テリアかセンティアを「価格差」で選べる世界へーーIQOSイルマの選択肢が27種類に急速に拡大

アイコスイルマ専用たばこスティックが27種類に拡大

フィリップ・モリス・ジャパン(PMJ)の加熱式たばこ「IQOSイルマ」専用スティック「センティア」において、6種類の新フレーバーが本日10月25日に追加発売されました。

もともと「センティア」は、2022年4月より地域限定販売を開始しましたが、同年8月に全国発売に舵を切りました。そしてその2ヶ月後の10月に更に6種類の銘柄が一気に追加された形となります。

2022年4月:「センティア」6種類が地域限定販売開始
2022年8月:全国発売
2022年10月:更に6種類が追加発売。「センティア」は12種類ラインナップに拡大

このように販売の流れを見ると、センティアの拡大速度が非常に早いことが伺えます。

1年足らずで12種類の銘柄が発売されることも他に類を見ないことですし、販売の”拡大する様”が急いでいるようにも見受けられます。

また結果的に、「IQOS イルマ」の専用たばこスティックの総数は、27種類に拡大しました。

なぜPMJはここまで性急に、センティアはじめIQOSイルマ専用スティックのラインナップ拡大を行っているのでしょうか。既存のIQOS種類や、販売の流れを確認しつつ分析していきます。

全27種類のスティックラインナップ!これまでの「IQOS イルマ」

アイコスイルマプライムとテリアとセンティアの画像

今年9月で販売1周年を迎えた、「IQOS イルマ」。

「IQOS イルマ」は、従来のアイコスである「IQOS 3 デュオ」、「IQOS 3 マルチ」、「IQOS 2.4 プラス」に搭載されていた加熱ブレードが撤廃されたことにより、面倒だったメンテンスから開放され、クリアな味わいをクリーニングなしで味わい続けられるように進化したモデルです。

アイコスの味わいを維持しながら、”ブレードレス”という特徴を持たせるために、「IQOS イルマ」専用たばこスティックの中には、熱伝導のための金属片が内包されています。このため、従来のアイコス専用たばこスティック「マールボロ ヒートスティック」は「IQOS イルマ」では使用できず、専用たばこも「テリア」という銘柄に全面リニューアルしています。

画像上は「IQOS イルマ」専用の「テリア」銘柄。従来のIQOSで使用できた画像下の「マールボロ ヒートスティック」と「ヒーツ」は、「IQOS イルマ」では使用できない。
画像上は「IQOS イルマ」専用たばこスティックの「テリア レギュラー」銘柄。従来のIQOSで使用できた画像下の「マールボロ ヒートスティック」と「ヒーツ」は、新型の「IQOS イルマ」では使用できない。

IQOSスタッフ曰く、「テリア」は基本的に「マールボロ ヒートスティック」と同じ銘柄が使用されているということで、「IQOS イルマ」発売当時、「テリア」の銘柄数は「マールボロ ヒートスティック」と同じ12種類のみが販売されていました。

全15種類!「テリア」オリジナル銘柄も登場

「テリア」の価格は1箱580円、現在15種類のラインナップが展開しています。

「テリア・ブラック・パープル・メンソール(画像左)」と「テリア・ブラック・イエロー・メンソール(画像右)」

しかし、2022年2月より「テリア」は大きく躍進します。

「IQOS イルマ」専用たばこスティック「テリア ブラック パープル メンソール」が2月7月に発売したのです。

この銘柄は、「テリア」で初めて発売されたオリジナル銘柄で、「マールボロ ヒートスティック」にもない銘柄でした。

つまりこのタイミングで、「IQOS イルマ」は従来の「IQOS」を、フレーバー数でもって超えていく可能性を開示し始めたのです。

その後、立て続けにIQOSイルマの「テリア」でしか吸えない新作フレーバーが発売され、結果的に全15種類のラインナップに選択肢が広がりました。

  1. テリア リッチ レギュラー
  2. テリア レギュラー
  3. テリア スムース レギュラー
  4. テリア バランスド レギュラー
  5. テリア ルビー レギュラー <テリアオリジナル銘柄>
  6. テリア ブラック メンソール
  7. テリア メンソール
  8. テリア ミント
  9. テリア パープル メンソール
  10. テリア イエロー メンソール
  11. テリア トロピカル メンソール
  12. テリア ブライト メンソール
  13. テリア フュージョン メンソール
  14. テリア ブラック パープル メンソール <テリアオリジナル銘柄>
  15. テリア ブラック イエロー メンソール <テリアオリジナル銘柄>

