こんにちわ、アイコスさんです。
本日2021年1月25日(月)より、「IQOS(アイコス)」シリーズが値下げされます。最新モデルである「アイコス3デュオ」は3000円割引、「アイコス3マルチ」は2000円割引されるということで、より一層「アイコス」だけでなく「加熱式たばこ」自体にも注目が集まっています。
ただ、様々な加熱式たばこデバイスが出ている昨今、どのように選べば良いかわからないのも事実です。なのでこの記事では、各メーカーが発売している加熱式たばこデバイスを安い順にランキング化しました。
アイコスが値下げされたといっても、より安いデバイスもあるのです。ざっくり特徴とともに、加熱式たばこデバイス種類を見ていきましょう。
加熱式たばこデバイスの種類
ランキングを見る前に、「加熱式たばこデバイス」の種類を把握しましょう。2021年1月時点において、大きく3種類の主要メーカー(ブランド)と、+2種類の新興ブランドが存在します。
ブランド内でもいくつかのデバイスがラインナップされていますが、まずはざっくりとブランドの種類をご覧下さい。
IQOS(アイコス)
「アイコス」は、現在最もシェア率が高い加熱式たばこブランドです。メーカーはフィリップモリス。日本において最も早く加熱式たばこの普及に成功しました。
最新モデルとして「アイコス3デュオ」が2020年に発売され、2回連続で吸える堅牢なモデルとして人気を博しています。
glo(グロー)
「グロー」は、現在シェア2位の加熱式たばこブランドです。メーカーはBAT。安い価格で次々と新デバイスを発表し、シェア率を伸ばしています。
最新モデルとして「グローハイパープラス」が2021年に発売。2種類の加熱モードが搭載しながら高いデザインカスタマイズ性を持ち、価格が他社より抜きん出てやすかったことから人気が出ています。
Ploom(プルーム)
「プルーム」は、現在シェア3位の加熱式たばこブランドです。メーカーはJT。低温加熱式たばこというジャンルを初めて打ち立て、日本人に合った加熱式たばこデバイスを開発しています。
最新モデルとして「プルーム・テック・プラス・ウィズ」が2020年に発売。最も小さい加熱式たばこデバイスでありながら、ステータスがわかるディスプレイが搭載されており、その高機能性からシェア拡大に繋げています。
Pulze(パルズ)
「パルズ」は、2018年に福岡県で地域発売された加熱式たばこブランド。メーカーはインペリアル・タバコというイギリスに本社を持つ会社。第4の加熱式たばことして登場し、2019年に全国発売へと至りました。
lil(リル)
「リル」は、2020年に地域限定発売された加熱式たばこブランド。メーカーはKT&Gという韓国に本社を持つ会社。フィリップモリスと提携することで、「Introduced by IQOS」という形でアイコスストアにて販売を開始しました。
最安値ランキングトップ10
それでは、加熱式たばこデバイスの最新価格を安い順に並べて見てみましょう。一覧の後にそれぞれのデバイスの特徴をお伝えします。
順位 | ブランド | デバイス名 | 価格 |
---|---|---|---|
1 | glo | グローハイパー | 780円 |
2 | glo | グローハイパープラス | 980円 |
3 | glo | グローナノ | 1,980円 |
4 | ploom | プルームテック | 2,500円 |
5 | PULZE | パルズ | 2,880円 |
6 | IQOS | アイコス2.4プラス | 2,980円 |
6 | glo | グロープロ | 2,980円 |
6 | ploom | プルームテックプラス プルームテックプラスウィズ |
2,980円 |
7 | ploom | プルームエス2.0 | 3,980円 |
8 | IQOS | アイコス3マルチ | 4,980円 |
9 | IQOS | アイコス3 | 5,980円 |
10 | IQOS | アイコス3デュオ | 6,980円 |
10 | lil | リルハイブリッド | 6,980円 |
1位:グローハイパー(780円)
2021年1月時点において、最も安い加熱式たばこデバイスはgloの「グローハイパー」の780円でした。”通常モード”と”ブーストモード”の2種類の加熱モードが選べるのが特徴。また、「グロープロ」などよりも専用たばこスティックが太いことが特徴です。
新型glo「グローハイパー」をレビュー!加熱式たばこへの切り替えを後押しするハイエンドモデル2位:グローハイパープラス(980円)
2位は2021年1月に発売されたばかりの「グローハイパープラス」の980円。「グローハイパー」のブーストモードの加熱温度が10度上がり、24種類のデザインを選ぶことができるようになったハイエンドモデルです。
グローハイパープラスをレビュー!グローハイパーとの違いと24種類デザインの選び方3位:グローナノ(1,980円)
3位は、2018年に発売されたgloの「グローナノ」で1980円でした。「グローハイパー」と同じgloシリーズですが、専用たばこは若干細い形状になっています。持ち運びがしやすいモデルとして当初発売されました。
新型glo「グロープロ」と「グローナノ」が10月3日発売!全種類スペックを比較4位:プルーム・テック(2,500円)
4位は、JTのPloomブランドの筆頭、「プルーム・テック」の2500円。「たばこカプセル」と「カートリッジ」を用いて利用する、匂いも煙も少ないユーザーフレンドリーモデル。低温加熱式たばこの代名詞でもあります。
