プルームテックが全国展開達成!福岡限定だった発売を解除し全国展開を成し遂げた、JTが製造販売している加熱式タバコ「プルームテック(PloomTECH)」。この記事ではその「プルームテック」とは何なのか?を「アイコス」とも比較しながら解説します。
これまで、インタビュー記事などでプルームテックとアイコスどちらが良い?というユーザーの声を紹介してきましたが、より詳細な使い方や購入方法のまとめになります。
アイコスとは何が違うのでしょうか?ニオイ?煙?味?値段?使い方?アイコスとプルームテック両方使うユーザーとしてしっかり比較レビューします。
PloomTECH(プルームテック)とは?
まずはじめにプルームテックとはなんなのか?をあらためておさらい。
「プルームテック(PloomTECH)」とは、JTが製造販売している新型の加熱式タバコです。プルームテックに対してアイコスはフィリップモリスが製造販売していますが、アイコスが大ヒットしたことに対して、JTが対抗して発売した加熱式タバコとも考えられています。
また味の切り口から考えると、
- 「アイコス」はフィリップモリス、つまりマルボロなどの銘柄の味を継承しているもの
- 「プルームテック」はJT、つまりメビウスなどの味を継承しているもの
として捉えても良いかもしれません。
更にあえてまったく別の、例えば「スマホ」などで例えるなら
- iPhoneのスマートフォン
- Androidのスマートフォン
は同じ「スマホ」ではあるものの、中身と機能は違うものですよね。そのような違いとして捉えても良いかもしれません。
まとめると、「なんか電子タバコが次々発売されてるみたいけど、アイコス?プルームテック?どういうこと??」と思っている方がいたら、
「アイコス」と「プルームテック」は同じ「加熱式タバコ」ではあるが、製造会社が違うので味や機能は異なっている
と認識すれば大丈夫です。
加熱式タバコ、新型タバコとは?
ここであらためて「加熱式タバコ」というワードが出て来たのでおさらいですが、「加熱式タバコ」とは
タバコ葉を熱することで水蒸気を発生させ、その水蒸気からニコチンを摂取するタバコデバイス
のことを指します。
これまでの紙巻きタバコは、
タバコ葉を燃やして、その煙からニコチンを摂取
していました。これまでのタバコとの違いは「燃やさない」という点なんですね。つまり「タール」が出ません。なので身体へも環境へもクリーンなタバコとして注目が集まっています。
プルームテックの外観、各部の名称 – アイコスと比較
ではそんなプルームテックの吸い方・使い方、そしてアイコスの比較をみていきましょう!
外観を確認
はじめに、こちらが「プルームテック(PloomTECH)」です。
「3つに別れてる!?」と、アイコスに親しみがある方なら思うかもしれませんが、それぞれを合体させることでプルームテックを吸うことが出来ます。
この状態だけで吸えます!例えばアイコスの場合、「ヒートスティックを本体に挿して、ボタンを押して加熱して・・」とやることがありますが、この状態でもう吸えるようになります。
ちなみに、プルームテックと新型アイコスを、大きさで比べるとこのくらいの違いがあります。
分解されている時は、プルームテックの方がかなりコンパクトですね。対して、全部セットした状態同士の比較ではこんな感じ。
プルームテックの方が細長いのが特徴です。アイコスはボタンなどがあるので「電子機器」という感じがしますが、プルームテックはもう本当に、ただの棒って感じがしますね。
プルームテックの各部名称
ここであらためてプルームテックの各部の名称を確認していきましょう。はじめに、購入時点のプルームテックの箱とアイコスの箱はこのような状態です。
プルームテックは白を基調としているのに対して、アイコスは青・そしてトレードマークのハチドリちゃんが目立ちますね。
では、プルームテックの箱から内容物を取り出してみましょう。
