JTの加熱式タバコ「プルームテック」に2種類の新型モデルが登場! 既に発売から約半年近く経ちました。
この記事では、画像と映像付きでわかりやすく「PloomTECH+」と「Ploom S」についての情報をまとめています。
実際に利用した感想・味わい・おすすめポイントをユーザー目線で把握できればと思います。
「プルーム」シリーズは3モデル体制に
プルームテックは、2019年1月29日に、新型モデルを新たに2機種正式に発売しました。
通常の「プルームテック」はそのままの販売を続けるので、今後プルームテックは「プルームシリーズ」となり、以下3モデルでの展開となります。
- Ploom TECH(低温加熱型)
- Ploom TECH+(低温加熱型)
- Ploom S(⾼温加熱型)
1番上はこれまでのプルームテック。黒と白の通常カラーの他に、多くの限定カラーが出て話題にもなっています。
気になるのは下2機種の新型モデルについてです。
新型は「+(プラス)」と表記がついたものと「プルーム S(エス)」と呼ばれるものになります。それぞれ見ていきましょう。
「Ploom TECH +」とは
「Ploom TECH+(プルームテックプラス)」とは、プルームテックと同様の低温加熱型の加熱式タバコです。
主に、3つの特徴があります。
- 「クリーン」だけど「パワフル」
- 味わいが最高の出来に
- 使い勝手が更に良くなった
【1】「クリーン」だけど「パワフル」
「プルーム・テック・プラス」は、「プルーム・テック」は双方とも低温加熱型ですが、10度だけ加熱温度が異なっています。
- プルームテックの温度:30度
- プルームテックプラスの温度:40度
この10度の温度差は、絶妙な効果を生み出します。
プルームテック+は「パワフル」
まず、プルームテックプラスは、通常のプルームテックに比べて、「たばこ葉」と「たばこベイパー(発生する水蒸気)」が増量されています。これは+10℃が成せる技で、加熱温度が高い分力強い効果を生み出しているわけです。
ベイパーが増量すると、吸いごたえがグッと力強く、そしてパワフルになります。
プルームテック+は「クリーン」
一方で、+10℃といっても、加熱温度は40℃なので100℃を超えていません。つまり、ほとんど熱していない。
そのため、「プルームテックプラス」は、「プルームテック」同様に、“においわずか1%未満”を達成しており、有害性物質量も大幅にカットされています。
つまり、プルームテックプラスはパワフルな味わいを楽しむことが出来る、非常にクリーンな加熱式タバコということが出来ます。
【2】味わいが最高の出来に
プルームテックプラスは、プルームテック同様に「たばこカプセル」が専用タバコとなっています。
しかし、プルームテックプラス専用に開発された、これらのフレーバーは、最高の出来に仕上がっています。
例えば、プルームテックだとどうしても弱くなってしまう「レギュラー」の味わいが、劇的に改善されています。「メンソール」は爽快感が通常プルームテックより格段に強化されています。
「プルームテックでは満足できない」という人も、「プルームテックプラスなら満足できる」という感想を持つ人が絶対にいると思います。
【2024年最新】本体は980円!コンビニで買えるプルームテックプラス/ウィズ全種類フレーバーランキング【3】使い勝手が更に良くなった
プルームテックプラスは、プルームテックと同様に簡単に起動して自動で止まる、シンプルな操作性を実現しています。
しかし、プラスではその使い勝手が更に向上しています。具体的にいうと「かゆいところに手が届く」状態になっています。
例えば、カートリッジの残量が確認しやすくなりました。
プルームテックを利用していると困るのが、不意なカートリッジ切れです。JTもこちらについては言及しており、プラスではカートリッジ残量を見やすくすることで、そういった不具合を失くしています。
「プラス」の構造と吸い方
プルームテックプラスは、通常のプルームテックと比べて、構造と使い方が異なっています。
大きな構造変化として、プラスには「電源ボタン」が存在します。
この電源ボタン、やっぱりあると便利でした。
電池残量がどれだけ残っているかわかるし、また起動確認もしやすい。
プルームテックの悪いところの1つは、吸わないとバッテリー残量がわからないところでした。これもJTで言及されていたことでしたが、これがプラスではボタンを押すことで解決します。
また、「カートリッジカバー」と「カプセルホルダー」も通常プルームテックにはないもので、プラスではよりガジェット感が増しているのも特徴です。
「プルーム・テック・プラス」を使ってみた感想
このプルームテックプラス、アイコスさんでは先行入手してからずっと使い続けてきました。
その結果色々なことがわかっています。
使いやすいところから、使いにくいところまで。
例えば利用して1ヶ月目の記事です。
プルームテックプラスを1ヶ月使った感想|プルームテックとの違いと良い点悪い点アイコスさん
という感想を持つ一方で、
アイコスさん
というのもやっぱり感想として上がりました。
その後約半年使い続けて、「ここが嫌だよプルームテックプラス」という記事も公開しています。
「プルームテックプラス」ここが嫌だよランキングトップ3【半年使った感想】例えば動画でも利用した感想についてはお伝えしていますので、是非色々と参考にしてみて下さい!