【説明書】プルームテックの使い方を画像付き解説!正しい吸い方と仕組みを解説5位:パルズ(2,880円)
5位は、2019年に発売された第4の加熱式たばこ「パルズ」の2880円。2種類の加熱モードが搭載されており、発売当時は話題になりましたが、時が経ち差別化ポイントが薄れています。
【プチパニック】パルズ(PULZE)のレビュー動画を公開【アイコスと比較】6位:アイコス2.4プラス(2,980円)
6位は、2017年に発売されたIQOSブランドの元祖「アイコス2.4プラス」の2980円。ホルダーとポケットチャージャーに分かれている最もアイコスの人気が高かった時代の名機です。
IQOS(アイコス)の使い方|アイコス3デュオ、マルチ、2.4プラス対応【画像付き解説】6位:グロープロ(2,980円)
同率6位は、2018年に「グローナノ」と共に発売されたgloの「グロープロ」で、2980円でした。それまでの「グロー」よりも加熱温度が上がり、力強い味わいが楽しめるという謳い文句が話題となりました。しかし、2021年においてはほぼ上位互換である「グローハイパー」にgloブランド内では人気を奪われています。
【加熱時間10秒】新型グロープロをレビュー!他加熱式タバコと比較した感想【glo pro】6位:プルーム・テック・プラス・ウィズ(2,980円)
同率6位は、Ploomブランドの「プルーム・テック・プラス」と「プルーム・テック・プラス・ウィズ」の2980円。同ブランドの「プルーム・テック」よりも加熱温度10度高く、低温加熱式たばこといえど力強い味わいを楽しむことができます。最新の「ウィズ」は発売時は人気の高さゆえに売り切れが続きました。
2021年2月より全国発売も開始し、更に人気が加速しそうです。
プルーム・テック・プラス・ウィズをレビュー【衝撃的に小さい】7位:プルーム・エス・2.0(3,980円)
7位は、Ploomブランドの「プルーム・エス・2.0」の、3980円でした。プルームブランド唯一の高温加熱式タバコとして、2020年に更に「2.0」にアップグレードされたデバイスとなります。加熱式たばこ利用者の半数以上がメンソールフレーバーを吸っていることに着目し、旧モデルと比べて、メンソールの吸いごたえがアップしています。
新型プルームエス『Ploom S 2.0』を動画でレビュー!使い方・味・性能の差をチェック8位:アイコス3マルチ(4,980円)
8位は、IQOSブランドの「アイコス3マルチ」で、4980円でした。アイコスシリーズ初の連続利用が可能なモデルです。2021年1月25日より2000円価格が下がる改定がされました。もともと6,980円だったものが5,000円以下になっているので、心理的に1つハードルが下がった印象があります。
アイコス3マルチを1週間使った感想|新型連続吸いIQOSを互換機とも比較9位:アイコス3(5,980円)
9位は、IQOSブランドの「アイコス3」で、5980円でした。「アイコス2.4プラス」の次期バージョンとして2018年に発売されました。旧モデルと比べて、デザイン性と堅牢性が上がったことから注目が集まりました。
新型アイコス「IQOS 3」をレビュー|2ヶ月使った感想と詳細スペック10位:アイコス3デュオ(6,980円)
10位は、IQOSブランドの「アイコス3デュオ」の、6980円でした。「アイコス3」の次期バージョンとして2019年に発売されました。「デュオ」になり、これまで1回ごとに充電が必要だったのが、2回連続で利用が可能になっています。「アイコス3デュオ」の登場で、「アイコス3」はほぼ販売を終了したような形になっています。
アイコス3デュオをレビュー!連続吸いと充電時間に感動!感想と評価(画像36枚)10位:リル ハイブリッド(6,980円)
同率10位は、KT&Gブランドの「リル ハイブリッド」の、6,980円でした。「たばこスティック」と「カートリッジ」を使って吸うモデルで、まるでVAPEのような爆煙を楽しむことができます。本体にディスプレイが搭載されており、充電状態やリキッド残量など、ステータスがわかるようになっており画期的なデバイスデザインとなっています。
「lil HYBRID(リル ハイブリッド)」をレビュー【使い方・味評価・アイコスと比較】アイコスは値下げしても「割高」ではある
ブランド別に見ると、やはり「glo」シリーズが非常に安く感じます。追って、「Ploom」と「IQOS」と続く形。
今回、アイコスシリーズが価格改定として値下げが実施されましたが、それでもやはり「アイコス」はまだ割高な印象があります。「アイコス」はもともと”高級”なブランドイメージがありますが、価格が下がったとしてもその姿勢を崩さない意図があるのかもしれません。
先日「加熱式たばこのジレンマ」として、なぜ「アイコス」は価格改定を行うのか、考察を行ってみました。なにより大きな要因が加熱式たばこ市場の価格競争にあります。
「グローハイパープラス」が980円で発表された今、もし「アイコス」が価格改定しない場合、もともと「アイコス3デュオ」の定価が9,980円だったので、実質9,000円も価格差があることになります。流石にこれは高級路線といえどIQOSも看過できない事態だったのでしょう。
今後、今回紹介したデバイスの他にも、様々な加熱式たばこデバイスが登場することが予想されます。ますます競争が激しくなる加熱式たばこ市場、目が離せません。