「glo pro(グロー・プロ)」は2019年9月に発売された、BATの加熱式たばこデバイスです。「グローナノ」と同時発売され、話題になりました。
すでに「グローハイパー」も発売されており、どちらが良いのだろう?と迷う方もいるかと思います。
アイコスさんでは、2019年の発売日前から「グロープロ」を手に入れて使ってきたので、この記事では徹底的にレビューした結果をまとめたいと思います。
グローシリーズ2を凌ぐ次世代機になるのか!?見ていきましょう。
「glo pro」を動画で解説!
はじめに、この記事は動画でも解説しています。その動画を補足する意味もこめてこの記事を執筆していますので、「気になるー!」って方は、是非双方ご覧になって参考にしてください。
「プロ」と「ナノ」
まず、2019年10月3日に発売する新型モデルは、「pro」と「nano」の2種類あります。
それぞれ特徴があって・・・
- glo pro:新テクノロジー搭載の吸いごたえアップモデル
- glo nano:スタイリッシュでコンパクトな持ち運びモデル
といった感じ。スペックだけの比較は以下の記事をどうぞ。
新型glo「グロープロ」と「グローナノ」が10月3日発売!全種類スペックを比較今回見る「pro」の方は、これまでのグローにはない新テクノロジーが搭載されており、様々な進化ポイントがあります。
それぞれ見ていきましょう!
「glo series 2」とじっくり実機を比較
まず、本体をじっくり確認。
アイコスさん
大きさは少しグロープロの方が小さい感じ。ちょっと正方形になっている?
比べると、とっても持ちやすくなっている感じがしました。
細かい改善が”粋”です
細かく見ていくと、本当に改善がされています。
- ライトが見やすくなった
- 蓋のスライドがしやすくなった
- 充電ポートがType-Cで側面になった
【1】ライトが見やすい
通常グローよりも、ライトにギザギザが付き・・・境目が程よく見れるようになりました。
細かいですが、外でも見やすくなっている印象があります。
【2】蓋のスライドがグッド
上の蓋にギザギザが付いたことで、簡単に蓋の開け閉めができるようになりました。小さい改善ですが、大きな改善だと思っています。実際使ってみると全然使い勝手が違う。
【3】充電規格アップデート
これまで「micro-USB」だった充電規格が、「Type-C」となりました。これはアイコス3などとも同じ規格で、従来のUSBモデルよりも高い電圧に対応することができます。
この変更により、後述する2つの加熱モードが可能となっていて、要は従来機よりも「パワフル」になっていると思います。
他にも、排気口の穴が大きくなったり、様々な改善がされているように感じます。
さて、本体をじっくりと観察したところで、実際に使用していってみましょう。
加熱モードが2つある
「グロープロ」には、加熱するモードが2つあります。
最近こういうモデルが増えてきているような気がしていて、「jouz 20 pro」だったり「PULZE」も加熱温度の選択をすることができます。
ただし、グロープロの場合、ブーストモードにすると加熱時間が圧縮されたり結構な違いあります。見ていきましょう。
スタンダードモードの使い方・感想
まず、ブーストモードは普通にネオスティックを差し込んで、ボタンを3秒間長押しすることで起動します。
加熱待ち時間は20秒。
これまでのグローは40秒だったのでかなり短く感じました。
吸った感想は…
アイコスさん
通常のグローよりも、加熱温度があがっていることを結構感じることが出来ました。
その分、キック感も強くなっていて、若干煙量も増している気がします。
加熱されて愉しめる時間は4分間。プロモデルは深く濃い味わいを愉しめるようになっていたので、「本体が変わるだけで結構変わるものだなぁ」という感想を持ちました。
ブーストモードの感想
続いて「ブーストモード」を利用してみます。
ブーストモードの起動方法は、長押し時間を伸ばすだけ。3秒長押しで本体が振動した後に、更に2秒間長押しし続けるともう一度本体が振動します。すると…ライトがくるくると回転し始めます。
なんと、加熱の待ち時間は、10秒です。
ライターでカチッと付けて、吸い始めるのと、場合によっちゃ近しい時間。そんなこと可能なの!?と思ったのですが、可能でした。本当に起動が早い。
…10秒って、本当にすごくないですか!?
あっという間に吸い始めることができました。
加熱中は「ジリジリジリ…」と加熱している音が聞こえる程、全力で加熱している気がします。
味わいは、更に深く濃くなりました。
加熱温度に応じて煙の量も変わるようで、多くなった気がします。
なにしろこのブーストモードは、パワフル!本体がだいぶ温かく…いや熱くなったのを、持つだけでも感じる程です。
まとめ
- グロープロには、加熱速度の違う2つの加熱モードがある
- スタンダードモードは、じっくり愉しめるタイプ
- ブーストモードは、早く強く味わうタイプ
「glo pro」と「glo mini」と比較
若干プロはサイズが小さくなっている気がします。ただし、グローミニと比較するとやっぱりグローミニの方がまだ小さいサイズでした。
小さいモデルを求めるなら、グロープロよりグローミニ・・となりますが、もう一つの新型モデル「グローナノ」はもっと小さいので、グローミニの立場が危うくなってきた感・・。
グロープロはシリーズ2よりは小さくなっている・・というか持ちやすく扱いやすくなっているので、
- グロープロ:グローシリーズ2の上位互換モデル
- グローナノ:グローミニの上位互換モデル
という気がして仕方ありません。
これぞ、新型グロー!
ここまでグローナノを見てきましたが、じっくり使ってみた結果思ったのは、、
アイコスさん
ということです。
なぜかというと、「グローシリーズ2」が出た時、正直なところ,,,
アイコスさん
というくらい、アップデートが少なかったのです。詳細は以下の記事をご覧ください。
新型グロー「gloシリーズ2 リッチブラック」が9月17日全国発売|現行との違いは何?一方で、今回のプロは、本当に次世代機という気がします。やっと本気出したかグロー・・いや、BAT。
だって、10秒で加熱が完了吸い始められるって、2,3年前にはありえない世界だったと思います。
おそらく、このモデルをアイコスのフィリップモリスも、プルームシリーズのJTもかなり意識していると思います。そうきたかBAT・・・と。
40秒〜1分くらいの加熱待ち時間が当たり前だった世界が、このグロープロの登場によって変わっていく可能性さえありますね。
また、先日レビューしたグローセンスも、「BATやるなー!」と思うものでした。
ここに更に新型を2種類も被せてくるBAT。
アイコスさん
と思わざるを得ません。
今回のレビューではプロを見てきましたが、追ってもう一つの新型「グローナノ」もレビューしていきたいと思います。是非ご期待ください!