アイコスを利用していて欠かせないことがあります。それは、アイコスのクリーニング。アイコスの掃除を定期的に行わないと、吸い味が悪くなったり充電できなくなったり・・と様々な問題が起こります。
この記事では、そんなアイコスユーザー必見のアイコスのクリーニング方法を、フィリップモリス直伝の公式方法に従って専用ブラシ・専用綿棒それぞれ写真付きでわかりやすくまとめます。
IQOS ILUMAなどの加熱ブレードが搭載されていないアイコスのクリーニング方法は、以下の記事を参照してください。
アイコスをクリーニングしないとどうなる?
アイコスの使い方を前回の記事ではまとめました。使い方をマスターして、アイコスを吸っていると必要になってくるのがiQOS本体のメンテナンス。
まずは、あらためてアイコスを掃除(クリーニング)しないとどうなるのか確認しましょう。iQOSの公式ホームページ・マニュアルには、
最適な性能を維持して安定した味わいを楽しむために、iQOSホルダーを定期的にクリーニングして下さい。
iQOSホルダー内部の加熱ブレードはヒートスティックを直接加熱しています。そのため継続的に使用すると、ヒートスティックの屑がホルダー内部に溜まる事があります。
とあります。
クリーニングしないと、吸った後の屑がアイコス本体に溜まってしまって、味が悪くなったりしちゃうよーということです。
「屑が溜まる事があります」という程度に記載していますが、ぶっちゃけめっちゃ溜まります!!
これから実際にクリーニング方法を紹介していく過程で、相当ゴミが溜まることがわかるはず。この記事を見て「掃除…しようかな」と思ったら、是非すぐにアイコスの掃除をしてあげてくださいね。
IQOS公式のクリーニング方法 – ストアで実演も
実は、アイコスストアではじめて購入する時や、グループでIQOSを購入する時はアイコスのクリーニング方法をストアスタッフから直々にレクチャーされます。
この記事では、スタッフ並びにフィリップモリス(アイコスのメーカー)に直接聞いた正しいクリーニング方法をまとめていきたいと思います。
故障して壊れる・・なんてこともあるそうですが、この記事で用法用量を守って正しくクリーニングしていきましょう。
アイコスのクリーニング方法
ではここからアイコスのクリーニング方法をまとめます。アイコスの掃除方法は3つあります。
- 自動加熱クリーニングで掃除(旧型のみ)
- アイコス専用ブラシ(iQOSクリーナー)を使って掃除
- アイコス本体付随の綿棒を使って掃除
です。アイコスの部品や名称がわからない方は以下の記事を確認しておくとスムーズなので、是非参照くださいね。
あらためてアイコスクリーニングに必要なものを確認しましょう。
じゃん!この子たちです。左から、
- アイコスポケットチャージャー
- アイコスホルダー
- アイコス専用ブラシ
- アイコス専用綿棒
主にクリーニングでは、実際に吸うパーツであるアイコスホルダーを他3つで掃除していくことになります。ここからはそれぞれの使い方を見ていきましょう。
自動加熱クリーニングでホルダーを掃除※旧型のみ
ではまずは、アイコスポケットチャージャーを使ったホルダー掃除方法を見ていきましょう。
なお、こちらの方法は旧型「IQOS 2.4」のみ対応が必要なものです。新型アイコス「IQOS 2.4 Plus」は標準でこの機能が付いていますのでスキップでOK!
旧型アイコス並びに新型アイコスも、まず始めに、アイコスホルダーをアイコスポケットチャージャーに入れます。いつもアイコスを持ち歩く形ですね。
実はアイコスポケットチャージャーは20本くらい吸ったところで、自動でクリーニングが始まるように設定されているのです。なので、普通に持ち運んで利用するだけで、外側のクリーニングは完了してしまいます。
旧型は手動クリーニングボタンが存在
旧型の場合手動でこのクリーニングを実施することが出来ます。ボタンの下から2番目を長押ししましょう。
写真のボタン(電源ボタンの上のボタン)を3秒以上長押ししましょう。すると…
アイコスポケットチャージャーのクリーニング中マークが点滅し始めます。このランプが点滅している時は、アイコスポケットチャージャーがアイコスホルダーを掃除している状態です。
数分すると点滅がなくなりますので、そうしたらクリーニング完了です。もし自動クリーニングされてないな?と感じたら自分でやってみて下さいね。
ここまで自動加熱クリーニング方法を見てきました。が、これだけでは全然アイコスのクリーニングは出来ていません!!全くと言っていいほど出来ていません!!
