加熱式たばこ業界では新製品の発売ラッシュが起きており、2024年5月現在、各社から様々な新デバイスが販売されております。
BATジャパンより発売され、そのスタイリッシュさは業界随一の加熱式たばこデバイスである『glo™ hyper air（グローハイパーエアー）』。
そして2023年11月にリニューアルした『PloomX ADVANCED（プルームエックスアドバンスド）』。
どちらも新商品だから購入してみたい、でも購入する価値は本当にあるのか、迷っている人も多いのではないでしょうか？
この記事では、BATの「グローハイパーエアー」とJTの「プルームエックスアドバンスド」のスペックを徹底解剖します！
どちらを購入するか迷っている人のために、それぞれの特徴を一覧表で比較していきます。
ぜひ、購入を決める際の参考にしてくださいね。
グローハイパーエアーとは？
グローハイパーエアーとケントトゥルーメンソール 業界随一の薄さ！
グローハイパーエアーとは、2023年6月に発売が開始されたグローハイパーシリーズの最軽量モデルです。業界随一のスリムな形状は、鞄やポケットに入れても取り出しやすく、持ち運びやすさも兼ね備えています。
デバイスのカラーは全５色【オーシャンブルー（青）/オーロラティール（緑）/クリスプパープル（紫）/ローズゴールド（ピンク）/セレスティアルネイビー（濃紺）】と豊富なデザイン展開になっており、性別・年齢問わず幅広い層に人気が出そう。
見た目だけでなく、機能も充実しており【ノーマルモード】と【ブーストモード】という2種類の加熱モードを選ぶことが出来、好みに応じた味わいを楽しむことができます。現在、加熱式たばこ業界でも注目を集めている最新デバイスです。
プルームXアドバンスドとは？
プルームXアドバンスドとは、JTから発売されていた高温加熱式たばこ「Ploom X （プルームエックス）」をリニューアルし、2023年11月に満を持して発売された高温加熱式たばこ用デバイスです。旧プルームXとの違いで一番大きいのは、加熱方式といえるでしょう。
プルームXアドバンスドは「POWER HEATFLOW」、プルームXは「HEATFLOW」という技術を採用しています。「POWER HEATFLOW」は「HEATFLOW」の進化版とも言えるものです。最高加熱温度が旧プルームXから25℃も高く約320℃となったプルームXアドバンスドでは、プルームXよりも高い吸いごたえと味わいを楽しむことができます。
グローハイパーエアーとプルームX ADVANCEDの価格を比較
グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドの価格を比較しました。
| グローハイパーエアー | プルームXアドバンスド | |
|---|---|---|
| 本体価格 | 1,980円 | 1,980円 |
| たばこスティック価格 | 430円～540円※ | 500円 |
| 保証期間 | 6ヶ月（製品登録で1年に延長） | 1.5年（製品登録で2年に延長） |
※2024年5月15日現在
本体価格はグローハイパーエアー、プルームXアドバンスドともに1,980円と同じです。
しかし、プルームXアドバンスドは度々値引きセールを行ったり、友達割引や乗り換え割などの施策を行っており、条件が合えばお得に購入が可能です。
プルームXアドバンスドが実質無料で購入できる友達紹介割引を受けたい人は、ぜひ下記記事を参考にしてください。
一方、グローハイパーエアは、2023年10月まで980円で購入できる割引キャンペーンを実施していましたが、残念ながら現在は終了しています。しかしBATは定期的に割引セールを実施しているので、情報が入り次第またお伝えいたしますね！
たばこスティックに関しては、グローハイパーエア用は銘柄によって価格が違い、プルームXアドバンスドとどちらがコスパが良いとは言い切れません。
しかし業界最安値の430円銘柄「ラッキーストライク」が吸えるグローハイパーエアはやはり凄いですね！日々の出費を少しでも抑えたい方にとってはグローハイパーエアーが魅力的に感じるかもしれません。
グローハイパーエアと業界最安値430円のラッキーストライク
一方でプルームXアドバンスド用たばこスティックメビウスシリーズも2023年3月の値下げによりメビウスとキャメルの両銘柄が500円となっています。
どちらも、たばこスティックの価格を抑えることで、より多くのユーザーの取り込みを狙っているのでしょう。
以上のことから、グローハイパーエアーとプルームXでは、キャンペーン施策の有無の違いはありますが、基本的に同じ価格帯と考えてよいでしょう。