なお、2018年中期からはプルームテックキットがリニューアルされており、パッケージは以下の通り異なっています。
リニューアル版にはケースが付随されず、3000円での販売となりました。
さて、プルームテック本体に話は戻りまして、「充電バッテリー」と呼ぶ短い棒が、いわゆる「本体」にあたります。「え、なんかちゃっちい!」と思うかもしれませんが、それが上記で見た合体前のものになります。あらためて見てみましょう。
一番右の「充電バッテリー」がプルームテックの本体にあたり、真ん中の「カートリッジ」と一番左の「タバコカプセル」はプルームテック本体とは別売りでコンビニや通販などで購入して利用します。
プルームテック専用タバコカプセル
つまり、プルームテックは「タバコカプセル」と「カートリッジ」がアイコスでいうヒートスティックにあたります。
プルームテックの煙草箱は↑の通りですが、この中にタバコカプセルとカートリッジが入っています。
箱を開けると、タバコカプセルが薬の包装のように5個入っています。そして、カートリッジが1つ。この煙草カプセルとカートリッジを本体であるバッテリーに接続させることで吸っていきます。
様々なプルームテックのカプセルが発売されていますので、興味のある方は「たばこカプセル一覧」を是非見てみて下さい。
プルームテックの使い方 – アイコスと比較
では続いて、PloomTECHの詳細な利用方法を見ていきましょう。はじめに、吸い方を見ていきます。
プルームテックの吸い方
先ほどの通り分解されているプルームテックの各部を、合体させます。
そしてそのまま吸うと…
吸うと先端が青く光ります。この光は充電が完了している状態を表していて、充電状態によって色が変わります。
さて、プルームテックの吸い方なのですが、本当に、コレだけなんです。
コレだけ。
アイコスユーザーはここに違和感を感じますが、アイコスは「ヒートスティックを挿して、加熱ボタンをオンにして、加熱されるのを待って・・」と色々とある意味吸うまでに手間がありますが、プルームテックはそういったものはありません。すぐに吸えます。
そして、吸っている際は先端が青く点灯します。端的に言って、プルームテック本体はかなり簡易的な製品です。なので、充電状態などはこの吸う時に確認します。このように青く点灯している際は充電がある状態。赤く点灯していると充電が必要な合図となります。
吸い終わったら
プルームテックはアイコス、もしくは紙巻たばこのように、「一回につき一本を吸う」みたいな体験ではありません。明確な吸い終わりというものがないと言ってもいいでしょう。これはびっくりします。
どういうことかというと、プルームテックのたばこカプセルは、1つに通常タバコ4本分近くの容量が含まれています。なので、自分で「もういっか」と判断して吸うのを辞めるんです。
これ、はじめはとても変な感じします。「あ、あれ、、いつまで吸えるんだ・・?」とずっと吸ってしまったり感覚がつかめなかったです。ただ、慣れると意外と大丈夫。逆に言えば「3口だけ吸って終わる」なんてことも出来たりするんです。
その後吸い終わったら、そのまま専用のキャリーケースに入れて持ち運びます。そのままです!変な感じがするかもしれませんが、そのまま入れます。キャップをつけたりしても良いですが、ここはどちらでも大丈夫。
この専用ケースにはタバコカプセルも一緒に入れることが出来るので、持ち運びに簡単ですね。ちなみにアイコスとヒートスティックセットと大きさを比べると、こんな感じ。
ちょっとだけ、箱全体を考えるとプルームテックの方がかさばるかな?という感じでしょうか。
横幅を比べるとこんな感じ。アイコスの方がヒートスティックがある分ちょっとかさばるかも?でも総合的なコンパクトさはアイコスに分配が上がる気がしますね。
プルームテックの充電方法
