新型アイコス「IQOS 3」をレビュー|2ヶ月使った感想と詳細スペック

IQOS(アイコス)3をレビュー

アイコスの新型モデル「IQOS 3」が発売されて早2ヶ月。この記事では、画像付きでアイコス3を徹底レビューしたいと思います。

新型アイコス買おうか迷ってる。旧型とどう違うの?どんな特徴があって、良いところはなに?そんな疑問に利用者がすべて答えます。

アイコスさん

監修者

Twitter:@iqossan
2016年より運営している加熱式たばこメディア「アイコスさん」代表。IQOS歴は7年。gloとPloom歴は6年。加熱式たばこデバイス所持数は100台を超える。
JT本社に取材、IQOSストア銀座店のオープン初日に取材など、加熱式たばこをはじめとした「新型たばこ」の情報を、正しくわかりやすく伝えることを心がける。月間最高PV数は400万。

2種類の新型アイコス、分離タイプの「IQOS 3」をレビュー

左の白いのが「IQOS 3 MULTI」、右の金色の2つが「IQOS 3」
左の白いのが「IQOS 3 MULTI」、右の金色の2つが「IQOS 3」

新型アイコスは「IQOS 3」と「IQOS 3 MULTI」、二種類のタイプが存在します。

IQOS 3

IQOS 3は旧型である「IQOS 2.4 Plus」が改善された加熱式タバコ。今回徹底レビューするのはこちらのIQOS 3となります。

旧型である「IQOS 2.4 Plus」と同じ分離タイプなので、アイコスに慣れている方ならこちらの方が違和感なく利用できそうです。

IQOS 3 MULTI

IQOS 3 MULTIは連続使用が可能なアイコスとなります。マルチについては別記事にて詳細にレビューを行ったので、マルチにも興味あるという方はご覧下さい。

新型アイコス「IQOS 3」、開封の儀

さて、それではIQOS 3のレビュー、さっそく見ていきましょう。まずは箱の確認からです。

じゃん!

アイコス3の箱の画像
アイコス3の箱の画像

こちらがアイコス3の箱。

側面には本体のイラストが記載されています。また、裏面には「IQOS 3 System」という名称で内容物の記載がされています。

アイコス3本体のイラストが側面には記載されている
アイコス3本体のイラストが側面には記載されている
裏面にはアイコス3の内容物が記載されている
裏面にはアイコス3の内容物が記載されている

ちなみに、アイコス3マルチと全く同じサイズの箱だったりします。箱上部の色の違いはあくまでアイコス3本体カラーの違いによるものなので、同色だったらよく見ないと間違えてしまいそうですね。

アイコス3とアイコス3マルチの箱は基本的に一緒
アイコス3とアイコス3マルチの箱は基本的に一緒

旧型「IQOS 2.4 Plus」との(箱の)違い

旧型である「IQOS 2.4 Plus」の箱と比べてみましょう。

アイコス3とアイコス2.4プラスの箱を比較
アイコス3とアイコス2.4プラスの箱を比較

もはやなんとなく懐かしさすら感じますが、アイコスバード?ハミングバード?がIQOS 2.4 Plusでは強調されていましたね。だいぶスタイリッシュに、印象が変わりました。

ちなみに箱の厚さはアイコス2.4プラスの方が少し薄い。アイコス3の箱は完全に「長方体」となりました。

新旧アイコスの箱を横から見てみる
新旧アイコスの箱を横から見てみる

一通り箱を見たところで、開封していきます!

アイコス3の箱を...
アイコス3の箱を…
パカッ!アイコス3本体だーー!
パカッ!アイコス3本体だーー!

