詳細はレビューはこちらからどうぞ。
フィリップ・モリス・ジャパン(PMJ)の加熱式たばこ「IQOS 3 デュオ」ならびに「IQOS 3 マルチ」等のブレード搭載型IQOSで利用できる、「ヒーツ ピュア ティーク」が販売終了となる旨がIQOS公式サイトにて発表されました。
販売終了となる「ヒーツ ピュア ティーク」は、530円のヒーツ銘柄の中で最後に発売された銘柄で、ヒーツの雑味が極力抑えられていた旨味レギュラーとして人気が出ているフレーバーでした。
この記事では、ヒーツピュアティークの販売終了のお知らせとともに、どのような銘柄だったか解説していきます。
販売終了となる「ヒーツ ピュア ティーク」の概要
- 製品名:ヒーツ ピュア ティーク
- 生産国:イタリア
- 価格:530円
- 味わい:レギュラー
ヒーツ ピュア ティークの味わい
ヒーツ ピュア ティークの販売は、在庫がなくなり次第終了することがアナウンスされていますが、ここで味わいを振り返っておきましょう。
やさしい味と香りの絶妙なハーモニー。
と、IQOSはこの銘柄を説明しています。
ピュアティークを実際に吸ってみると、ヒーツにはない旨味を感じることができる銘柄に仕上がっています。ヒーツは通常、紙巻きたばこに近い味わい・・・もっと悪く形容すると、たばこの嫌な雑味を感じさせる味わいを感じることが多い銘柄でした。
ヒーツにはレギュラー銘柄がピュアティーク含めて4銘柄ありますが、ピュアティーク以外のレギュラー銘柄はかなりこの”雑味”を強く感じる味わい設計になっています。
しかし、ピュアティークはそのたばこの雑味が驚くほど軽減されている銘柄となっています。だからこそ、初めてピュアティークを吸った時はとても驚きました。「ヒーツのレギュラーは苦い」そんなイメージがあったのに、ピュアティークは「まろやかな旨味」をしっかりと感じたからです。
「これは美味しい。」
と強く思いました。レギュラー銘柄としての喫味の重さも、リッチレギュラーほど重くなく、まさに「レギュラー」ど真ん中…もしくは「スムースレギュラー」に近い味わいになっており、その重さも含めてとても吸いやすい銘柄だったのです。
ヒーツピュアティークのIQOS公式の切り替え先は「テリア」2銘柄
そんな「ヒーツ ピュア ティーク」も、販売が終了となってしまいました。
IQOSは公式で、ピュアティークの代替品としてIQOSイルマ専用銘柄である「テリア レギュラー」と「テリア スムースレギュラー」をおすすめしています。
テリア レギュラー | テリア スムース レギュラー |
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残念ながらIQOS公式では、「ヒーツ ピュア ティーク」の代替先として、530円の「センティア」銘柄でなく580円の「テリア」銘柄がおすすめされていました。
センティアはヒーツと同じく530円の安価銘柄なので、できれば安いまま切り替えたい・・と思うのが正直なところですが、残念ながらまだピュアティークのセンティア版は発売されておらず、近しい味わいとしてなら「テリア レギュラー」と「テリア スムースレギュラー」がおすすめされているのです。
実際、前述したとおりピュアティークはヒーツとは思えないほどの、まろやかな旨味を感じることができるレギュラー銘柄ですので、テリアのレギュラーかスムースレギュラーに切り替えたら間違いなく【味わいの上では】満足することでしょう。
価格を優先するならセンティア銘柄への切り替えがおすすめ
しかし、ヒーツピュアティークを選んでいた理由って「価格」な方が多いと思います。530円のヒーツと580円のマールボロ・ヒートスティック…50円の差は大きかったはず。それがIQOSイルマに切り替えたとたんに、1箱あたりの価格が高くなるのであれば、とてもショッキングですよね。
そこで私が思うのは、もともとヒーツピュアティークを吸っていた方で、IQOSイルマに切り替えるならば、「テリア」よりも「センティア」銘柄の方をおすすめします。
センティアには既に「センティア ディープブロンズ」と「センティア クリアシルバー」が発売されており、どちらもクリアな味わいのレギュラー喫味を楽しむことができます。
センティアはヒーツと同じ安価銘柄といえど、加熱ブレードがなくなったIQOSイルマ専用銘柄ですので、既存のヒーツのようにたばこの雑味がそもそもなくなっています。ですので、ヒーツからセンティアに切り替えるだけで、味わいが良くなったと思うはずです。
実際それぞれの銘柄を、テリア銘柄と比較したレビュー記事も公開していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
まもなく「センティア ピュア ティーク」も登場
ちなみに、まだ公式にアナウンスされていませんが、センティア版ピュアティークもまもなく発売する予定となっています。
実は既に財務省より小売定価の認可が降りており、10月中旬に発売する予測が建てられています。おそらくPMJはこれをもって、ヒーツ版ピュアティークの販売を終了する決定を下したのでは・・・と思うほど、ヒーツピュアティークの販売終了とセンティアピュアティークの発売は近しい日程になっています。
530円の「ヒーツ」は10種類ラインナップに
今回のヒーツ ピュア ティーク販売終了にともない、ヒーツの種類は10種類へと落ち込みます。
- ヒーツ ディープブロンズ
- ヒーツ バランスドイエロー
- ヒーツ クリアシルバー
- ヒーツ アイシーブラック
- ヒーツ フロストグリーン
- ヒーツ クールジェイド
- ヒーツ フレッシュエメラルド
- ヒーツ フレッシュパープル
- ヒーツ シトラスグリーン
- ヒーツ トロピカルイエロー
一方で、530円のセンティアのスティック種類は拡大する予定となっており、2022年10月12日時点で既に財務省より認可されている銘柄を含めれば、センティアは12種類ラインナップになります。
新型のIQOSイルマが発売された昨今、今後も旧型アイコス専用の530円「ヒーツ」は種類を減らし、同じく530円のアイコスイルマ対応の「センティア」は種類を増やしていくでしょう。