まさかのJTも… プルームテックの加熱式たばこ「値上げ」を取り消し600円→580円に再申請

プルームテックプラスを分解したところ。たばこカプセルとリキッドを本体に装着する必要がある。

JTがフィリップモリスジャパンに続き、たばこ小売価格改定の再申請を財務省に提出しました。

JTは、2022年8月25日に財務省より小売定価改定の認可を受けたJT社製の加熱式たばこ製品の一部について、同年10月1日以降も現在の小売定価を維持するための再申請を行いました。

再申請の対象となっているのは、「メビウス・プルーム・テック専用」と「メビウス・プルーム・テック・プラス専用」の2銘柄で、どちらも「600円」となるようにこれまで申請がされていました。

この申請が通れば、600円に値上げとなる予定だったこれらの銘柄が、580円となります。

目次

価格再申請を行うプルームテック専用たばこの価格

10月から580円となる再申請
銘柄名 現行価格 改定後価格
メビウス・レギュラー・プルーム・テック専用 570円 580円
メビウス・メンソール・プルーム・テック専用 570円 580円
メビウス・ブラウン・プルーム・テック専用 570円 580円
メビウス・レッド・クーラー・プルーム・テック専用 570円 580円
メビウス・パープル・クーラー・プルーム・テック専用 570円 580円
メビウス・ゴールド・レギュラー・プルーム・テック専用 570円 580円
メビウス・ゴールド・メンソール・プルーム・テック専用 570円 580円
ピアニッシモ・アリア・メンソール・プルーム・テック専用 570円 580円
ピアニッシモ・ピンク・クーラー・プルーム・テック専用 570円 580円
ピアニッシモ・モーニング・ローズ・クーラー・プルーム・テック専用 570円 580円
ピアニッシモ・ミッドナイト・ジャスミン・クーラー・プルーム・テック専用 570円 580円
ピアニッシモ・アプリコット・キューカンバー・クーラー・プルーム・テック専用 570円 580円
ピアニッシモ・ハニーアップル・ビネガー・クーラー・プルーム・テック専用 570円 580円

現行570円となっているプルームテック専用たばこは、8/26に財務省より認可を受けた際は「600円」となる予定でした。

これをJTは改め、580円となるように価格改定の再申請をおこなっています。

価格再申請を行うプルームテックプラス専用たばこの価格

10月から580円となる再申請
銘柄名 現行価格 改定後価格
メビウス・コールド・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・パープル・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・ゴールド・ロースト・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・ゴールド・クリア・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・ゴールド・マスカットグリーン・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・ゴールド・イエロー・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・ゴールド・レッド・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・ゴールド・オレンジ・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・プレミアムゴールド・レギュラー・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・プレミアムゴールド・メンソール・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・プレミアムゴールド・フローズン・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・エナジー・スパーク・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・エナジー・ショット・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・エナジー・ポップグレープ・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・エナジー・モスコミュール・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・エナジー・ピニャコラーダ・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・エナジー・ホットワイン・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
メビウス・エナジー・スパークリングワイン・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
ピアニッシモ・ベルガモット・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円
ピアニッシモ・キンモクセイ・ミント・プルーム・テック・プラス専用 580円 580円

現行580円となっているプルームテックプラス専用たばこは、8/26に財務省より認可を受けた際はプルームテックと同じく「600円」となる予定でした。

これをJTは改め、580円となるように価格改定の再申請をおこなっています。

つまり、プルームテックプラスは、2022年10月からも現行価格と同じになるように再申請したわけですね。

はたして、財務省より認可を得られるか?

プルームエックスとプルームテックプラスを比較した。8月30日にはフィリップモリスジャパン(PMJ)が、次いで8月31日にはJTが、値上げ予定となっていたたばこ価格をの値上げをやめる判断をしています。いまだ財務省より再認可は受けられていませんが、はたして認可を得ることはできるのでしょうか?

これまで5年間に渡り、段階的に加熱式たばこの増税が行われ、そのたびに値上げが実施されてきました。そしてこれまで、このように【値上げを取り下げる】という再申請がされたことは一度もありませんでした。

だからこそ、財務省がこれを認可するかどうかに注目が集まっています。

また、PMJはアイコス、JTはプルーム、ではBATのグローはどうかというと、まだグローは価格の認可について再申請は行っていません。たばこ会社各社が状況を睨み合った末に、様々な決定をしているので、今後BATもこのような動きがあるかもしれませんね。

引き続きたばこ会社各社の動向に注目していきます。

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