今回のIQOSの箱は重構造になっていて更にパカっとしていきます。

更にパカっとするとアイコスクリーニングキットが。
更にパカっとするとアイコスクリーニングキットが。
更に下にアイコス充電キットが入っていました
更に下にアイコス充電キットが入っていました。

あらためて中身を確認です。

「IQOS 3」キット本体のの中身を確認

IQOS 3 キットの中身一覧
IQOS 3 キットの中身一覧

こちらが中身一覧。内容物は

  1. アイコス3 ホルダー
  2. アイコス3 チャージャー
  3. クリーニングスティック
  4. クリーニングキット
  5. 充電アダプター
  6. TypeCケーブル
  7. 説明書

の7点となります。めったにないことですが、しっかりと中身が揃っていることをはじめは確認しましょう。もしなかったりしたらカスタマーセンターにすぐ連絡

IQOS 3のチャージャーとホルダーを画像でしっかり

ということで、お待たせしました。IQOS 3本体である、チャージャーとホルダーをしっかり見ていきましょう!

アイコス3のホルダーとチャージャー
アイコス3のホルダーとチャージャー
ゴールドがすごいきれい
ゴールドがすごいきれい
"映え"ますねー!
“映え”ますねー!

ポケットチャージャーの画像

持って開けてみます。

ゴールドアイコス3を持つ
ゴールドアイコス3を持つ
ゴールドアイコス3のフタを開ける!
ゴールドアイコス3のフタを開ける!

…そう、ここが今回のIQOS3の目玉の1つである、「フタの改善」です。

新型アイコスのフタはこれまで90度パカパカやるものでしたが、斜めにスライドして開ける方式となりました。

アイコス3のフタがしまった状態
アイコス3のフタがしまった状態
アイコス3のフタが開いた状態
アイコス3のフタが開いた状態

ちなみに中はこんな感じ。

アイコス3のフタを開けた中身
アイコス3のフタを開けた中身

ホルダーの画像

アイコス3のホルダー
アイコス3のホルダー
アイコス3のホルダー
アイコス3のホルダー

IQOS 2.4 Plusより更に丸みが出ているのですが、後ろが平面になっており転がすとほぼ必ず上を向くようにできています。

ホルダーの背面は平らになっている
ホルダーの背面は平らになっている

ホルダーを持ってみます。

アイコス3ホルダーを持ってみる
アイコス3ホルダーを持ってみる
アイコス3ホルダーのキャップを少し開けてみる
アイコス3ホルダーのキャップを少し開けてみる

キャップを完全に取ってみてみましょう。

アイコス3ホルダーのキャップを取り外す
アイコス3ホルダーのキャップを取り外す
斜めのデザインなので口紅のよう
斜めのデザインなのでおしゃれな口紅のよう

アイコス3チャージャーにホルダーを入れる

アイコス3のホルダーを入れる

アイコス3のホルダーを入れる

アイコス3ホルダーを持ち上げる

かなり、いい感じです!

すごい。めちゃくちゃに綺麗。かなりスタイリッシュになった印象です。持ち心地も良い。ポケットにもすんなり入るサイズです。旧型より少しコンパクトになった気がします

旧型の「IQOS 2.4 Plus」と画像で違いを見てみましょう。

旧型「IQOS 2.4 Plus」との違い

当然ですが、「IQOS 3」は「IQOS 2.4 Plus」と互換性はありません。以前の「IQOS 2.4」…いわゆる初期機と「IQOS 2.4 Plus」では互換性があったのですが、3シリーズとなり互換性はなくなりました。

新型アイコス3と旧型アイコス2.4Plusを比較
新型アイコス3と旧型アイコス2.4Plusを比較
新旧アイコスのフタを開けた状態
新旧アイコスのフタを開けた状態

アイコス3の方がすこしだけ厚みは出たものの、コンパクトになっています。

コンパクトになったアイコス3
コンパクトになったアイコス3

ちなみに、互換性がないのでこのようにホルダーを相互に入れることはできません。2.4とplusでは関係なく入れることができたんですけどね。

無理に入れようとすると壊れます
無理に入れようとすると壊れます
逆もだめです。なんか入りそうですが、入れちゃいけない合ってない感がすごいです
逆もだめです。なんか入りそうですが、入れちゃいけない合ってない感がすごいです