ちょっとだけ面倒に思いますが、意外と簡単なアイコスクリーニング。その本核を見ていきましょう。
ブラシを使ってiQOSホルダーの加熱ブレード部分を掃除
アイコスホルダーの加熱ブレードを掃除していきましょう。
ここの掃除がアイコスには本当に重要で、加熱ブレードに屑が溜まりすぎると味が劣化したり、そもそもヒートスティックを加熱することができなくなり、故障の原因となってしまいます。
そんな重要な掃除ですが、大活躍するのは、この子
ちっちゃいやつですが、これをパカっと開けると…
なんというか、たわしが敷き詰められてるような感じになっております。なんか、ギュッとしてる感じ。
こんなんで掃除出来るの!?って初めは思いましたが、すごい掃除できます。すごいできます。
大きい方と小さい方に別れていますが、これはしっかりそれぞれで使い道が異なります。
- 大きい方を、加熱ブレード掃除に
- 小さい方を、キャップの掃除に
利用していきますよ。今回は加熱ブレードの掃除なので、大きい方を利用します。
加熱ブレード部分の掃除をしていきますが、掃除する前の状態を確認してみましょう。
写真の状態は40本くらいかな?掃除しないでそのまま吸い続けていたものです…。なんか味が落ちてきた感じがしていた。ような?そんなことないような?な感じでした。そんな時の加熱ブレードの部分は…
ぎゃああああ!
汚い!写真だとちょっと軽減されていますが、なんというかヤニのダメな部分がこびりついているような、そんな悲しい状態になっていました。
確かに、これにヒートスティックを指して吸っていたと思うと、ちょっと嫌ですね。綺麗にしたい!!
アイコスを掃除しよう
では先程見たアイコス専用ブラシの大きい方で、加熱ブレード部分を掃除していきます。
アイコスホルダーの加熱ブレード部分に、先程の専用ブラシを、
グサッ!っと差し込みます。
けっこう思い切ってやらないと入らないですが、力を入れすぎてやると加熱ブレードが折れてしまうことがあります。細心の注意を払って差し込んでくださいね。
アイコスホルダーと専用ブラシをクリクリ回す
差し込んだら、アイコスホルダーと専用ブラシをクリクリ回していきます。この時に注意ですが、必ず下にティッシュか何かゴミが落ちても大丈夫なものを敷いて下さい。
屑が落ちてしまいます。この屑は残り灰みたいなものなので、意外と取るのに苦労するので、注意しましょう。
クリクリ回していきます。先程も述べたとおり、強く回しすぎるとブレードが折れる原因になってしまうので、ゆっくり優しく回して汚れを落として下さい。
ある程度掃除出来たかな?となったら、専用ブラシを抜いてiQOSホルダーとブラシをそれぞれティッシュの上にトントンしてみます。すると..
出て来る!屑が!!ゴミが!!!
これを複数回繰り返します。アイコスをトントン叩いてもゴミが出なくなってきたら、ブラシではもう汚れは落とせません。
先程やたら汚れてた加熱ブレードの箇所ももう一度見てみましょう。
うん、さっきよりだいぶ綺麗になっていますね!屑やゴミなどがだいぶなくなっています。アイコスブラシ凄い。
では次に、キャップの部分の掃除を行いましょう。
ブラシを使ってiQOSホルダーのキャップを掃除
アイコス加熱ブレードを掃除したら、次はアイコスホルダーのキャップ部分です。
ブレードは専用ブラシの大きい方を使って掃除しましたが、キャップは小さい方を使って掃除します。
アイコスホルダーのキャップも、先程のブレードと同じ要領で専用ブラシを差し込み、クリクリして掃除します。
回してトントン…回してトントン…
すると、ブレードほどではありませんが、汚れが取れました。キャップの方なんてそんなゴミ溜まらないと思っていたのですが、意外といるものですね!
