新型アイコスが発売されてから既に1年が経過しました。昨今ではコンビニ全国展開も開始され、ますます普及が早まっている「IQOS 2.4 Plus」。
この記事では当初2017年3月3日より発売開始している新型アイコスを、2ヶ月間使い倒しました!という旨でまとめていましたが、その後1年間使い続けたのでその感想を改めてまとめます。
まずは旧型新型の違い、つまり「iQOS 2.4 Plus」の変わった点や使い勝手をまとめ。その後新しいカラーなど詳細なレビューを見ていきましょう。
新旧アイコス「iQOS 2.4 Plus」、果たして何が違う?
新旧アイコスの比較を既にアイコスさんではしています。iQOS 2.4Plusと旧型では、改めて大きく以下の5つの点が異なっていますよね。
- 加熱ブレードが折れにくく改良
- 充電時間が20%程度短く
- お知らせバイブ機能が搭載された
- ホルダーのライトが高輝度白色LEDに
- 「ツメ」が壊れにくく改良
また、そもそもデザインも変わっていたりしますよね。
ここからは、新型アイコス「iQOS 2.4 Plus」と旧型アイコス「iQOS 2.4」のそれぞれ違うとこ、そして変わらないところ、感想を見ていきましょう。
パッと見一緒だけど、実は違う新旧アイコスデザイン
はじめにそれぞれのデザインの違いから見ていきましょう。ここまでの画像、それぞれ白アイコスが並んでいましたが、実はどちらかが新型でどちらかが旧型なんですよ!わかりましたかね?
ちょっと是非見比べてみて下さい。
見比べてみてみましたか?正解は…
左が新型の「iQOS 2.4 Plus」、右が旧型の「iQOS 2.4」でした。
パット見だと、正直わからないかもしれません。実際は以下の部分が異なります。
ポケットチャージャー
まず目に入るのが、ポケットチャージャーのボタンなどがある側面です。充電を表すライトやボタンが変更されていますね。なによりも新型はクリーニングボタンがなくなっています!
ゴールドのアクセントが良く映えているのが新型。
ホルダー
ホルダーも白地が基調とされつつも、ゴールドがアクセントカラーとして旧型より目立つスタイルになりました。
特に実物を見ると感じることですが、若干ゴージャスな感じが新型からは醸し出されています。
質感・触感
また、質感も変更されています。表面のことだけを言えば、新型は「プラスチック感」がなくなった気がします。特に白アイコスの新型は旧型に比べてクレイ感も加わり、シックな高級感が出た気がしますね。
まぁただ、パット見だとわかりづらい変化だとは思います。2ヶ月使ってもやはり思いますが、新型アイコスの良さはデザインよりも機能性ですよね。
アイコスキット・内容物はほぼ一緒。間違って購入しないように注意
一応アイコス本体の全体を見ていきましょう。アイコス本体はiQOS Kitと呼ばれる箱に入っています。
ただこの箱、旧型のアイコスキットとほぼほぼ同様です。こんな感じ。
けっこーーー似ています。この似ていることから購入間違いなども発生するようなので、気をつけましょうね!目印は、箱の一番上に書いてある「2.4 Plus」の表記と、「ホルダーの真ん中がゴールド」かどうかで見分けましょう。
そして気になる中身は・・・じゃん!
色々とはいっていますね!アイコス本体から充電器、何から何まで入っています。これらは大事にとっておきましょうね。
さて、ここからは本題の機能をベースにした2ヶ月使った感想を見ていきましょう。
味は正直変わらない!しかし条件によって違う…?
見た目につづいては新旧それぞれでの味の違いについてです。しかし、味は正直、新型でも旧型でも変わりません!
当然、アイコスはアイコス。あくまでにヒートスティックによって味が変化するという以外の変化は、通常ではありません。
アイコスには現在6種類のフレーバーがあるので、味の変化を楽しみたいのであれば、これらを色々と試すのが一番でしょう♪
しかし!味が変わらないのには条件があります。
それは…利用回数です。
アイコスはブレードに汚れが溜まることによって、味が劣化します。そのブレードが新型アイコスでは改良されているので、旧型アイコスよりも利用頻度による味に変化が起こります。
加熱ブレードの改良はグッド!汚れが付きづらく、抜き差ししやすくなった?