決して相互にホルダーを刺したりしないように!故障してしまいます。

さて、互換性がないといっても、ヒートスティックは同じものを利用しますし吸い方も基本的に同様です。

IQOS 3を吸ってみる。使い方は旧型と同様

その流れでIQOS 3を吸ってみましょう。基本の流れは「IQOS 2.4 Plus」とほぼ同様です。

まず、チャージャーが充電されている状態で、ホルダーを充電します。ランプで充電できたことを知らせてくれます。

ちなみにアイコス3はフタを開いたままでも充電可能
ちなみにアイコス3はフタを開いたままでも充電可能

充電できたらホルダーをチャージャーから出します。

アイコス3ホルダーの画像

ボタンを押して点滅してたら、吸える状態です。

加熱ボタンを押すと吸えるかどうかわかる
加熱ボタンを押すと吸えるかどうかわかる

アイコスホルダーにヒートスティックを差し込みます。まっすぐ差し込むようにしましょう。

アイコス3にヒートスティックを...
アイコス3にヒートスティックを…
まっすぐに差し込む
まっすぐに差し込む

続いて加熱ボタンを長押しします。

アイコス3の加熱ボタンを長押し
アイコス3の加熱ボタンを長押し

すると、ブルッとバイブレーターが起動して加熱が始まります。ランプの点滅が終わりランプが点灯したら、吸える合図!

点滅が終わり点灯したら吸える合図!
ランプの点滅が終わり点灯したら吸える合図!

吸います〜

…さて、もう吸い終わるよ!というタイミングの前でもう一度バイブが起動します。そしたらもう1,2吸いで終了です。

吸い終わったら、ホルダーのキャップを取り外し、

ホルダーのキャップを取り外す
ホルダーのキャップを取り外す

ヒートスティックを取り出します。

ヒートスティックを取り出す。
ヒートスティックを取り出す。

その後ホルダーをチャージャーに戻しましょう。

ここまでがIQOS 3を吸う一連の流れとなります。この後クリーニングなどするのがベストですが、ここでは割愛、別記事にて詳細にまとめています。

フタの改善がすごい。故障が減りそう

さて、使った感想ですが、まず、、フタの改善が本当にすごいです!やっぱり、これは素晴らしい。

これまでのアイコスは、ボタンを押して開閉する形式でした。…この開閉スタイルのフタ。本当に故障しやすかったんです。

輪ゴムだとアイコスのフタが閉まらない
アイコスのフタが故障した画像

「フタが閉まらなくなった」という故障はアイコス故障ランキングでも相当上位に入るのではないでしょうか?それを防ぐためのアクセサリーなんかも売られていたくらい。

これが、新型アイコスならそもそもこの問題が発生しなくなります。

アイコス3のフタは大改善がされている。故障しなさそう
アイコス3のフタは大改善がされている。故障しなさそう

これは本当に故障率が減ると思います。考えてみればかなりシンプルな構造ですが、これでいい。これがいい。

絶対落ちないマグネット新充電方式

このスライド式になったがための改善でしょうが、充電がマグネット型に改善されました。

ホルダーが…落ちません!!

アイコス3を下に向けたまま...
アイコス3を下に向けたまま…
フタを開いてもホルダーが落ちない!
フタを開いてもホルダーが落ちない!

これ、けっこうすごい。なるほどマグネット式とは考えたな…と思いました。

ホルダーが入るところはかなりスムーズにとっかかりないのですが、マグネットでしっかり抑えてくれます。

アイコス3のホルダーは
アイコス3のホルダー入れ部分は
傾けるだけでスルッと入るくらいとっかかりがない
傾けるだけでスルッと入るくらいとっかかりがない

この入ったタイミングで「カチッ」と磁石で固定されます。これはいいですねーーー。

ホルダーの充電にかかる時間は約3分

チャージャー x ホルダーの充電時間もだいぶ短くなった気がします。その時間は…約3分でした。

IQOS3の充電時間は約3分
IQOS3の充電時間は約3分

IQOS 2.4 Plusは4分いかないくらいの時間がかかっていましたので、この時間削減はけっこう大きいものがあるかもしれません。

アイコスの充電時間比較。左がIQOS 2.4 Plus、右がIQOS 2.4の充電時間
アイコスの充電時間比較。左がIQOS 2.4 Plus、右がIQOS 2.4の充電時間