「Ploom S」とは
「Ploom S(プルームエス)」とは、「プルーム・テック」並びに「プルーム・テック・プラス」と異なる高温加熱型の加熱式タバコです。
主に、3つの特徴があります。
- 加熱式だけど、たばこ葉のうまみがある
- デザインがかわいい!カラーは全6色に
- においが控えめですごい
【1】加熱式だけど、紙巻きタバコっぽい”旨味”がある
プルームSはアイコスやグローと同じく、100℃以上の高温加熱を行うことでタバコを吸う加熱式タバコです。
JT初の高温加熱型。その味わいは、かなり紙巻きタバコ「メビウス」に近しい味わいを再現していました。
どうしても加熱式タバコは、”加熱式タバコっぽさ”が出てしまい、「味わいにタバコらしい深みを感じられない」という方がいます。
でも、その点プルームSは超こだわり抜いた製法から紙巻きタバコの旨味を見事に抽出していました。
【2】デザインがかわいい!
今までの加熱式タバコにはなかった、フリーハンドで描かれたような柔らかいカーブ、手にしっくりとなじむマットな質感がプルームSにはあります。
そしてカラーも豊富で、全6色!
プルームSのデザイン、本当に見れば見るほど可愛いものでした。デザインについての詳細やおすすめポイントは以下の記事に詳しくまとめています。
プルームエスの人気カラーは?全8色の新型プルームテックをレビュー比較【3】においが控えめですごい
「プルームS」は、「アイコス」や「グロー」と同じ高温加熱型ですが、温度が結構異なっています。
- アイコス・グローの温度:約300度
- プルームSの温度:200度
この100℃の差が大変な効果をもたらしています。それはニオイの大幅削減です。
プルームテックの良いところはニオイが少ないところです。ここのメリットをプルームSでも見事に継続していました。
特に凄いのが、味わいを阻害する高温加熱型特有のにおいも抑えているということです。
これ、実際に試してみて本当でした。感動するレベルです。
【使ってみた】プルームテックプラスとプルームS 比較して見えたおすすめの選び方今回の新型プルームテックは、両機とも絶妙な加熱温度を設定することで、非常に凝った味わいと効果をもたらしていました。
「プルーム・エス」の構造と吸い方
プルーム・エスは、専用のたばこスティックをデバイス本体に差し込んで利用します。
イメージとしては「グローとまんま一緒」です。
もともとグローをお持ちの方であればかなり馴染み深いものとなりそう。
メーカー正式の構造図を確認しても、ほぼ一緒ですね。
使い方もグローとほぼほぼ一緒。使い方がわからない!ということにはならなそうです。
「プルーム」シリーズ3種類を使って比較してみた
新型プルームテック「プラス」と「プルームS」、ならびに通常の「プルームテック」それぞれを利用してみた感想をまとめました。
【使ってみた】プルームテックプラスとプルームS 比較して見えたおすすめの選び方上記の記事では。それぞれの味や使い方を元に、どのような点がおすすめなのか、どう選んだら良いのか実体験からお伝えしています。
新型プルームテックの価格・スペックを比較する
あらためて、新型「プルームテック・プラス」と「プルームS」のスペック情報を一覧にまとめてみます。
比較 | PloomTECH + | Ploom S |
---|---|---|
特徴 | ・低温加熱型 ・通常プルームテックよりパワフル |
・高温加熱型 ・アイコスやグローと同様の加熱方式 |
加熱温度 | 40℃ | 200℃ |
加熱待ち時間 | なし | 約40秒 |
専用タバコ | プルームテックプラス専用タバコ (プルームテックと異なる) 500円 |
プルームプラス専用タバコ (プルームテックと異なる) 480円 |
タバコ交換タイミング | 約50パフ(吸い) | 3.5分 / 14パフ |
連続使用 | 可能 | 可能 |
フル充電までの時間 | 約90分 | 約90分 |
発売日 | 2019年1月29日 予約は1月25日から |
2019年1月29日 予約は1月25日から |
価格 | 定価:4,980円 | 定価:7,980円 |
カラー | 全2色 | 全6色 |
購入方法 | ・プルームテック公式ストア ・通販 |
・プルームテック公式ストア ・通販 |
両機ともに肝は加熱温度です。