これでアイコスの掃除は終わり…と思いきやそんなことはありません。最後に、最後にもう一声掃除を行うとまるで新品のアイコスのように綺麗になります!
それは次で紹介する綿棒を使ったアイコスホルダーの掃除です。
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iQOS専用綿棒を使ってアイコスホルダーを掃除
アイコス専用の綿棒というものがあります。これは期間限定(?)でアイコス本体を買った時に付いてきたという方もいるかもしれません。
実際は、アイコスストアなどで売っているもので、アイコスを最高に綺麗にするための道具です。
こちらどういうものかというと、通常の綿棒よりも若干末尾が細く、そしてエタノールが塗られているので、アイコス本体の中身をクリーニングするのにはピッタリな逸品です。
実際の中身は↑こんな感じ。左右の綺麗にするところが濡れていてなんか不思議な感じがします。
アイコスを専用ブラシで掃除した後に、専用綿棒で掃除すると、びっくりするほど綺麗になります!
それでは実際にやっていきましょう。
ホルダーの中身を綿棒で丁寧に回して掃除していきます。底面とブレードの部分も拭き拭き。
すると…
ぎゃああああ!!
びっくりするほど汚れが取れました。エタノールが含まれているのでとても汚れがとれます。すごい。
続いて、アイコスホルダーのキャップ部分も掃除していきます。
アイコス綿棒の掃除では、キャップの両面をクリーニングしていきます。先程の専用ブラシの掃除では、外側しかできなかったので、中もできてスッキリします。
無事アイコスの綿棒でクリーニングできた姿がこちら。
やはり、加熱ブレードの方は専用ブラシで落としきれない汚れが多かったのか、すごい綿棒に汚れが付いていますね。
最後に掃除前→専用ブラシ→綿棒クリーニングの遷移を見てみましょう。ジャン!
左下の綿棒の掃除の後と掃除前を比べてみて下さい!ピッカピカ。本当に、まるで新品の頃のような綺麗さを取り戻しました。
ここまで綺麗になると、クリーニング前後のアイコスヒートスティック味が割りと変わります。なんというかスッキリするようになるというか。違いますね。
更にいえば、ニオイが減ったような気がします。アイコスのクリーニングをするとアイコス特有の変なニオイが減ったような気がします。
アイコス綿棒はこちらから購入出来ます。日々のメンテナンスに是非どうぞ。
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適度にアイコスの定期クリーニング・メンテナンスをしよう!
アイコスのクリーニングを行うと、とても綺麗になることがわかりました。では最後に掃除にそのクリーニングの頻度はどのくらいが良いのでしょうか。
iQOS公式サイトには以下のようにもありました。
クリーナーを使って1日1回ブレードとキャップを掃除することを強く推奨します。また、ヒートスティック™ を17本使用したら、自動加熱クリーニングを行ってください。
ここまで見てきたように、だいぶ汚れは溜まります。そのため、アイコス本体を掃除するに越したことはないのでしょう。また、自動加熱クリーニングも20本ではなく17本?という情報も公式から出ているように、そのくらいな頻度で行ってねーということでしょう。
ただ、やっぱりやり過ぎには要注意。アイコス専用クリーナーをグリグリ力強く回しすぎてしまって、加熱ブレードが折れてしまった、となっては元も子もありません。適度なクリーニングを心がけると良いですね。
アイコスは煙も少なく、灰も出ないとても便利なものです。それは精密機器が成し得ていること。
車や楽器なども最高のコンディションを保つためにメンテナンスが必要なように、iQOS も定期的なメンテナンスでその品質を最適に保つことができます。ご自分のアイコスを綺麗に利用して、故障を防ぎつつ、素敵なアイコスライフをエンジョイしましょう♪
…もし故障したら以下の記事も参考にどうぞ。