過去のデータを見ると、IQOS 2.4 からIQOS 3になることで充電時間は2分も短くなることになります。すごい改善ですね。

充電規格はUSBからType-Cへ

おそらくこの改善は、新充電器規格である「Type-C」採用の影響が強そうです。

アイコス3はUSB充電ではなく、Type-C充電に切り替わった
アイコス3はUSB充電ではなく、Type-C充電に切り替わった

Type-Cとは、USBに変わる新しい送電や通信の規格で、最近MacやSwitchでも採用され始めています。

Type−C充電が開始するとアイコス3チャージャーの点滅が開始する
Type−C充電が開始するとアイコス3チャージャーの点滅が開始する

充電面での改善はフィリップモリスの力の入れ具合を感じますね。

斜めデザインが良い。これまた故障が減りそう

アイコス3は総じて「斜め」のデザインになっています。

チャージャーも斜めに開いてホルダーを取り出すし
チャージャーも斜めに開いてホルダーを取り出すし
アイコスホルダーも斜めにキャップが取り付けられています
アイコスホルダーも斜めにキャップが取り付けられています
斜めなデザイン
斜めなデザイン

「斜め」だからこそ、アイコスチャージャーのフタの故障は減るスライド方式にできたのでしょう。

この「斜め」の享受は確実にホルダーも受けています。

構造上当然なのですが、「斜め」なので間違ったキャップ装着をすることがなくなります。

キャップを正しい向き以外でホルダーに装着することができない
キャップを正しい向き以外でホルダーに装着することができない

アイコスホルダーには加熱ブレードが必ず付いています。実はこの加熱ブレードが損傷して充電故障することって結構多いのです。

アイコス3の加熱ブレード
アイコス3の加熱ブレード

この加熱ブレードの故障は、ホルダーを間違って装着しようとしてグリグリやって自損しちゃった。ということが原因な場合がけっこうあるのです。

なので、故障しづらい構造にしたアイコス3の改善は素晴らしいものがあると思いました。

「斜め」じゃないと入らないアイコス3
「斜め」じゃないと入らないアイコス3

「IQOS 3」の詳細スペック

ここまで見てきたアイコス3のスペックをアバウトに一覧にすると、このような感じになると思います。

アイコス3説明
価格10,980円
使い方IQOS 2.4 Plusと同様
大きさIQOS 2.4 Plusより少し小さめでポケットに入れやすい
重さ約100g。軽くなっている
喫煙時間約5分
ホルダーの充電約3分
チャージャーフル充電時間約2時間
充電機構Type-C
2ヶ月使ったおすすめ度★★★★★

総評:最高に良い。この加熱式タバコなら買いだろう。

新旧アイコスの比較画像

ここまでアイコス3を多くの画像と共にレビューしてきました。旧型との違いもわかって頂けたでしょうか。

総評ですが、”素晴らしい機体”と感じました。これは、買いだと思います。

まず、IQOS 2.4 Plusで「不便だなー」とか「うーん」とか思っていた箇所が軒並み改善されている気がします。

お伝えしたとおり、スライド式のフタ構造やマグネット型の新充電方式はとても良い。これまで多くの故障報告がありましたが、それらをしっかりと受け止めて商品開発に向き合ったIQOSの本気を感じました。

現在ある加熱式タバコの中では「最高の一品」といえる気がします。プルームテックグローとそれぞれ良いところはありますが、IQOS 3のこの出来栄えは素晴らしいですね。

マルチとも併用したり、数ヶ月使い続けていますが、やはりアイコス3が一番しっくりくる気がしています。

この絶妙な大きさの、携帯感の良さが私にはちょうどよいのかもしれないなーと最近思う様になってきました。

アイコス3を買ったらケースも検討

また、アイコス3が発売してから、どんどんIQOS 3対応モデルの専用ケースも登場してきました。いかに堅牢性が高くなったといえど、ケースがあると持ち運びが楽になったりいいことが多い。興味がある方は要チェックです!

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