使い方の最後として、プルームテックの充電方法を見ていきます。前述の通りプルームテックは吸った時に赤いランプが点灯すると充電の合図です。
まず、プルームテックの「カートリッジ」と本体部分である「充電バッテリー」を分けます。分けた後、充電バッテリーを充電器(充電USB)につなぎ合わせます。
それをUSB接続できるパソコンなどに繋げば充電されます。
もちろん、付随のUSBポートに繋げることでコンセントに接続して簡単に充電することが可能です。
アイコスとの違いでいえば、USBコードなどは存在せず、ダイレクトに繋げる感じが強いですね。
より詳しいプルームテックの使い方は以下の記事を是非ご覧になって下さい!「カプセルとカートリッジの使用量がどうしても違っちゃう!」などプルームテックあるあるにもユーザーの感想含めておまとめ中です。
プルームテックケースが欲しくなる
上述したとおりですが、新装版のプルームテックキットにはケースが含まれておりません。なので、ケースは別売りで購入する必要が出てきます。
公式以外にも様々なおすすめプルームテックケースがあるので、本体を手に入れたら是非下記の記事からあなたのお気に入りケースを見つけて下さい。
アイコスとプルームテックの味・ニオイ比較
ここで、アイコスとプルームテックの味やニオイを比較しておきましょう。けっこう気になるところですよね。実際アイコスユーザー50人にアンケートを取った時、「味が良い」だったり、「臭いがない」などは重要な指標となっていました。
アイコスとプルームテックの感覚の違い
はじめにここは伝えたいのですが、初めてそれぞれを吸うと、以下のような感覚を持ちます。
- アイコス:タバコ感がある
- プルームテック:タバコ感がない
です。正確にいうと、プルームテックは冷たいです。どういうことかというと、吸引する水蒸気が冷たいんです。「ぬるい」という表現の方が正しいかもしれない。
アイコスは吸う前に加熱ボタンを押して、まずヒートスティックを熱します。しかし、プルームテックはその過程がないのです。ここまで見てきたように、セットしたらすぐ吸える。つまり、タバコが熱されていません。
プルームテック独自のタバコリキッドを水蒸気として吸引するだけなので、冷たいんですね。
アイコスとプルームテックの味、種類比較
では味を比べていきましょう。
アイコスは、現在様々なフレーバー(味)が発売されています。大きく分けて通常のレギュラー系と、爽快なメンソール系が複数種類ずつ展開中。
対してプルームテックは、現在全5種類のフレーバーが発売されています。
それぞれ左から、
- ブラウン:カフェモカフレーバー
- レッド:アップルミントフレーバー
- パープル:甘いメンソール
- イエロー:レギュラー
- グリーン:メンソール
というもので、発売当初から比べて多くの種類が登場してきました。
上述したとおり、吸うと冷たい空気が入ってきますが、それぞれしっかりとタバコです。しかし、プルームテックの方がやっぱり「タバコ感」は薄いですね。気軽な味が楽しめるのがプルームテックかと思います。詳しい味の比較は以下の記事から!是非チェックしてみて下さい。
アイコスとプルームテックの臭い比較
そして重要なのが、臭いです。アイコスは臭いがないと言いつつも、なんだかんだ臭うのが正直なところ。ではプルームテックはどうでしょう?
ずばり、プルームテックはほとんど臭いがしません。
どれだけしないかというと、非喫煙者の方に煙が吹きかかってしまった際、メンソールの場合「なんかミントの香りがした」だけの感想でした。タバコらしい「くさい!」という思いはほとんどなかったそうです。
それもそのはず。プルームテックは冷たいに起因しますが、熱していないのでタバコ感がないのは臭いの軽減まで影響していたのです。
臭いを徹底的に気になされるなら、プルームテックの方がその点はまかなえていると思います。
プルームテックの発売状況。東京・全国発売日は?
