JTの新型加熱式たばこ「Ploom X(プルーム・エックス)」が正式発表されました。全国発売は8月16日。JT曰く「次世代のグローバルモデル」ということで、今後「プルーム・エックス」の展開は拡大しそうです。
さて、購入するのにあたって気になるのは、価格や色はもちろんのこと、「スペックはどうなのか?」という点も気になるところです。
この記事では、旧型にあたる「Ploom S 2.0(プルーム・エス・2.0)」と比較しつつ、サイズや充電時間、価格などのスペックを徹底比較します。
「プルーム・エックス」のスペック
まず、プルームエックスのスペックをまとめます。
初期カラー | シルバー スレートグレイ |
内容物 | プルームエックス本体 USB Type C™ ケーブル クリーニングスティック クリーニングクロス(限定品のみ) |
サイズ | 幅43.5mm × 高88.5mm × 奥24.0mm |
質量 | 約95g |
加熱時間 | 約25秒 |
使用可能時間 | 約5分 |
20本当たりの充電時間 | 約110分 |
充電端子 | USB Type C |
加熱モード | 1種類 |
価格 | 3,980円(税込み) |
「プルーム・エス・2.0」のスペック
続いて、プルームエス2.0のスペックをまとめます。
初期カラー | シルバー ブラック ブラック |
内容物 | プルームエス2.0本体 USB Type C™ ケーブル ACアダプター |
サイズ | 幅56mm × 高93mm × 奥25mm |
質量 | 約106g |
加熱時間 | 約30秒 |
使用可能時間 | 約4分30秒 |
20本当たりの充電時間 | 60分 |
充電端子 | USB Type C |
加熱モード | 2種類(テイストアクセル機能) |
価格 | 3,980円(税込み) |
スペックから見る違い
まず、それぞれのスペックをまとめました。このスペックから様々な違いを見ることができます。
プルームエックスは、サイズと重さがコンパクトに
まず、デザインが大きく異なっています。簡単に言って、「プルーム・エックス」の方がコンパクトで持ち運びやすいデザインになりました。
「プルーム・エス・2.0」より、「プルーム・エックス」の方が、幅は12.5cmm、高さは4.5mm、奥行き1mmサイズダウンしています。
重さも9g軽くなっているので、だいぶコンパクトになっていると言えますね。
プルームエックスは、加熱周りが大幅改善
加熱式たばこは、火で紙巻きたばこを燃やさず、電気の力でたばこを加熱します。なので、電源に依存した加熱周りの力が重要になっています。
たばこを吸えるまでの加熱時間は、「プルームエス2.0」では30秒だったのが、「プルームエックス」では25秒と、5秒も短縮されており、たばこを吸える使用可能時間は、「プルームエス2.0」では4分30秒だったのが、「プルームエックス」では5分と、30秒も伸びています。
つまり、加熱コントロール周りが大幅改善しているというわけです。
温度と気流、どちらも考え抜いたJT 独自の新しい加熱技術「HEATFLOW®」が、このPloom X の進化を実現しています。
プルームエックスは、充電時間が長い
一方で比較してわかりましたが、「プルーム・エックス」が劣っている点もあります。それは充電時間です。
20本当たりの充電時間が、「プルーム・エス・2.0」では60分だったのが、「プルーム・エックス」では110分と、50分も長くなっています。
プルームエックスの加熱モードは、一つだけ
また、「プルーム・エス・2.0」には、テイストアクセル機能という通常とは異なる加熱モードが搭載されており、2種類の段階で喫煙を愉しむことができましたが、「プルーム・エックス」は1種類の加熱モードしか備わっていません。
しかしここは、私自身も一つで良いと思いました。「プルーム・エス・2.0」を使っていましたが、結局テイストアクセル機能でしか吸わなかったので、仮に「プルーム・エックス」に、通常モードよりも良い加熱モードが搭載されていたとしても、その良い加熱モードしか使わなくなっていただろうからです。
「Ploom X」は「Ploom S 2.0」よりも、味が良くなる
最後に一点、大きな違いをお伝えします。
前述したとおり、「プルーム・エックス」には「HEATFLOW®」という加熱技術が搭載されています。緻密な加熱温度コントロールはもちろんのこと、気流にも着目し、加熱をコントロールする仕組みです。
JT曰く、空気の流れこそが、味わいと吸い心地を左右する。その発想のもと、新技術「HEATFLOW®」は開発されたといいます。
この「HEATFLOW®」によって、気流から立ちのぼるたばこ葉の豊かな香りと風味が、口のなかでふくらみます。吸い終わったあとも、余韻が広がります。温度と気流、どちらも考え抜かれた加熱部設計が、たばこの新たな味わいを作り出しているのです。
「Ploom X」と相性の良いブレンド
そして、「プルーム・エックス」専用たばこスティック「メビウス」と「キャメル」には、このHEATFLOW技術を搭載した「プルーム・エックス」と相性の良いブレンドがされています。
特に、「Ploom X」のレギュラー銘柄には、たばこ葉の中でも香り高い葉肉部分「ラミナ」がブレンドされており、風味豊かなたばこの味わいを愉しむことができます。
プルームエックスは「買い」の高温加熱型か?
ここまでJTの新旧高温加熱式たばこのスペックを比較してきましたが、ここまでまとめて思うのは、、、
アイコスさん
ということです。
これまでのプルーム高温型にはない満足度が「プルーム・エックス」には備わっています。
高温型ならではのゴツゴツさ、大きさが、独自のデザインでコンパクトに機能性高くまとまっており、加熱コントロール周りも大幅改善されています。使用時間が伸びるというのが実は地味に嬉しいと思っていて、1本あたりの満足度が増しますよね。
そもそも「メビウス」が紙巻きたばこの頃から好きな銘柄だったので、HEATFLOWテクノロジーが、そのメビウスを最も美味しく楽しめるデバイスにたらしめている点もGOOD。
価格は3,980円と、競合である「アイコス」よりも安く、「グローハイパー」よりも高い価格設定となっています。この点は、特に販売開始直後は2,000円オフの限定クーポンが配布される予定なので、そちらを利用する予定です。
プルームエックスが先行販売開始!価格が2000円割引される限定クーポン利用方法先行発売日は7月26日!この記事が少しでも購入の際の参考になれば幸いです。