2021年1月に発売された、JTの高温加熱式たばこ「Ploom S 2.0(プルーム・エス・2.0)」の新色全6種類をレビューしました!
オーシャンロック、サンセット アイスバーグ、キャニオンモス、ビーチコーラル、サプルクレイ、ストレートアッシュ・・・、それぞれ特徴的なカラーリングが施されていますが、実際どんなものでしょう?
一挙6デバイス、一気にお届けします!
「Ploom S 2.0」の2021年限定カラー
オーシャンロック
はじめに、「オーシャンロック」をじっくりみていきましょう。おそらく、今回の新色カラバリのJTイチオシであるように感じるモデルです。青を基調にしたカラーリングが最高ですね。
- 上部カラー:ダークパープル
- 下部カラー:ターコイズブルー
このオーシャンロックは、水色の下部で「どこまでも広がる碧い海」を、上部の紺色部分で「その中に堂々とそびえ立つ岩」を表現しているそうです。
そのコンセプト通り、上部分の表面は大小様々なデコボコがあります。本当に【岩】を表現しているのだと、実際に触ってみるとわかります。
荒波に揉まれ、雨風にさらされてもなお、威風堂々とした姿勢を崩さない。そんな想いがこもったデザインだそう。
アイコスさん
ちゃんと手に取ってみると、上部と下部で手触りが違うのが面白い。先に結論を書いてしまいますが、このオーシャンロックが一番良い。ずばりアイコスさんの好きな色です。
サンセット アイスバーグ
続いて、「サンセットアイスバーグ」を見ていきます。
- 上部カラー:シャーベットピンク
- 下部カラー:ジュエルアイボリー
「サンセットアイスバーグ」は、「夕焼けに染まる氷山」を表していると言います。上部が白と青の世界から抜け出して、夕焼けに染まっている氷山。その水中にあるのが、下部の「ジュエルアイボリー」です。
上部の暖かさとは対照的な、ツヤツヤとしたなめらかな光沢が下部全体に加工されています。
実際に触ってみると、表面が氷のように滑らかな加工がされています。画像のとおり持っていた部分の指の跡が残るくらいです。メタリックというより、冷ややかなアイスな印象が強い限定カラーモデルですね。
キャニオンモス
続いて、「キャニオンモス」を見ていきます。
- 上部カラー:ディープビリジアン(深緑)
- 下部カラー:ビビッドオーカー(オレンジ)
「キャニオンモス」は、「黄土色の岩肌をさらけ出した崖重なりそびえ立つ渓谷」を表していると言います。
下部のオレンジが「土色」となっており、その広大な大地に点在する上部の「岩と苔」のハーモニー。どことなく力強さがありますよね。
上部はそのコンセプト通りに、若干ザラザラとしており、葉の様相を素材で表しています。芸が細かい。
今回のカラーモデルの中で一番どっしりとした重厚感のある配色を、比較的ポップにまとめているデザインになっているので、こちらも好印象。
ビーチコーラル
続いて、「ビーチコーラル」を見ていきます。
- 上部カラー:レディッシュスカイ
- 下部カラー:ペイルピンク
「ビーチコーラル」は、「一面が桜色に染まった砂浜」を表していると言います。上部と下部と全面で、サンゴや貝殻、砂などが混ざった浜辺の絨毯を表現しています。
下部の「ペイルピンク(淡いピンク)」が、本当に淡く、もはや見えない。もはや白ロゴも見えないほどに淡いカラーリングとなっています。
そして、砂浜のコンセプト通り、「コーラルサンド」というテクスチャーが轢かれており、実際に触ると若干ザラザラとしています。
彩りがある中でも、その淡さ・薄さは、なかなか特徴的。持っているとそれだけで心なしか爽やかな気分になってきます。
サプルクレイ
続いて、「サプルクレイ」を見ていきます。これは、前モデル「Ploom S」でも限定カラーモデルとして登場しており、その人気から復刻されたモデルとなります。
- 上部カラー:スカイブルー
- 下部カラー:コーラルレッド
「サプルクレイ」と後述する「ストレートアッシュ」は、「Various Mind(バリアスマインド)」というコンセプトでデザインされたモデルで、いわば二面性を1つの機体で表しています。
「サプルクレイ」は、上部の水色では「フレキシブルなマインド」を表し、下部のピンクでは「強固なマインド」を表現しているといいます。
柔らかくなったり、固くなったり、柔軟な姿勢を持つイメージがデザインされていますが、、ざっくりとこのカラーモデルを見ると「かわいくておしゃれ」ですよね。
前回の限定カラー発売時でも、私はこのカラーモデルが大好きでした。ポップでキュート。「プルーム・エス」の印象が優しくなった名デザインかと思います。
ストレートアッシュ
最後に見るのが、「ストレートアッシュ」です。こちらも復刻デザイン。
- 上部カラー:ダークグリーン
- 下部カラー:ライトグレー
このカラーモデルも1つの機体で【二面性】を表現しています。
上部の深い緑は「自然的な透明感と実直さ」が、下部の灰色には「シーンに合わせて自らのスタンスを変えられるフレキシブルさ」が、表現されているといいます。
前回もパッと見て思ったのが、「渋い」という印象。下部の灰色を緑でシャキッと引き締めており、実直だけど柔軟な大人な印象が生まれていますよね。結構好きなモデルでした。
ただし!今回の限定カラーモデル達の、ザラザラしたりする特別コーディングを触ってからこのモデルを触ると、なんか味気ないと思ってしまいました。
「キャニオンモス」はここが同じ緑でもザラザラしてるのに・・・ツルツルだ・・。なんて思ったり。
そう考えると復刻以外の新しいカラーモデル達は、「持って使うデバイス」という役割をうまくデザインしているんだなとあらためて思いました。
感触が違うのがプルームエスの良いところを掴んでる
全デバイスざーーっと見てきましたが、、
アイコスさん
と思いました。
「加熱式たばこ」というのは、良くも悪くもよく持つ製品です。ほんと無意識に撫でたりするんですよね。なので、「プルームエス」の上下の部品が異なることを活かして、感触も異なったものにするのはうまいデザイン設計。とてもユーザー体験が考えられたデザインかと思います。
つまり、【喫煙者のことをよくわかってるデザイン】のデバイスを発売したといえます。流石JT、、喫煙者のユーザー調査とかすごいして、UX(ユーザー体験)を如何に上げるかとか常に考えているんだろうなぁ。
一番好きなのは「オーシャンロック」
5日程度触ってみましたが、「一番好きだな〜〜」と思った色はやっぱり「オーシャンロック」でした。
純粋に色が好きっていうのと、持った時の感触が一番好き。
今回、「プルームエス2.0」から6色の限定カラーが登場しましたが、それぞれコンセプトがしっかり決まっているので、きっとあなたにあったデザインデバイスがあるはず!(コンセプト全文はこちら)
この記事が少しでも参考になれば幸いです。それではまた次回の記事で会いましょう。