消防庁「加熱式タバコ 火災の危険性低い」アイコス・プルームテック・グローの実験結果

加熱タバコの火災の危険性を日本政府が比較実験

総務省消防庁が1月15日付けで「加熱式タバコ」について言及を行いました。内容は、「加熱式たばこは火災の危険性が低い」というものでした。

アイコス・プルームテック・グローの安全への信頼が更に高まりそうです。

目次

総務省消防庁が発表した内容

加熱式タバコ、アイコス・プルームテック・グローを比較する

総務省消防庁が発表した内容は以下の通り。

加熱式タバコ主要3製品に関しては、紙巻きと比べて火災発生の危険性が低いとの検証結果が出た。

しかし、今後新型製品の登場が想定されるため、全ての加熱式製品を対象とした安全基準の検討が必要。

加熱式タバコ主要3製品とは、もちろんアイコス・プルームテック・グローのことを指します。

これら3製品に対して、火災となる可能性が高い状況を再現し、燃焼の有無や温度の高低などを調べたそうです。

例えば、寝たばこを想定した実験では、紙巻きタバコは布団が焼けたが、加熱式タバコは燃焼しなかったそう。

丸めたティッシュが入ったごみ箱への投棄でも、アイコス・プルームテック・グローの3製品はいずれもすぐに温度が下がり異常が見られなかったとのことです。

(一部引用:ロイター

政府がフィリップモリス・JT・BATと行った実験とは

実はこの実験、日本政府…総務省消防庁が独自に加熱式タバコ3製品の製造会社と実験を行っていました。

以下は、実際に比較実験が行われた実験概要となります。

実際に行われた「寝たばこ燃焼実験」の参考画像

実際に行われた「寝たばこ燃焼実験」の参考画像

実際に行われた「ゴミ箱での燃焼実験」の参考画像

実際に行われた「ゴミ箱での燃焼実験」の参考画像

それぞれのテストはサーモグラフィーカメラで撮影し、温度を可視化して実験を行ったようです。

サーモグラフィーカメラによる厳密な比較実験

サーモグラフィーカメラによる厳密な比較実験

ここまで厳密に行われた実験の上で、総務省消防庁は今回の発表を行ったようですね。

以前、加熱式タバコについての有害物質性実験を厚生労働省が主導して行っていました。今回のニュースのように、日本政府は加熱式タバコについて多くの研究を行っているようですね。

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実は日本の出火原因1位は”たばこ”

火事の原因で一番多いのは「たばこ」

なぜここまで詳細に消防庁が加熱式タバコについての、火災における危険性を実験しているのかというと、絶対的な理由があります。

それは、日本における火災で出火の原因No.1は「タバコ」によるものだからです。

総出火件数の 39,373 件を出火原因別にみると、「たばこ」3,712 件(9.4%)、「放火」3,528 件(9.0%)、「こんろ」3,032 件(7.7%)、「たき火」2,857 件(7.3%)、「放火の疑い」2,305 件(5.9%)の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると 5,833 件(14.8%)となっています。

(総務省より引用)

もしも、このたばこによる完全に出火が完全になくなれば、日本における火事が約10%削減されるといっても過言ではなくなるのです。

この絶対的理由から、消防庁もしっかりと加熱式タバコの効用について調査しているんですね。

加熱式タバコのニーズは更に強まりそうだが..油断は禁物

加熱式タバコ、アイコス・プルームテック・グローの画像

2019年、「加熱式タバコ」には様々な種類が登場している

今回の実験結果から、加熱式タバコへのニーズは更に強まりそうです。

一番のシェアを誇るアイコスのユーザーは既に500万人を突破しており、新型IQOSも発売しています。

次いでシェアを誇るプルームテックも今年中に新型モデルを市場に投入する予定ですし、ますます加熱式タバコはユーザーから求められ、そして市場は加熱していくでしょう。

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ただし、加熱式タバコに切り替えたからといって、過信は禁物です。

現状の加熱式タバコモデルについては危険性が低い結果は出ていますが、上述した通りこれから更に新型モデルが出てきます。

その際にこの結果がそのまま当てはまるわけではありません。

そしてなにより、加熱式タバコに切り替えたからこそマナーに気をつけるべきだと考えます。

アイコスやプルームテックは煙が少ないからって、歩きタバコしてる…そんな方が結構いるのは事実。こういった加熱式タバコも、れっきとした”タバコ”です。マナーをしっかりと守って、迷惑をかけず正しく利用していきましょう!

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