こんにちは、加熱式たばこブロガーのアイコスさん(@iqossan)です。
今日紹介するのは皆気になっている「アイコス4」の情報です。いわゆる新型アイコスの話題ですね。
2021年6月、ついに商標登録が完了したので正式にお伝えすることができるようになりました。まだフィリップモリスが公式に発表したものではありませんが、権利的には公表されていますので、そこから「アイコス4」、またの名を「アイコスイルーマ」の詳細を見ていきたいと思います。
8月4日追記:
新型IQOSの特設サイトが公開されました。正式発表は8月17日を予定されています。
8月17日追記:
新型アイコス「IQOS イルマ」と「IQOS イルマプライム」の情報を解禁されました。
アイコスイルマの発売日が9月2日に確定
新型アイコス「IQOS イルマ」と「IQOS イルマプライム」の発売日は、9月2日となることが明らかとなりました。
既に予約は開始されており、IQOSホームページ上で予約購入が可能です。しかしながら、ホームページはアクセス集中のためダウンがちで、購入できない状態が長く続いています。
8月17日現時点では売り切れになっているわけではないとのIQOS公式回答を頂いていますが、明日にも売り切れになる可能性があるという旨も教えて頂きました。

アイコス4の最新情報:商標登録が完了
2021年6月、「IQOS ILUMA」の商標登録が承認されました。もともと2020年10月には申請されていましたが、ついに承認され、ここから一気に販売へ加速されることが予想されます。※1

アイコス4の正式名称
ということで、「IQOS 3 DUO」の後継機となる「IQOS 4」の正式名称は、「IQOS ILUMA」となります。
呼び方は、「アイコスイルーマ」と海外では発音されていましたが、日本で「アイコスイルマ」か「アイコスイルーマ」かどちらの名称で販売されるかはまだわかりません。
また、「IQOS 3 DUO」の頃も、商標登録は「IQOS DUO」と申請されていたので、日本国内で販売する時には「IQOS 4 ILUMA」という名称で販売されるかもしれません。※2


- アイコスイルーマ
- アイコスイルマ
- アイコス4イルーマ
- アイコス4イルマ
この「IQOS ILUMA」というワードを、フィリップモリスが公式に発表したのは2021年2月の新CEOの就任発表のことでした。※3
Announces the planned launch of IQOS ILUMA, the next generation of its IQOS heat-not-burn product featuring internal heating based on Smartcore™ induction technology, in the second half of 2021;
“This next growth phase is underpinned by our unmatched portfolio of innovative products. We are very excited to announce the planned launch of IQOS ILUMA—the next generation of our IQOS heat-not-burn product featuring a new internal heating induction technology—during the second half of this year.”
「2021年後半に次世代のIQOS加熱式たばこ「IQOS ILUMA」を発売させる計画がある」と述べています。
アイコス4の発売日
まず気になる新型モデルの発売日ですが、当初の発表では上述のとおり2021年後半とされていました。
より詳しい時期として、今秋…つまり、秋頃を予定しているとの見解も伺ったことがあります。
そして更に、上述した商標登録が完了したことから一気にコトは動き出し、8月発売が濃厚という情報をキャッチしました。
様々な業界の方から伺った内容とともに、そもそも後述する「テリア」というたばこ銘柄の発表も鑑みると、この時期が最もあり得る時期とも感じますね。
8月4日追記:
新型IQOSの特設サイト上にて、8月17日が発売日として示唆されています。
アイコス4の性能
さて、そんなもうすぐ発売の「IQOS ILUMA」ですが、どのような性能を持っているのでしょうか。こちらについては既にある程度発表されています。
Smartcore™誘導技術搭載
「IQOS ILUMA」に搭載の技術をPMIは「スマートコア誘導技術(SMARTCORE INDUCTION SYSTEM)」と呼称しています。
この技術により、この新型アイコスからは加熱ブレードが撤去されます。
しかし、例えば「glo」や「Ploom S」のような外側加熱ではなく、内側加熱が可能となっています。
後述する専用タバコ「テリア」には、たばこスティックの中にアルミホイルが丸められたような金属が埋め込まれており、それを「IQOS ILUMA」によって加熱することで結果的に内側から加熱を可能にする技術となっています。