プラスは40℃、プルームSは200℃に設定されていることから、アイコスやグローにはない新たな味わいを新型プルームテックでは楽しむことが出来ます。
また、価格を比較してみるとプラスは4,980円、プルームSは7,980円と、新型アイコスの定価以下となっていることがわかります。これは絶対JTは狙っていますよね。
ハッキリ言って、使ってみた上で、そしてこのスペックを見た上で、おすすめします。
十分に購入の検討ができる機体ですし、価格設定といえるでしょう。特に、すでにアイコスやグローを持っている人こそ、その良さを体感できると思います。
新型プルームテックの価格と購入方法については、詳細に以下の記事にまとめました。確実に手に入れる方法を継続的にお伝えしていきます。
新型プルームテックプラスとプルームエスの値段と予約購入方法|通販でも買えるようになぜ3モデル展開なのか?JTに聞いてみた
ここまでプルームテック新型モデルの特徴を見てきました。考えてみれば、くしくもアイコスと同じで新型モデルが2機種出ることになりますね。
ただ、この展開はあきらかにアイコスの方針とは異なっています。
アイコスは完全新型モデルとして、「IQOS 2.4 Plus」とはまったく別の機体を発売します。なので、例えば互換性はありません。IQOS 2.4 Plusのホルダーを、IQOS 3で充電する− などということはできません。
それに対して、プルームテックは互換性がある低温加熱型を1つ。そして全く構造が異なる高温加熱型を1つ発売します。
なぜこの展開なのでしょうか?
プルームテック現行モデルについての評判を理解している
JTは決算発表にて現行プルームテックについて以下のように語っています。
JTが提供する低温加熱型製品の特⻑はお客様ニーズに合致しており、ポテンシャルは⾼い
しっかりと「プルームテックならでは」が評価されていることを知っているのです。それは例えば
- 周囲への配慮
- 健康懸念物質低減の可能性
- 場所不便の軽減
などなど。プルームテックにはプルームテックにしかない良さがあります。
ただ、その上で「ポテンシャルに達していない」とも表現しています。その理由を
- お客様の多様な嗜好に応えられていない
- 商品ラインナップの薄さ
と考えた結果、今回のようなプルームテックとそれを改良したモデルの開発に至ったとのことです。
プルームテックの誕生秘話や良いところ・悪いところについては、JT本社に直接取材することで聞くことが出来ました。興味ある方は是非ご覧になってみて下さい。
プルームテック新型モデルを動画で解説
プルームテックは新型モデル発売前に、プロモーション動画を公開しました。時間は短いものでしたが、シーンによって使い分けるユーザー体験が描かれていました。
新型モデルによって、利用シーンに合わせてプルームテックに選択肢が増えることがわかります。
全国展開情報
2種類の新型プルームテックの発売日や、購入方法の最新の概要をまとめておきます。
当初は供給が追いつかず売り切れ状態が続いていましたが、最近は徐々に生産体制が強化され、手に取りやすくなりました。
また、新型プルームテックの販売拡大は、段階的に行われてます。発売日をまとめると以下の通り。
PloomTECH + | Ploom S | |
---|---|---|
6都道府県拡大 | 2019年4月 | 2019年7月 → 2019年6月に実施 |
全国展開 | 2019年7月 → 2019年6月に実施 |
2019年9月 |
JTは決算報告などでもプルームテックについて言及しており、「今後ラインナップ拡充を図るためPloom TECHへ経営リソースを集中させる」とも語っています。
以前、JT本社に直接取材した際も、2019年3月までには必ず新型を発売させると述べてくれましたが、全て有言実行しています。
JT本社に直撃取材!プルームテックの良いところ悪いところを聞いてきた全国展開もこの日程通り、もしくは早まる可能性もあるでしょう。
アイコスもIQOS3とマルチの新型モデルを全国販売開始させています。プルームテックも良い動きをしていますね。2019年、加熱式タバコ市場はますます加熱していきそうです。
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