そんなプルームテックですが、2017年5月までは福岡限定の発売でした。理由としては生産が全く追いついていなかったからです。そのため、プルームテックの通販価格は定価の4倍や5倍になってしまうこともありました。
それが、いまや全国展開を成し遂げてしまいました。すでにプルームテックユーザーは400万人を超えておりその数はどんどん伸びています。
また、通販体制も整われており公式サイトで全国どこでも購入できるようになってきましたし、アマゾンなどの通販価格はだいぶ安くなってきました。
- リンク:プルームテックの最安値通販
- リンク:プルームテックのコンビニ全国販売予定表
プルームテックの購入方法
ここまでプルームテックの使い方や、アイコスと比較しながらどんな特徴があるか見てきました。で、気になるのが購入方法。
プルームテックの購入方法は大きく分けて、二つの方法があります。
- プルームテック公式店舗「Ploom Shop」で購入する
- 通販で購入する
- コンビニで購入する
【1】プルームテックショップで購入
Ploom Shop(プルームテック専門店)は、プルームテックのみを扱うJTの専門店舗で、2016年に福岡でオープンされてから、ずっと福岡限定での展開でした。しかし、2017年6月よりその状況が変わり始めました。
東京に新店舗がオープンしてから続々とプルームテック公式店舗数を拡大しています。あまりに増えてきたので全国店舗のまとめは以下記事にまとめました。
【2】通販で購入
続いての方法が、通販での購入です。通販でなら、全国どこでも購入が可能。しかもプルームテックはアイコスと違って「タバコカプセル」を公式通販から購入することが出来ます。ので、通販で本体も購入しちゃう人ってけっこう多いです。
全国販売の話が出てきてから通販価格もかなり低下してきました。気になる各通販サイト毎の最新の最安値価格は以下からご覧下さい♪
また、通販ならプルームテック本体に名入れすることも可能。プレゼントに結構人気で、こういったサービスは通販ならではですね。
ただ、こういった通販だと値段が高い・・。という側面も。以下の記事では毎月プルームテックの最安値を追っていますので、最安値に興味ある方はチェックしてみてくださいね。
【3】コンビニで購入する
2018年より全国展開を開始し、コンビニでのプルームテック購入が簡単になってきました。更に全国展開にあたっては定価も3000円という設定になっています。
その分キャリーケースなどもなくなっていますので、全国展開バージョンを購入する際は注意するようにしましょう。
プルームテックとアイコス、どっちがおすすめ?
では最後に、プルームテックとアイコスどちらかおすすめか見て締めくくりましょう。
当然それぞれにメリット、そしてデメリットがあります。例えば、「値段・味・臭い」それぞれの評価だと、以下のようになるでしょう。
値段
- アイコスの定価:7,980円
- プルームテックの定価:3,000円
これを見ると圧倒的にプルームテックの方が安いですね。値段ならばプルームテックに軍配が上がるかと思います。
以前は4000円だったプルームテックは今や全国展開に合わせて1000円値下げとなっています。更に買いやすくなって登場するので、定価で言えば3種の加熱式タバコの中では断トツの安さとなります。
味・タバコ感
上述したとおり、タバコ感でいえば圧倒的にアイコスです。プルームテックは薄い、冷たい。という印象が強く、上質な味を楽しむのであればアイコスをおすすめします。
しかし逆にいえばその分「気軽さ」がプルームテックにはあるかもしれません。
味はとても重要なので、通常の紙巻たばこより上質な味わいを楽しむことが出来るアイコスの強さはかなり強いです。
臭い
臭い面では、紙巻たばこと比べればどちらも非常に削減されています。しかし、どちらかというとプルームテックの方が臭いが少ないですね。ずっと吸っていれば別ですが、数回で終わるのであればプルームテックは本当に気になりません。
それぞれを2年弱利用してみて
これまで、アイコスとプルームテックを2年弱利用してきました。大まかな違いは上記の通りですが、アイコス・プルームテックを長年使った感想を、それぞれ以下の記事にまとめています。
長年使わないとわからない良いところ・悪いところというものもあるので、是非参考にしてみて下さい。
新型の加熱式タバコはどんどん市場を拡大しています。段々と手に入りやすい環境も整いつつある昨今、加熱式タバコが増えればそれだけ世の中がクリーンになってくるというもの。
引き続き当サイトでもしっかりと情報まとめていきたいと思います!
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