実際に「テリア」を分解すると、たばこスティックの中に金属が内包されていました。この金属のおかげで、外側加熱でも内側加熱が実現できるわけです。

ブレードはないが内側加熱の美味しさ便利さ
この仕組みは実に画期的といえるでしょう。
まず、内側加熱は加熱たばこには様々なデバイスがあれど「IQOS」シリーズだけの特許技術です。内側加熱することで、本来のたばこらしい味わいを楽しむことができます。
しかし、だからこそブレードという不要な存在が必要でした。
なぜ不要かというと、このブレードはたばこスティックに挿して利用するため、汚れがどうしても付着してしまうのです。定期的なクリーニングが必須なんですよね。
また、この汚れが健康被害を増長させるという研究調査結果も存在します。

PMIの驚愕の決断
専売特許だった加熱ブレードを、自ら不要なものにする。
このアップグレードは、私から見たら驚愕に値しました。なぜならお伝えしたとおり、この「加熱ブレード」はPMI自らの専売特許です。これをわざわざアップデートして不要なものにさせる…捨てたわけですから、なかなかできることではありません。驚愕の決断だと思います。
しかし、ユーザーのため、喫煙者のために、一番重要なことはなにか。そこに向かって徹底的に対応した結果がこの決断なのでしょう。
アイコス4の種類・価格
アイコス4には、2つの種類…デザインラインナップが存在するとされています。
- IQOS ILUMA PRIME
- IQOS ILUMA ONE
IQOS ILUMA PRIME(アイコス・イルーマ・プライム)
「IQOS 3 DUO」のようなポケットチャージャーとホルダーがセットになっている製品となっています。
前述のとおり、ブレードは存在しないので掃除は不要で連続で吸うことができます。
価格:12,980円
IQOS ILUMA ONE
こちらもチャージャーとホルダーがセットになっている製品。もちろんブレードは存在しないので掃除は不要です。
「IQOS ILUMA PRIME」と、どのような性能の違いがあるかはまだわかりません。
価格:7,980円
価格差から判断する限り、現時点の「IQOS 3 DUO」と「IQOS 3 MULTI」の違いのような性能差があるのでしょうか。


アイコス4のたばこ種類・味わい
「IQOS 4」、またの名を「IQOS ILUMA」シリーズの専用たばこは、これまでのアイコス専用銘柄である「マールボロ・ヒートスティック」と「ヒーツ」ではなくなります。
新しい銘柄は「テリア」という名称で、既に11種類の銘柄が日本国内財務省より販売認可されています。
アイコスシリーズのたばこ一覧
- マールボロ・ヒートスティック(Marlboro)
- ヒーツ(HEETS)
- テリア(TERIA)
2019年から考えられていた新型たばこ
前述したとおりですが、今回の新型アイコスの画期的なところは加熱ブレードからの脱却ですが、それを可能にしているのが専用タバコ「テリア」です。
これまでのたばこスティックのように、ただタバコ葉とフィルターがあるのではなく、特別な金属を含むことでまるで電子レンジのように内側からの加熱を可能にする技術が、このたばこスティックには搭載されています。
驚くべきなのは、この「TEREA」の思想は2019年から検討されていたということです。※4

次々と新しいデバイスを研究開発するフィリップモリス(PMI)は、「IQOS 4」が発売されますが既に「IQOS 5」のことも見越しているのかもしれません。
11種類のフレーバー
「IQOS ILUMA」が発売する8月のタイミングでは、11種類のフレーバーがラインナップされることが想定されています。
- テリア・リッチ・レギュラー
- テリア・レギュラー
- テリア・スムースレギュラー
- テリア・バランスドレギュラー
- テリア・ブラックメンソール
- テリア・メンソール
- テリア・ミント
- テリア・パープル・メンソール
- テリア・イエロー・メンソール
- テリア・トロピカル・メンソール
- テリア・ブライト・メンソール
基本的にフレーバーの味わい種類は、アイコス3までのものと同じものになっています。ただ、味わいはより良くなっているそうです。手に入れ次第味わいは伝えていきますね。
※1:IQOS ILUMA SMARTCORE INDUCTION SYSTEM
※2:IQOS DUO
※3:PHILIP MORRIS INTERNATIONAL
※4:Preliminary Amendment – TEREA