より詳しい「テリア」スティックの味わいは以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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アイコスイルマ専用たばこスティック「テリア」全種類を吸い比べてみました

全12種類!安価な銘柄「センティア」が登場

「センティア」の価格は1箱530円、10月25日より12種類のラインナップに拡大しました。

センティアラインナップ一覧

さらに「IQOS イルマ」は躍進を止めません。

2022年4月には、従来のアイコスで吸えた「ヒーツ」に相当する安価な銘柄「センティア」シリーズを、6種類、一気に発売しました。これらの銘柄は当初地域限定販売でしたが、50円の価格差は大きく、人気に火がつきすぐに全国展開を遂げています。

そしてこの10月、旧版「ヒーツ」にはなかった新作スティック含む6銘柄がさらに追加されました。これをもってして、2022年10月25日時点で「IQOS イルマ」専用たばこスティックは27種類に拡大した形になります。

  1. センティア ディープ ブロンズ
  2. センティア バランスド イエロー
  3. センティア クリア シルバー
  4. センティア ピュア ティーク
  5. センティア フレッシュ エメラルド
  6. センティア フロスト グリーン
  7. センティア クール ジェイド
  8. センティア アイシー ブラック
  9. センティア シトラス グリーン
  10. センティア フレッシュ パープル
  11. センティア トロピカル イエロー
  12. センティア アイシー パープル

より詳しい「センティア」スティックの味わいは以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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ユーザーから見ると、「IQOSは、高い」

高級感は裏腹、「高い印象」もある「IQOS イルマ」
高級感は裏腹、”価格が高い”印象もある「IQOS イルマ」

このようにラインナップを増やしている「IQOS」ですが、一方で、「IQOSは、高い」という見方があるのも事実です。

なぜなら、「IQOS イルマ」専用たばこスティックである「テリア」は、発売当初から580円という価格で、競合と比べても圧倒的に高い存在でした。

「IQOS」など加熱式たばこを語る際、どうしても見てしまうのがデバイスの価格ですが、やはり専用たばこの1箱あたりの価格は、日々の生活にダイレクトに影響を与えるものになるので非常に重要です。

例えば、2021年10月時点で580円の「テリア」しかラインナップがない「IQOS イルマ」でしたが、その当時の競合高温加熱式たばこ銘柄の価格を一覧にすると、以下のようになります。

アイコスイルマ発売時点の高温加熱式たばこスティックの価格

アイコスイルマプルームエックスグローハイパー
テリア:580円メビウス:570円
キャメル:500円
ネオ:540円
ケント:500円
ラッキーストライク:290円(12本入り)

「アイコスイルマ」は580円の銘柄しか存在せず、「プルームエックス」と「グローハイパー」には500円ワンコインの銘柄がラインナップされていました。

左から「プルームエックス」、「アイコスイルマプライム」、「グローハイパーX2」。いずれも高温加熱式たばこの最新モデルだ。
左から「プルームエックス」、「アイコスイルマプライム」、「グローハイパーX2」。いずれも高温加熱式たばこの最新モデルだ。

いかに加熱式たばこデバイスとして良いモノであれど、日々の生活にダイレクトに影響するであろう銘柄の価格差は非常に大きなものです。だからこそ、「ワンコイン銘柄があるからプルームエックスにしよう」なんていうユーザーも多かったのです。

そのため、「IQOSが高い」というイメージの払拭のために市場に投入されたのが1箱530円の「センティア」であるといえます。

全27種類!「テリア」と「センティア」の”味わいを揃える”ことで「価格差」で選べる世界へ

IQOSは、高いーー

このイメージを失くすために、「センティア」は存在しています。そして、それを強調するかのように、今回「センティア」は12種類ラインナップに拡大しました。

12種類あると、”かなりの数だな”と思いますよね。6種類でも、ある程度の選択肢の豊富さを感じていましたが、12種類あるともはや迷うレベルです。

10月25日に発売された6種類の「センティア」
10月25日に発売された6種類の「センティア」

しかし実はこのラインナップ、味わいは「テリア」とほぼ類似したラインナップになっています。だからこそ、IQOSユーザーからすると非常に選びやすいものになっているのです。