大きな差があるのは、プルームXアドバンスドは保証期間が最長2年と、グローハイパーエアーの倍の期間があることです。
精密機器である加熱式たばこデバイスの保証期間が長い方が良い人は、プルームXアドバンスドの方が向いているかも知れません。
グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドのデバイス仕様を比較
グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドのデバイスの仕様を比較してみましょう。
| グローハイパーエアー | プルームX アドバンスド | |
|---|---|---|
| デバイス寸法 | 高さ：97mm 横幅：47mm 奥行き：13mm 重量：75g |
高さ：約89mm 横幅：約44mm 奥行き：24mm 重量：95g |
| カラーバリエーション | 全5種類 オーシャンブルー（青）/オーロラティール（緑）/クリスプパープル（紫）/ローズゴールド（ピンク）/セレスティアルネイビー（濃紺） |
全2種類 シルバー/ ブラック/ ディープスカイブルー |
| 外観特徴 | 薄型・軽量で持ち運びやすいスタイリッシュなデザイン | 曲線美を活かした優美なデザイン |
注目すべきは、グローハイパーエアーの薄さと軽さです。
重さがわずか75ｇのグローハイパーエアーは、やはり手に持った時の軽さがプルームXアドバンスドに比べて一段上だと感じました。
また、カラーバリエーションはプルームXアドバンスドはブラックとシルバーの2色に絞った展開となっています。
前モデルのプルームＸの時もそうでしたが、ＪＴは不定期で限定色を販売することが多く、発売された際の人気は凄まじく、発売からすぐに売り切れてしまいます。今後、プルＸアドバンスドでも限定カラーが出てくるのか。楽しみですね！
限定カラーを考えず、常時販売カラーとしては、グローハイパーエアーのスタイリッシュな色味は年齢・性別問わず幅広い世代に魅力的だと感じます。
外観に関しては、個人の好みによる差が大きいですよね。
薄型のグローハイパーエアーか、プルームXアドバンスドの馴染みのいい曲線か・・・どちらも捨てがたい！
吸う時の持ちやすさという意味では、グローハイパーエアーの軽さを取るか、プルームXの人体工学に基づいたフィット感を取るか、悩ましいですね。
筆者のように両方入手して、その時の気分で使い分けるという人もこれから増えそうです。
グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドの機能を比較
グローハイパーエアとプルームXアドバンスドの機能を比較してみました。
| グローハイパーエアー | プルームXアドバンスド | |
|---|---|---|
| 加熱時間 | スタンダード：30秒 ブースト：20秒 |
約25秒 |
| 喫煙時間 | スタンダード：4分 ブースト：3分 |
約5分間 |
| 充電時間 | 約120分 | 約90分 |
| メンテナンス | 20本ごとにブラシで掃除、5本ごとに水分の拭き取り | 月に1回を目安にクリーニングスティックで掃除 |
| 連続使用 | 最大20回 | 最大20回 |
| 加熱方式 | スティックを360度全方位で直接加熱 | 新『POWER HEATFLOW』方式で加熱温度を調節 |
| 加熱温度 | スタンダード：240℃～250℃ ブースト：260℃～280℃ |
最高約320℃ |
グローハイパーエアーとプルームXアドンバス度の機能には様々な違いがあります。
グローハイパーエアーは、加熱温度を2種類から選ぶことができ、サッと吸いたいときはブーストで、など使い分けができます。
プルームXは、喫煙時間が5分と、グローハイパーエアーのブースト時の3分より2分も長く味わうことができます。これも、JT独自のPOWER HEATFLOW方式のなせる業でしょう。
キック感については、ブースト時のグローハイパーエアーとプルームXアドバンスドでは、プルームXアドバンスドのほうが強く感じるかもしれません。これはプルームXよりも25度もアップした最高温度320℃のなせる業でしょう。
メンテナンスに関しては、月一回で済むプルームXアドバンスドの方が面倒が無さそうです。
それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の重視するポイントで選んでくださいね。
グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドの味わい・匂いを比較
グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドの味わいや喫煙後の匂い残りを比較しました。
| グローハイパーエアー | プルームXアドバンスド | |
|---|---|---|
| フレーバーの種類 | 全28種類 ・クール・ネオ：12種類 ・ケント：7種類 ・ラッキーストライク：6種類 ・ネオ（定期購入）：4種類 |
全16種類 ・メビウス：12種類 ・キャメル：4種類 |
| 味わい | 3ブランドそれぞれの良さがあり、加熱式たばこならではの強メンソールや味変カプセルを楽しめる | 独自のたばこ葉ブレンド「ACTIVBLEND for Japan（アクティブブレンド フォー ジャパン）」や味変カプセルなどの工夫を凝らしている |
| 匂い残り | ほぼないがフレーバーによっては周囲に匂い残りがある | フレーバーによって差はあるが、匂い残りが少ない |
まず、フレーバーの比較ですが、グローハイパーエアーはクール・ネオ・ケント・ラッキーストライクと3ブランド合わせて全28種類の多彩な銘柄があります。
ブランドによって味わいも変わるため、幅広いブランドから自分の好みの味を選べるのは嬉しいですね。
こう言ってしまっては何ですが、結局は、好きなたばこ銘柄がある方を選ぶ、という感じに行き着く気がします。
匂い残りについては、部屋や車中等色々試してみましたが、どちらもそれほど差を感じませんでした。
そのため、グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドのどちらかを選ぶときに、匂い残りについては余り考慮しなくて良いでしょう。
グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドどっちがおすすめ？
ここまで、グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドの比較をしてきましたが、結論から言うと優劣はつけられません！
結局は、個人の好みや何を重視して加熱式たばこデバイスを選ぶか、という基準になります。
そこで、ここからは、グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドそれぞれのおすすめの人の特徴をピックアップして伝えていきます。
自分がどちらに当てはまるか、チェックしてみてください。
グローハイパーエアーがおすすめの人
グローハイパーエアーは、こんな人におすすめです。
- 軽さと持ち運びやすさを重視したい
- 色味のきれいな加熱式たばこデバイスが欲しい
- 1つのデバイスでキック感の違う吸いごたえを味わってみたい
グローハイパーエアーは、とにかく軽くて薄くて持ち歩くのに便利です！
スリムで軽く、持ち歩くときの収納もポケットから出し入れがスマートにできます。
外出時に手荷物をコンパクトにしたい、という人にはぴったりです。
また、カラフルなデバイスも魅力の一つです。
全5色のどれもが美しく、喫煙時にもデバイスの色味に癒されながら一服をすることができます。
また、ブースト・スタンダードの2つのモードが選べることも大きなメリットです。
ガツンとした吸いごたえが欲しいときはブーストモード、ゆったり柔らかなたばこの風味を感じたいときはスタンダードモードと、使い分けができます。
グローハイパーエアーを購入したい！と思った人は、当サイト別記事で購入方法を紹介しています。
ぜひ、そちらもチェックしてみてくださいね。
プルームXアドバンスドがおすすめの人
プルームXアドバンスドは、こんな人におすすめです。
- 2年間の保証期間を活かして長く使いたい
- メンテナンスの回数は少な目が良い
- 人間工学を考慮した持ちやすさで喫煙時間を快適に過ごしたい
プルームXアドバンスドは保証期間が最長2年間となっており、加熱式たばこデバイスのハードユーザーとしては安心です。
また、メンテナンスについても月1回程度で良いというのは、嬉しいですね。
クリーニングは専用のクリーニングスティックで行いますが、無い場合はベビー綿棒でも代用可能です。
また、独特の曲線を活かしたデバイスのフォルムは、人間工学に基づいて作られており、スッと手にフィットします。
この感触は、実感してもらわないと理解できないと思いますが、本当に手にしっくりきます。
お気に入りのたばこ銘柄を探したい、という人は当サイト別記事でプルームXアドバンスド用たばこスティックの人気ランキングをチェックしてください！
本記事では、グローハイパーエアーとプルームXアドバンスドの違いについて比較してみました！
それぞれのメリット・デメリットを把握して、お気に入りのデバイスを購入してくださいね。