そんな加熱ブレードの改良についてですが、これは明らかに新型アイコスの方が良いと思います。
ただ比較して初めてわかる程度のことではあるのですが・・、違いがわかるのは利用回数が増えたタイミングです。
新品の状態はぶっちゃけ、新型も旧型もほとんど変わりません。どちらもクリアな味で美味しい。
しかし、何回も吸ってくると味の違いに気づきます。1箱程度吸った段階で、旧型の方はちょっと味が落ちることを認識しますが、なんというか新型は、焦げたような煙い感じ、こもったような味があまりしません。
そして、なんとなくですが新型は旧型に比べて、抜き刺ししやすくなった感があります。挿す時もそうですが、抜くのがスムーズだと、汚れの付着も少なく済んでいるような気がしますね。
総合して加熱ブレードの改良は非常に良いと思います。クリーニングした直後などだと更に納得で、新型の方がサラッと綺麗になる印象。
なぜクリーニングボタンがなくなったのか?
ブレードの汚れはアイコスの味の劣化に繋がります。そこで重要なのがクリーニングですが、旧型アイコスにはクリーニングボタンがありましたよね。ですが新型アイコスには、このクリーニングボタンがないのです!
この理由、アイコスストアの方に実際に聞きました。
新型アイコスは頻繁に自動でクリーニングが行われるため、クリーニングボタンが必要ない
のが正解だそうです。その際は若干充電時間が長くなってしまうらしいのですが、これは実は旧型アイコスの頃から行っていたものだそう。それが新型ではタイミングや時間なども調整されて、最適なタイミングでクリーニングが実施されるようですよ。
充電時間が短くなったのは本当。この1分がたまに効く
続いて充電時間が短くなったことについて。これも本当です。アイコスの欠点として連続吸い、いわゆるチェーンスモークができないという問題がありましたが、これを結構解決している気がします。
その短くなった時間ですが、20%と公式ではあります。
実際に測ると1分程度、場合によってはもっと違いがありました。
この1分が、けっこう大きかったりします。
喫煙所で、アイコス吸います。
ぷかー。ふぃー
吸い終わります。
もう一本吸いたいなぁ・・・
スマホいじいじ。。
あ、充電終わってた。吸えるー
この感じ!この一瞬の刹那!「スマホいじいじ」が旧型より若干短くなる気がするのです。喫煙所においてこの体感速度が小さくなるのは正直結構大きい。なぜなら喫煙所で何も吸っていないと手持ち無沙汰感がすごいから!
まぁ、本当はあまりチェーンスモークはしないほうが良いのですが・・。
旧型ホルダーは急速充電に未対応なので注意
ちなみに、新旧アイコスですが、どちらのホルダーでもどちらのポケットチャージャーを利用できます。
つまり、こんなことが出来るということ。
しかし、新型ポケットチャージャーに、旧型のホルダーを入れても、充電時間は短くなりません!
この20%の充電短縮は、新型ポケットチャージャーに新型ホルダーを入れた時のみに発動します!
まぁただ、どちらかが壊れたり、利用不可になった時に利用できることは覚えておいて良さそうですね♪
ステータスの確認がしやすくなった新型アイコス
新型アイコスの地味だけど大きなアップデート項目は、「ステータス」の確認がしやすくなったということに尽きる気がしています。
これは2つの新機能である「お知らせバイブ機能」と「LEDライト」によって達成されています。
お知らせバイブ機能は便利。でも正直あってもなくても大丈夫
ステータス確認の1つは、吸い始めと吸い終わりを教えてくれる「お知らせバイブ機能」。
これは確かに、一度体験すると便利です。
加熱開始時に一回ブルッと震えて、もうあと少しで吸えないよーって時に二回ブルッと震えてくれます。
特に効くのは終了間際のお知らせのタイミング。旧型でいう吸い終わりのオレンジランプの変わりに当たります。ボーっとしている時などは、ちゃんとお知らせしてくれるので嬉しい。
まぁですが、旧型の頃から吸い終わりをけっこう気にして私は吸っていたので、あってもなくてもどっちでも大丈夫っていうのが私としては本音です。あくまで個人の感想ですが。
ライトの視認性は確かに向上!LEDライトで夜も見やすい
続いて、白色LEDライトによる見やすさの向上ですが、たしかに夜も見やすい感がします。意外と緑の色ってぼやけたりしますが、大きい縦の白色になったため可視性が増しています。
しかし正直、お知らせバイブとどっちかあれば事足りる感があります。
だって、終了する間際に教えてくれるんだもの。
なので、非常に地味なアップデートではあります。
が、しかし!