以下に「テリア」と「センティア」の味わいを一覧にしました。イコールで結んだ銘柄が、非常に味わいが近しい銘柄となっています。

IQOSイルマの「テリア」と「センティア」の味わい対応表

画像が見れない方はこちら
テリア(580円)センティア(530円)
レギュラーテイストリッチ レギュラーディープ ブロンズ
レギュラーピュア ティーク
スムース レギュラークリア シルバー
バランスド レギュラーバランスド イエロー
メンソールテイストブラック メンソールアイシー ブラック
メンソールフロスト グリーン
ミントフレッシュ エメラルド
クール ジェイド
フレーバー系メンソールテイストパープル メンソールフレッシュ パープル
イエロー メンソールシトラス グリーン
トロピカル メンソールトロピカル イエロー
ブラック パープル メンソールアイシー パープル

このように、センティアは12種類ラインナップといっても、テリアとほぼラインナップが酷似しており、IQOSユーザーからとってみると非常にイメージしやすいーー選びやすいラインナップになっています。たとえ「レギュラー」「メンソール」「フレーバー系メンソール」とカテゴリが分かれていたとしても、結局は「テリア」と「センティア」のラインナップは、ほぼ同様なのです。

では「テリア」と「センティア」で何が違うのか?それは価格です。

まさにIQOSは、価格差で「テリア」か「センティア」を選べる世界になりつつあります。

もちろんその価格差から多少の味わいの違いは生まれます。しかし、「IQOS イルマ」の「センティア」全銘柄を吸った筆者からすると、「センティア」の味わいはこれまでの「ヒーツ」とは比べ物にならないほど良くなっており、”比較すると全く吸えない”という代物ではなくなっているのです。しっかりと全てが一定の美味しさがあります。

ですので、少し美味しく贅沢に味わいたいなら「テリア」スタンダードにコスパ良くしたいなら「センティア」と、味わいは同じ上で選択できるようになっているのです。

この「同じ味わいでの値段差設定」というのが実に巧妙だと思います。

例えば、「テリア」はこの10月から値上げをしませんでしたが、それでも580円という価格は高いと感じる方が一定数いるでしょう。そんな時に、ほぼ同じ味わいを50円安く買える選択肢が残されていたら、例えばグローハイパーやプルームエックスなど他の加熱式たばこに乗り換えなくても、「アイコスイルマのまま利用を続けよう」となるのがユーザー心理だと思います。PMJはそんな世界を狙っているようにも感じました。

「センティア」オリジナル銘柄がIQOSユーザーを留まらせる

「センティア アイシー パープル」と「テリア ブラック パープル メンソール」のパッケージ。どちらも「IQOS イルマ」で初めて登場した銘柄だ。
「センティア アイシー パープル」と「テリア ブラック パープル メンソール」のパッケージ。どちらも「IQOS イルマ」で初めて登場した銘柄だ。

10月25日に新発売となった6銘柄中、5銘柄は実は「ヒーツ」にも存在していた銘柄でした。しかし、「センティア アイシー パープル」だけは、「ヒーツ」シリーズにはない、「センティア」オリジナルの銘柄となっています。

この銘柄が、非常に重要な立ち位置にある銘柄であると筆者は思っています。

「アイシー パープル」は、「テリア」オリジナル銘柄として登場した「テリア ブラック パープル メンソール」に対応している銘柄です。

つまり「アイシー パープル」があるということは、今後も「テリア」オリジナル銘柄の「センティア」版が登場する可能性が高いということです。

実際に「センティア アイシー パープル」を吸ってみると、その味わいは非常に「テリア ブラック パープル メンソール」に近しいものであり、なんとコスパが良いんだろうと思い、これなら乗り換えられると思いました。50円安い選択肢が吸ってみてすぐに生まれたのです。

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センティアアイシーパープルをレビュー!

アイコスイルマ専用たばこスティック一覧

「センティア」が12種類ラインナップになったことで、一気に総勢27種類ラインナップになった「IQOS イルマ」ですが、今後も様々な種類のものが登場していくことでしょう。

そしてそれは、「テリア」だけでなく「センティア」も増えていくということです。

価格差で選べる世界の土台は整ったーー これからも「IQOS」に注目していきます。(@iqossan