントに加える…といったこともできたかもしれないのに、なぜ製品発表直後に、全国販売遅延を伴ってまで初期版からアップデートをしたのでしょうか?

アイコスさんアイコスさん

BATジャパンBATジャパン

販売の初期段階において、お客様より「デバイスの表面温度が高く感じる」「連続吸いが思うようにいかない」というご意見をいただきました。

BATジャパンBATジャパン

よりお客様にご満足いただける製品をお届けするため、そのようなご意見を真摯に受け止め、デバイスの性能を改善・最適化に努めました。

販売初期で見られた課題点を真摯に受け止めていた

BATジャパンによれば、販売初期段階より「デバイスの表面温度が高く感じる」そして「連続吸いが思うようにいかない」という2つのユーザー意見を得ていたようです。

たしかに、製品発表会後にglo公式ストアならびにglo公式オンラインストアでのみ販売をしたことで、アーリーアダプター(販売初期から製品を使うファン層)への接触が可能となり、全国販売に舵を切る前に課題点を得ることが可能になっていました。

実際に私自身も、全国販売前からグローハイパーX2を利用することで、「持ち手が熱い」という課題点に気づきそれをフィードバックする形で公表しています。

こういったユーザー意見を真摯にとらえて、全国販売を遅延させてまで初期版からデバイス改良を行ったということでした。

全国販売後では遅かったであろうペインポイントの改善決断

再販モデルの感想

こんにちは、加熱式たばこブロガーのアイコスさん(@iqossan)です。2022年8月より販売停止となっていたBATジャパンの加熱式たばこデバイス「glo hyper X2(グローハイパーX2)」の再販が9月20日より始まりました![…]

グローハイパーX2の再販モデルをレビュー!

今回のヒアリングでグローハイパーX2の販売中止を伴うデバイスアップデートは、断熱性を高めるものであり、加熱システム設定の調整を行い使用感を向上させるものであることがわかりました。

その結果、「デバイスの表面温度が高く感じる」と「連続吸いが思うようにいかない」という2つのユーザーのペインポイントを解決するに至っています。

ここでは”ペインポイント”という言葉を使っていますが、これはユーザーが製品を利用しているときに生じる課題や悩み、不幸せな状況のことを指します。

デバイスアップデートで改善された2つのペインポイントは、非常に重大なものだったかと思います。もし仮に、この2つのペインポイントをそのままに多くのユーザーがグローハイパーX2を手にしていたら、多くの不満が出て、結果的に売上が想定よりも伸びなかった可能性があります。場合によってはリコールといった最悪の事態に陥った可能性さえあったかと思います。

そう考えると、2022年8月9日、コンビニ含む全国販売の6日前に発表された販売中止決定は、ギリギリであるが最大最後のチャンスであり、最も効果的な決断だったとも捉えることができると思います。

もちろん、全国販売前に購入した方も多くいることから、はじめからこのような不具合・・ペインポイントを伴わず製品発表会を臨んでほしかった・・・という想いはあります。(※BATジャパンは既存購入者へのサポートを実施済みです)

しかしながら、全国販売後では色々な意味で遅かった可能性は非常に高いので、改善を行って良かったなと筆者は考えます。

グローハイパーX2がコンビニ発売され、さらに加熱式たばこ市場の動向は熱くなっていくことでしょう。これからもウォッチを続けています。(@iqossan