このステータスの確認がしやすくなったというのは、結構凄いことなのかもしれない。旧型は「いつの間にか吸い終わってた」ことがよくありましたが、新型は持っている限りそれがまずない気がします。
これのどこが良いかというと、加熱が終わってからアイコスを吸うと不味いんです。これがなくなりました。そう考えると、地味に嬉しいアップデートですね。
使い方、クリーニング方法は、新旧ともに変わらない
続いて使い方などですが、これは、新型アイコスも旧型アイコスも一緒です。使い方やクリーニング方法に変更はありません。
ただ、上述したように新型の方がブレードが汚れづらくなっている気がします。なので、ちょっと掃除の頻度を減らすことは出来るかも?
ですが、このブレードの汚れはアイコスの味の劣化に繋がったり、壊れてしまう原因になってしまうのは代わりありません。しっかりと管理・メンテナンスするようにしましょうね。
ツメが壊れにくい?新型アイコスは故障が減った?
そして最後に、「ツメが壊れにくくなった」というアップデートについて。これは人によってはかなり嬉しいのでは?
アイコスの故障の半分近くは、このツメの故障による充電不良じゃないでしょうかね。
これが軽減されるのは嬉しい。
しかし!そもそも壊さないように利用するというのが重要です。コツは「カチッ」と音をさせないこと。以下の記事で故障予防をまとめていますので、気になる方はチェックしてくださいね。
アイコス公式キャップなら旧型も新型も取り付けられる
ここまで新型アイコスの機能変更を見てきました。新旧比較、いかがでした?
違う箇所や同じ箇所、様々です。ただその中で間違いないのは、充電時間の箇所にあったようにこの新旧アイコス、結構互換性があります。
つまり、どちらかの一部をどちらかに利用出来るということです。
なので、例えばこんなことも。
これは、古くから持っていた旧型のネイビーアイコスのキャップを、新型のアイコスに取り付けたものです。
かっこいい!カスタマイズが結構自在なのです。もちろん、旧型のアイコスじゃないとダメなわけでなく、アイコス公式ストア・オンラインショップで売っているキャップも利用可能です。
新型アイコスの新カラー・限定モデル続々
さて、ここまで新型アイコスのレビューを見てきました。
1年間使い倒した結果として、やはり「アイコスは良い」ということがいえます。プルームテックやグローなどとも比較をしましたが、一番ベーシックな加熱式タバコはやはりアイコスでしょう。
そんな新型アイコスにも新しいカラーが続々登場しています。
まずはアイコスダークレッド。
2018年初頭に登場し一気に普及、セブンイレブンでも購入できるようにもなりました。
詳細なレビューは以下の記事にまとめていますのでご覧下さい。
また、「NIGO for IQOS」としてあの有名なデザイナーNIGOが、アイコスのためにデザインした新型アイコスも発売されました。多くの話題を集めてファストパスは一気に完売しましたね。
さらにさらに、新型アイコス対応の限定ホルダーも発売開始しました。多くの方が望んでいた限定メタリックホルダーの新型アイコス対応版が発売されています。
ホルダーでいえば、ポケットチャージャー・ホルダーが別売りで購入しやすくなっているのもこの1年で変わった所ですね。
新型アイコスが本当に手に入りやすくなってきました。
新型アイコスの購入方法!全国展開も開始
ここまで新型アイコスについてまとめてみてきました。もしまだ持ってない方、新型アイコス欲しいと思いました?いらないかなーと思いました?
新型アイコスは段々購入しやすくなってきています。通販サイトでは定価以下になっていることも。価格などの詳細は、当サイト「アイコスさん」で月一で通販状況や在庫情報をまとめていますので、是非チェックしてみてくださいね。
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